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ハッピージャニオタ舞台班(メルヘンタイプ)の備忘録

これからも僕は歩いていく

2013年10月16日を覚えているだろうか。

わたしはカラオケ屋さんで部屋が空くのを待っていた。ひとりで。(ひとりラーメンもひとり牛丼もへっちゃらなのでひとりカラオケも全然オッケーです。誰にも気を遣わず採点機で目標95点に向かってひたすら歌い続けます。)店員さんが空のトレーを持って客室のほうに行ったから、もうすぐ呼ばれるぞー歌うぞーと思っていたとき、握りしめていたケータイが震えた。情報局の会員サービスのメール。舞台班担にとってそれは大きな現場がなければ大した用事はない。ドラマかなんかの宣伝かな~と思って何の気なしに内容をチェックして。

そこにあったんです。

【ふぉ~ゆ~ 1st live】って。

……目玉、ひんむいたよね!そんなことは知る由もない店員さんがスマートに案内してくれて気がつけばマイクを握りしめていたけれど、震えて仕方ないよね!90点も出せないよってくらい開いた口がわなわなしていた。えっ?ライブ?単独?まじぽん?クリエじゃなくて?えっ大阪……?11月……???予期せぬ事態に何も呑み込めなくて、でも【ふぉ~ゆ~ 1st live】はディスプレイですまし顔。またメールするから申し込んでね!と事務所お得意の急な誘い。はい、大丈夫です!慣れてます!とりあえず大ごとだってことはわかって、友達に片っ端から協力してくださいと声を掛けて。

でもそれが無駄になってしまうのに時間はかからなかった。翌々日くらいには、やっぱり情報局は受け付けません一般で電話してな!ということになったからだ。なんだよせっかくの1stライブじゃねーのかよ!と思いながらも、主催がテレビ局だからってことで納得して*1大阪のテレビで先行あるよ~と言うのでどうにかこうにかしてその番組見れないかな……と怪しいラインを探ってみたりして。

でもでもそれも無駄になってしまうのにやはり時間はかからなかった。前兆は、前日にジャニウェブからスケジュールが消えたこと。でもまだ主催のサイトはあるし、操作ミス?くらいに思っていた。というより思うことにしていた。それが翌朝―2013年10月23日のことである―番組先行の話がなくなる。そして、昼にTwitterを開いたとき、もっとも知りたくないお知らせが舞い込んできた。

……なんだよ、中止って。誰かが事務局に問い合わせて初めて発覚したこと、だったと思う。公式にお知らせが来たのは夕方ごろだったろうか。それまでに行動派のおたくたちが懸命に情報を収集して、主催と企画とで言っていることが違っていたり、混乱の中でわずかな希望を掴みたかったはずなのに結局は「中止」の二文字で。

 

あれは、もう、なんというか。悲劇と言えばいいのか、悪夢と言えばいいのか。わたしはどっちもだと思っている。事務所に入って十数年、やっとの思いで実現するはずだったほんとうの*2単独ライブ。あんまり悲劇のヒーロー扱いしたくないけど、でもやっぱり苦節を無視できない、ここに来るまでにどれだけの時間と歩みがあったのだろう……ってことがあるだけに重みのある今回の決定だったわけですよ。それは本人たちもファンも同様にね。そんな、やっとの場所が、たったの一週間で水の泡だなんて。どんな夢物語だよ。みんなの胸の高鳴りは、たったの一週間分じゃなかったはずで。あんなことこんなことやってほしいっていう妄想も、何としてでも全ステ!(※あくまで一例です)とかいうエネルギーも、完全に行き場をなくしてしまったわけです。翌日のスポーツ新聞には「完ぺきを求めて」という一文が。今更何を言ってんの。

この中止の何が悲劇かって、本人たちに非がないこと。メンバーの誰かが何か問題を起こしたのであればまだタレントの責任かもしれないけど、まったくそういうことじゃなくて。錯綜する情報に明らかな落ち度が見えてしまったのは主催と事務所の連携。実際のところ何が決定的な理由なのかは今更知る由もないけれど、もしもっとちゃんと企画ができていて状況が整っていたら。わたしは大阪で、何かしらの奇跡を目撃できたかもしれないのに。そう思わずにはいられなかった。

 

あれから1年かぁ。

なんて、秋の空を見ながら懐かしんでしまった。早いんだか遅いんだか。

今のふぉ~ゆ~のステージは、1年前よりだいぶ上がっているのだと思う。ロングラン作品の出演者として通年舞台に立ち続けているのはもとより、そんな忙しい日々の合間を縫うように現場以外の仕事もある。毎週のラジオ。週替わりのweb連載。今年の10月からは、なんとワイドショーのレギュラーまで。その番組のロケで名所めぐりや食リポもしている。メディア露出に付随する雑誌の定期掲載。雑誌に関しては、創刊号の表紙を飾った。昨年に続いてクリエでメインステージを成功させた。

応援するには現場に行くしかなくて、見られない(仕事がない)期間をつい憂いてしまう。そんなグループだったふぉ~ゆ~。今や、様々な媒体で彼らの活躍を見て、ことばを聞いて、より身近に彼らの存在を感じられるようになった。もちろんまだまだこれからなんだけど、それでも着々と前に進んでいくふぉ~ゆ~の歩みは素晴らしいものだと思う。あのライブは幻になってしまったけれど、そんな悲しみを払拭してくれるくらいふぉ~ゆ~は今日もきらきら輝いています。目標を掴み取る力のある人たちだから、あとはそれが叶う未来がちゃんとくることを切に願う。

 

……とはいえだよ。1年前に大人たちが招いてしまったことは、ジャニオタ人生における許せないことマイベストにきっちり入っていますゆえ、なかったことにしないでどうにかしてね!とはずっと思っていますよ。その過ちは、夢を夢で終わらせないことでしか償えないとは思いませんか。というわけで単独コンのお知らせマダー?(AA略)大阪でも名古屋でもどこでも、ケータイ握りしめて今か今かと待っているよ!

*1:まぁこの時点でおかしいっちゃおかしい

*2:クリエは厳密には一公演扱いだし