雑記の表紙はグリーン

ジャニオタ備忘録(語るタイプ)

こんなに優しくなれたのは君がいたから

真ん中の存在を考える。センターというのは誰もが一度は憧れる場所なのではないだろうか。群生の中心に位置し、とりあえず注目を集めるのはいつだってセンターだ。0番に立っている人は主役だし、スポットライトは必ず当たる。

They武道は、誰がセンターに立っても似合ってしまうグループだと思う。3人だから、どう結んでも必ず頂点が現れるし、横並びなら、二点を結ぶ直線の間に必ず一点が存在する。必然的なポジションに誰が立っているかでカタチを微妙に変えて、それを成立させる。あくまで推察だけど、自分たちの見せ方をちゃんと分かっているからそうできるのだろうなと思う。それは、亮太くんの振付だったり、林くんのステージング能力だったり、今年はクリエをはじめとして様々な場面でそういうことを端々から感じられた。

 

江田くんがセンターのThey武道は、あえて定めるなら、まる、かなぁと思う。丸。円。マル。○。角がなく優しくて、それでいて洗練された曲線を持つ、つるんとしたカタチ。

 

もう当たり前のように全員ダンスが上手だけど、表現力においては江田くんが一番!だとわたしは思う*1。江田くんといえば注目されるのはエロティックな艶めかしいダンス。林くんも「江田さんはクネクネ」って言ってます。思わずため息を漏らしてしまうような、艶めかしい夜のにおいを醸し出す江田くんは、けれどもそれだけじゃない。クネクネと称されるそれだけの印象で見続けるとびっくりしてしまうほど、ロックダンスの力強いこと!かと思えばお得意のにゃんにゃんポーズをばっちりキメて、客席をハートマークでいっぱいにするようなかわいい振付を踊ってみせたり。

江田くんは、演じることがとっても上手にできるひと。滝沢演舞場で演じた半蔵は、観客に少なからず衝撃を与えたことだろう。欲に塗れ、鎌倉殿に左右される武士たちの中で、ただひとり動じずに異質な雰囲気を漂わせる人斬りの半蔵。普段の江田剛とはかけ離れた人間を、まるで初めからそうだったかのように身体に宿らせて舞台に立っていた江田くんは紛れもなく役者そのものだった。アイドルとかそういう立ち位置を取っ払って。千穐楽、弁慶を演じる京本政樹さんがアドリブで、刃に倒れる若い味方武士たちを慈愛をもって哀悼したとき。「感情がグツグツになった」江田くんは、魂から半蔵を演じていたのだ。

 

林「山本はとにかく元気。」

山本「(略)翔ちゃんは冷静で、最近はオレらをまとめる意識も強くなってて心強い。江田ちゃんは、いるだけで癒されるマスコットキャラだから。」

(TVfan 2014 9月号)

林「役割分担としては、俺が全体像と歌割りを考えて、山本が構成・振付で、江田ちゃんは…マスコットキャラ(笑)」

(Dance SQUARE vol.3)

江田くんは、両隣の林くんと亮太くんに言われたい放題。もう、おじいちゃん?ってくらいの扱われようで。ふたりが、もう江田ちゃんったらしょうがないなぁ、って感じで接しているのはThey武道のかわいい魅力のひとつです。27歳最年長がマスコットキャラってどういうこった、と思わないこともない。笑

でもそんな風に言えるのも信頼があるから。江田くんが優しいから。江田くんが、そこにいてくれるから。いるだけで愛おしい、と言ったのは亮太くん*2。誰かにとってそんな存在になれる江田くんはすごいと思う。しかもそれがグループという、ある種の運命共同体での位置づけなんだからもっとすごい。なんにもしない!(いやちょっとはしてたけど!)と言われてはいるけれど、きっと江田くんがいなかったらあんなに素敵な景色は見られなかったのだと思う。近づいては離れを繰り返す亮太と翔太*3の真ん中で、江田ちゃんがそっと両手を握ってくれれば、三人はちゃんとした距離感でいられるんです。わたしは、林くんだけ打ち上げの焼肉に来なかった!*4という話の最後に、「じゃあ今日(の打ち上げ)は全員でいこうね?」って言った江田くんが大好きです。

あのステージで、林くんと亮太くんはぐるぐる回っていて。ならば、そのサークルの中心にいるのは間違いなく江田くんだ。They武道が描く円は、江田くんを中心に広がっている。

 

江田剛くん、27歳のお誕生日おめでとうございます。メンバーだけでなく、ファンにも優しくいてくれる江田くんの心にいつも温かさをもらっています。全国ツアー、最初に明言してくれたのも江田くんでした。その夢がかなうように、江田くんが林くんと亮太くんとみんなで素敵な景色が見られるように、これからも微力ながら応援させてください。

最後に、わたしが心から尊敬する江田くんの言葉で終わります。優しいハートにつよい向上心といくつもの魅力的な表情を抱く江田くんの新たな1年が、実り多きものでありますように。

 

大変だと思うこともありますが、すべては自分のためであり、今後のためなので、まったく苦になりません。

PLAYZONE IN NISSAY パンフレット)

 

*1:素人意見にすぎないけれど

*2:クリエ5/21昼

*3:意見の相違的な意味で。お互いに目標は一緒なのに考えるプロセスが違うんだろな~っていう勝手な考察のもと。例)クリエにバックをつけるか?

*4:林くんはその日の公演の映像を確認してから行こうとしたら、しょーちゃんが来ると金かかるから…と亮太くんが終わったことにしてしまった、というなんともおかしい話。(だってあの人弁当食べてたもん!by亮太くん)(それに対してとりわけ腹を立てるでもない林くん…)