雑記の表紙はグリーン

ジャニオタ備忘録(語るタイプ)

ハローハロー・ワンダフルトゥモロー〈宇宙Six1周年〉

2017.11.11。宇宙Six、1歳のお誕生日おめでとうございます。一年前と同じように思いの丈を残しておく。

 

 

「明日が怖い」と思うことが、何度もあった。一年前もそうだ。事前に届いたよからぬ噂に、それが福音と知る由もなく。明日が来たら、もう、They武道として彼らではない、わたしの愛する形は消えてしまうのだと泣いていた。合同クリエで初めて宇宙Sixに逢えるってときも、ほんとうにわたしの好きと呼応するのか、分からなくて、そのときを迎えるまでずっと不安だった。あんなにキラキラのブログを書いたくせに、もし「違う」と思ってしまったら?応援したい気持ちがあっても、違和感が勝ってしまったらどうしよう、と、漏らす必要のない泣き言をTwitterに吐き出したりもした。*1

 

けれど。それでも。
早く、と身を乗り出す自分がいたのも、また確かだ。

 

どんなに怖くて不安でも、ネガティブな感情が巡っても、その先に待ち受けるものをこの目で見たい!と逸る気持ち。彼らの選んだ世界には、どんな色がつき、どんな光が射しこんでいるのだろう?それを感じたい!とドキドキする心臓。よく知った安心できる景色はもうないかもしれないけれど、結局、彼らの感覚を信じて生きていきたい、と思う心があったから、今日までの宇宙Sixを見てこられたのだろうと思う。

 

宇宙Sixが見せてくれる『明日』は、いつだって輝いていました。

 

合同クリエ、宇宙Sixコーナー。暗闇の中、スポットライトに抜かれ露になった6人のディティール。黒を基調とした衣装に映えるアクセントの金色がつよい光を跳ね、ギラリとまばゆさを見せた。そんな“初対面”、絶対に忘れることができない。一秒で心を奪われた。

単独クリエ。OPのasterisk。まさに宇宙を連想させる青緑の照明に、銀の衣装のキラキラを纏い立ち構える宇宙Six。〈行こう 常にnext stage asterisk描こう〉と歌う彼らに、これ以上最強の幕開けはない!と体が震えた。

亀梨和也くんのソロコンサート。亀梨くんの圧倒的な世界観をバックとして支えながら、セクシーパフォーマンスでは新境地*2を魅せ、さらには演出として先輩のコンサートに携わるという大役をも勤め上げた。コンサートでの『Jr.コーナー』も、彼らにとっては新鮮で。前身のグループでは叶ったことのない景色だった。

コンサート以外にも、舞台やTV番組への出演など数々の新しい仕事。ついには自分たちが主演の舞台まで決まった。正直驚くほどだ。宇宙Sixになったらこんなに仕事が決まるの!!?彼らが集結したことにより生まれた勢いが、たくさんの魅力が、溢れ出して止まれないのだと思いたい。あといくつ寝れば、明日は。そう、心待ちにできることが、今、こんなにも楽しい。

 

松本くんが宇宙Sixにいてくれてよかった。

グループが結成された当初、わたしは、松本くんはまぁ想定内だし……と特別驚きはなかった。それが当然の流れだと思っていた。けれど、そう吞気に考えていられたのは、彼がまったく当たり前なんかじゃない「生き残る」選択をし続けたからに他ならないと、愚かにも最近気がついた。仲間たちが離れていっても、彼だけがその地で踏ん張ったから。今、リーダーと呼ばれ、宇宙Sixの代表として挨拶をする。「マジで幸せしかないんだよなぁ……」そう噛みしめるように言う。その「幸せ」は、松本くんの大きな勝利の勲章だ。どうかそれを、これからも、宇宙Sixで輝かせてほしい。

 

よしくんが宇宙Sixに来てくれてよかった。

グループのお笑い要素を担い、チャンスを見つけては果敢に挑んでくれるよしくん。スベリ芸……!?となることもままありますが笑、さておき、誰でもその役割を引き受けられるわけじゃない。よしくんのひたむきで聡明なところにいつも感心する。何かあれば原、原ちゃん、って、お兄ちゃんたちもよしくんのことをものすごく頼りにしていて、にこにこの笑顔の中心にはよしくんがいてくれるなぁ、ってこちらも笑顔になりながら思う。ダンスが上手だと知ってはいたが、その認識は浅はかだったと感じるくらい、誰をも食らい尽くす勢いで踊りの才を発揮するよしくん。その多彩な多才が、これからの宇宙Sixを引っ張っていくのだろう。

 

めぐちゃんが宇宙Sixに来てくれてよかった。

はじめは口数少なく後ろに下がりがちだっためぐちゃんが、今では喋りすぎてヒートする亮太さんをあやして止めるという荒業(?)を身につけていたり、バラードのとき棒立ち!と笑われていたのが嘘みたいに自然に、かっこよく振る舞えるようになっていたり。20歳の止まらない成長は、見ている側にとっても鮮やか。めぐちゃんは、絶対に誰のことも悪く言わない。弄られがちなよしくんのことを、誰よりも励まして応援するし、お兄ちゃんたちの自虐的なエピソードに、でもそれはこういうことですよね、ってフォローを入れてくれる。めぐちゃんの「愛する力」がとっても偉大で、めぐちゃんを見るメンバーのまなざしはいつもあたたかい。めぐちゃんがいれば、宇宙Sixはずーっと優しくいられるんじゃないかなぁ……って思う。

 

