Hello, my mars.

ジャニオタ備忘録(語るタイプ)

「何か」

眠れないからまた記事を書くんだけど、このひとまた更新してるー!暇なのかなー!とか思わないでください。笑

たたみます。

 

 

 

 

 

すごくいまさらの話をします。滝チャンネルの話。ふぉ~ゆ~が3年前に書いた手紙を自らメンバーの前で読む、という内容でした。わたしは正直こういったお涙ちょうだい系の企画は苦手です。なんかそういうのは裏でやっててほしい、得る感動はもちろんあるけれど、もっともっと成功、たとえばデビューしてからとかにしてほしい。苦労を美談として煽るのはやめてほしい。そう思っていて。それが、番組プロデューサーの滝沢くんの意図からは逸れているのはわかっています。滝沢くんの売り出し方を否定することもあんまりしたくないんだけど。好みの問題です。*1*2

それはさておき。もう今更見返すこともしたくないので引用的なかたちはとれないけど、ひとつだけどうしても忘れられない言葉がある。

 

「やめたら何も残らない」

 

言ったのは松崎くんだ。仕事がなくて後輩が売れて、なんて状況に多感な学生時代から身を置かれて、何度も辞めてしまおうか迷ったときに、でも今辞めたら何も残らない、と思って踏ん張ったという話。その言葉を聞いたときにすごいなぁって思った。きっとわたしだったら簡単に楽になる道を選ぶと思う。自分を言い包めるのは簡単だ。でもあのときああやって頑張ったよね、あれはよかったよね、我慢もしたよね、って、簡単に自分を甘やかしてしまうことは本当に簡単だ。結局は自分の感じ方次第なのだ。でも松崎くんはまだだと思ったと言う。まだ何か残したい。

それは、自分自身になのだろうか、まだ見ぬ客席に座るファンになのだろうか……どちらも、あるいはどちらか。アイドルは夢を売る職業だとしばし言われる。まだ売りたい夢があったのかもしれないし、自分が見たい夢があったのかもしれない。

すごく、似たフレーズを知っていた。顔を蒼くして、今にも高層ビルから飛び降りそうな人。親友だか、親だか、師だかが、その人を助けたい一心で叫ぶ。

「死んだら何も残らないじゃないか!」

退所とはアイドルとしての活動を終えること。べつに、辞めたくらいじゃ命を落とすことなんてない。でもそれは、自分を形成していたものや誰かの中で育っている自分を殺すことになるのかもしれない。松崎くんがそういう意味で言ったとは到底思えないが*3、わたしはちょっとだけ、そんな風に思ってしまった。

松崎くんだけじゃなくふぉ~ゆ~全員がきっとそうで、みんながギリギリの淵をなんとか落ちないように歩いていた。その中で彼らは出会い、仲間となり、衝突や和解を繰り返して今に至る。辞めてしまおうかと嘆いていた少年たちは今、大人になって、「いつか自分たちを知らない人がいないくらいおっきいグループになろう」と言うのだ。

彼らはわたしたちに、確実に何かを残している。ステージを観に行くたびに植えつけられる新鮮な感動。言葉尻ひとつとっても愛おしい存在だ。「何も残らない」なんてことは、もうない。でもきっとまだまだ彼らは歩みを止めないのだろう。「何か」が膨らんでいく。夢?野望?希望?愛?なんだろうね。

ふぉ~ゆ~だけじゃなくって結構いろんなアイドルがこういうことを言っている。身を削った商売とは大変なものだ。でもみんな、みんなが、この時代この季節この日にアイドルとして存在してくれていて、よかったと心から思える。

 

先日も記事を書いたけれど、They武道のweb連載が決まった。

そんな未来を誰が予想したんだろう。たとえば予想したとして、それをずっと抱き続けてこられた人が何人いただろう。言ってしまえば彼らは押されていなかった。いっつも中途半端な位置を泳ぐようにたゆたっていたのに気づけば深海にいて。現場はある。でも羨みたくなるポジションに他の誰かがいた。いつの間にか雑誌にも呼ばれなくなった。あんまり否定的なことは言いたくない。でも事実だ。その夢を理想を、手放したくなったって誰も責められないような状況だった。

それが2014年、やれ雑誌復活だの特集だの、やれ単独公演だのと、さらに連載だなんて、もうびっくりするくらい目覚ましい躍進を見せてくれた。輝きを得た彼らは、もはや誰かと比べた位置なんて関係なく、自分たちで自分たちの居場所をちゃんと作っていた。コンサートでは目前に嵐しかいなくて、プレゾンではメインでパフォーマンスを1曲やっていて。誰かにくっついて回るような活動はもうとっくに終わっていて、はじめは見えていなかった「グループでいること」の意味をきちんと理解して成長を遂げていた。ファンがたくさん増えた。

世間的にはまだまだなのかもしれない。それでもThey武道が確実に何かを残している。それは、今まで活動を続けてきたからこそ叶っている景色だ。彼らがくじけなかったからだ。だからわたしたちは応援したいと強く思うことができる。ひたむきな彼らに心を突き動かされている。

ぜいも、思ったかな。辞めたいって思ったときがあったかな。その思いを知る機会が、あるのか、ないのかわかんないけど、どっちだっていいかな。今、ここにいてくれてありがとう。ずっと、ここに居続けてくれてありがとう。辞めなくてよかった、これで合ってたんだって、思ってくれているかな。早いところ、タイトル案応募しますね。

 

ちなみに滝チャンネルの話をもうちょっとすると、唯一堪え切れずに涙してしまったフレーズはまたまた松崎くんの「なんにも知らないのに、すごいよね」でした。表面上はおとぼけ担当!当たって砕けろあっけらかん!って感じのキャラクターで愛すべきおばか力も炸裂しているのに、どうしてこうも繊細なことばが出てくるんだろう。柔らかくてもろいところに触れてしまったかのような感じがした。

だいすきな越岡くんに対しては、彼がずっと抱いてきたずるさにとても人間味を感じてさらに惹かれました。誤解を恐れず言うと。優しくて物静かで、って、ほんとはちょっと卑怯だったりして、でもそんな人間性に彼も皆も守られていたのかなぁと思う。わたしは越岡くんが大人になってからのファンなので、少年期の越岡くんに出会ってみたくなりました。おしまい。

*1:状況はちょっと違うけど、歌舞伎千穐楽のお手紙のくだりは軽くヘイトしてます。内容の問題じゃないけど

*2:とかいいつつThey武道でそれやられたら本気で感涙しちゃうと思う

*3:そこまでネガティブでもないだろうし