They武道宇宙Sixになってくれて、ありがとう。

2015のクリエで、「みなさんはThey武道のもの。They武道は\みんなのもの/」のC&Rが生まれ、亮太さんが「これからも一生それでお願いします!」って叫んだとき、その言葉の重さに笑いながらも、ほんとうに一生を願ってやまない自分がいた。じゃあ一生それで、あなたたちのままでいてくれ、They武道を見続けられる未来であれ、と。『あの日の未来』は、もしかしたら、ここじゃないのかもしれない。けれど、これでよかった、と思わせてくれたのもたしかに3人なのだ。ちっちゃくってかわいくって、パフォーマンスはクールだけど話すとフワフワな愛おしい3人が、新たに3人と手を携え、色や形を変えていく。変わらないでってあんなに願ったのに、時が止まることさえ考えたのに、今は変わっていく姿にワクワクが湧き出てくる。あのとき足を止めないで、前に進んでくれてほんとうにありがとう。

なんて言っても、やっぱり3人が一緒にいてくれることも同じように嬉しいんだけど。はやしくんと亮太さんと江田さんが並んだときに、They武道だ!って、考えるよりも先に理解する不思議な感じ。ちゃんと宇宙Sixなんだって分かってるんだけどね。感覚に沁みついた好きの気持ちが、変わっていく形の中でも変わらずに確認できること。ほんとにほんとに、その手を離さないでいてくれてありがとうね。これからもよろしくね。

 

一年は、長いようでほんとうに短い。宇宙Sixも、ずっとやってきたように感覚に馴染んできた……ような、でもあれから一年って考えると恐ろしいスピードで時を駆け抜けてしまった気がする。何もないところからはじまった、わけではない、そんな彼らだからこそクリエ・亀梨コン・湾岸と経て、着々とグループになっていく過程が心から愛おしい。個々のクオリティだけじゃない、心が合わさっていくように高められていくパフォーマンスとか。キャリアや年齢の差をちょっとずつ、ぴょんと飛び超えたり飛び降りたりしているのかな?と感じられるMCの雰囲気とか。こうやってひとつになっていくんだ。尊い創造の瞬間を、今わたしは見ている。

 

先日行われた湾岸LIVEの宇宙Six公演。本編最後に彼らが選んだ曲は、嵐の〈素晴らしき世界〉だった。

僕らは泣いて笑ってそれでも明日を夢見てしまう
ありがとう素晴らしき世界

彼らの歌声とともに、それまでずっと会場の壁を覆っていた暗幕が開けていき、一面が光に包まれる。オレンジ色のあたたかい、やわらかな光。闇を抜け夜が明け、新しい景色がやってきた、まるであの日のようだった。宇宙Sixの美しい世界に射しこむ光は、こんなにも優しい。またひとつ、新しい色を知ってしまった。

「これからも一生それで」なんて言っていたはず、なんだけど、「また明日!」って言われた。明日はコンサートないんだけどな。でも、また明日!なのだ。漠然とした遠い先でなく、『明日』。また夜が明けて、きらめきを増す宇宙に、輝く明日は必ずある。

 

〈未来とすれ違う今日〉は。
〈与えられた現在〉は。

〈君が望んでる明日〉であり、〈色を加え塗り描いて行く"近い将来"〉に、きっとずっと、つながっていく。

 

余談だけど。このコンサートの本編ラストが〈素晴らしき世界〉で、EC1曲目が〈Wonderful World〉なのだ。〈これからが素晴らしき世界〉の先が〈動き出せ一歩 はじめようWonderful World〉なのだ。今の宇宙Sixを象徴しすぎていて笑えるくらい。偶然かもしれないけど*3そういうとこ好き。宇宙Sixの素晴らしき世界を、もっともっともっともっとずーーーっとたくさんみせてください!おめでとう!ほんとうにおめでとう!生まれてきてくれて、ありがとう!

 

 

 

 

一年前と同じくはやしくんの話もしておこう。わたしはまったくもって鈍いおたくだから、はやしくんの考えてることなんて全然分からない。けれど、クリエで、湾岸LIVEで、みんなと一緒にステージに立つはやしくんの姿が、今のわたしにとっての全てです。宇宙Sixになることで、悩んだりもした、かもしれない。ファンの気持ちを汲みとるのがとんでもなく上手なひとだから、複雑な思いでいることまできっと分かってくれていたのかもしれないなぁ。でもはやしくんは今、宇宙Sixでいることを選んでる。それをずっと全力で応援したいとつよくつよく思っています。

……っていう書き方をすると、まるで宇宙Sixにいるはやしくんが楽しくなさそうに見えてるの?って感じだけど、そうじゃないです!笑 とくにMCのときとか、今までよりもよりのびのびと、ふわふわ増長?ってくらいに、やわらかいはやしくんを見ていられるなぁ、と思っていて。それはきっと仲間たちにいろんな荷物を預けたり、いっしょに持ったりすることができているから、なんじゃないだろうか。おそらく。はやしくんが宇宙Sixについて雑誌で「ここがホームになるんだなと思った」と語っていたのが印象的で。そこがはやしくんの愛をはぐくむ場所になるのなら、それを選び続けるのなら。はやしくんの明日は、いったいどんな色なのでしょう。「宇宙Sixのはやしくん」1周年、ほんとうにありがとう。これからもどうぞよろしくね。

 

これからが素晴らしき世界
Hello, Hello, My New World, Hello, Hello, Sing a Little Song

 

*1:あのときそのときでお世話になった方々、ほんとうにありがとうございました。

*2:異論は認めん。w

*3:亀コンのECでもあるしね