雑記の表紙はグリーン

ジャニオタ備忘録(語るタイプ)

You Shall Go To The Ball, CINDERS!!〈ソーホー・シンダーズ ACT1〉

 ミュージカル『ソーホー・シンダーズ』のシーンごとの感想です。ACT1。

 

※後の展開を知ってるテイで書いてる部分があるので、基本的には見た人向けかも
※シーン名はテキトーにつけてます
※一回だけ○○な回があった、とかは自分が見た公演の範囲の話です
※一幕分だけなのに読むのに体力を要する長さです(約2万字)

以上ご了承の上お読みいただけますと幸いです……!パッションだけしかない!(思いついたら随時書き足してるかもしれません)

 

 

 

SOHO CINDERS【ACT1】

 

【S1 オープニング(オールド・コンプトン・ストリート)】

〈♪M1 Old Compton Street〉

  • 西川大貴さんのタップから。毎公演違ったリズムを届けてくれました。芸達者だなぁ。
  • ポケットからネクタイを引き抜いて(シュッ!って口で言うのがかわいい)襟元で結ぶと、名もなきタップダンサーからサーシャという登場人物になる。その様が、物語の中に入っていく感じというか、裏を返せば、名もなき人たちにも名前と個性があり、みんながロンドンの街に生きてる登場人物なんだ……という、客席のわたしたちも一人一人がサーシャを介して物語に引き込まれていく感じがして良い。サーシャは、自らも周りの人や出来事に振り回されながらも、語りとして物語を俯瞰から眺めてもいる。我々観客に非常に近い立ち位置の人間なんだと思う。
  • ソーホーのオールド・コンプトン・ストリート。ごくありふれた春の日の午後7時。
  • 大きく伸びをするヴェルクロ。夜なのにどことなく朝感。ソーホーがエネルギーに満ちてる時間なんだろうな。
  • オープニング最初のフレーズが〈覚悟決めて さぁ、おいで めくるめく世界の幕が上がる〉なのがもう~~~~~~本当に最高で……初見で勝ち確……って感じだったんすよね……。覚悟決めて、なのが良い。意思を持つ者としてこの物語に生きなさい、と言われているようで。豊原江理佳さんの歌声がまた素晴らしくて。幕が上がる、やわらかい布というより、シャッターをバーーン!と持ち上げてくれる感じが。この高揚感は筆舌尽くしがたいので、ぜひ劇場で味わってくれな……!
  • サーシャの合図でヴェルクロが歌い出し、ヴェルクロの歌で街のみんながにぎやかに動き出すのがとても舞台的で良い。
  • 開始3分でじたんのパパ活が見れる舞台!!!!!!お金に困って貴族のオジサマから援助を受けてしまうロビー。かわいい若者いディナーをご馳走しポケットマネーまで渡してしまうベリンガム卿。二人の心情を紐解けば中身はちょっと違うんだけど、外側はもう立派なパパ活です。のちにヴェルクロもシュガーダディ―って言うしね。
  • 開始3分でじたんのパパ活を見せられて狂わないオタクがいるか?いないだろ。
  • お金を渡されて気まずくなってるのに、「次はいつ会える?」って聞かれたらにこやかに「電話して♡」って言えちゃうロビー、ベリンガム卿とぎゅっとハグしちゃうのも、騙すとかじゃなくてベリンガム卿はベリンガム卿で好きなところもあって~*1て感じで、ほんとロビーそうゆうとこだぞ……。
  • ダナクロvsロビーは、塀の上のおネコちゃんとお庭のワンちゃんって感じで見てます。
  • いじめられてはいるけれどちゃんと言い返したり、たくましく生きてるなロビー。
  • 突然ロビーをアパートから追い出してしまうダナクロ姉妹。「母さん」を気にするロビー。「はい!母さんが行くよ~?」ロビーのお母さん=遺灰の入れ物を投げ落とす。キャッチして息をつくロビー。
  • 〈恋愛も自由自在 男と男でも リッチな紳士と遊んでも〉→ロビーとベリンガム卿登場、〈ゲイかバイかノンケ もちろんこれから目覚めるヤツも〉→ジェイムズ登場、歌詞とタイミングが暗示(もしくは明示)になってるのが良い。あらすじ読んでから見てるし客席のほとんどはジェイムズとロビーに関係があるのは知ってるけど、何も知らない状態で見れば『ジェイムズには女性のフィアンセがいる』ってことしか分からなくて、その時点で〈ゲイかバイかノンケ〉って歌ってるところでの登場なのが。〈みんないるよ〉ってステージに登場人物が揃っててまさにゲイもバイもノンケもいる状態なんだけど。〈これから目覚めるヤツ〉って誰なんでしょうね?
  • 〈有名人が大好き 写真撮らせて なんで有名なのかは興味ないけど〉ってめっちゃ真理だな。人だかりに気づいたロビーがにこにこ両手振ってベンチから飛び降りるのかわいい。
  • ロビーのソロ〈大都会に一つはある恥知らずなカオス 無法地帯〉でロビーと街の人々が向かい合って1対大勢になる構図が良い~。ロビーがただひとりとしてこの街を見ているようで、また、大勢がロビーの物語を見ているメタ構造にも思える。でもって対立の構図が次のユニゾン〈怪しく優しい場所〉で混ざり合って、1は大勢で大勢は1、みんなが街に生きてる!個々のエネルギーが集まってひとつの街を成すようで、本当にわくわくする!
  • そして1であったロビーにヴェルクロが寄ってきていつもの手遊びをする……っていうのも、それまで際立った存在になってたロビーが生活に溶けていく感じがしてとても良い。その生活の中でジェイムズと出会って愛しいをにじませた笑顔をこぼすのが本当に好き……最高のオープニング。

 

【S2 コインランドリー シット&スピン】

〈♪M2 Wishing For The Normal〉

  • 8ポンド50ですっからかんになってしまうサイドサドル。さっきジェイムズがビッグ・イシューを買うのに小銭がないからと5ポンド紙幣を簡単に差し出していたのを知ってると、何気ないところに貧富の差が伺えてしまう。
  • 自分もお金がないのにサイドサドルの洗濯代をまけてあげるロビー。
  • 水泳選手時代のジェイムズのポスターをベッドの横に貼ってたというロビーに「目が覚めるとすぐ隣にいるってことね。最高!」と言うサイドサドル。そのあとでロビーがヴェルクロに語る「ただ同じ男の隣で目覚めたいだけなんだ。この先30年間ずっとね」にかかってて、その相手にジェイムズを夢見ていることはロビー自身しか知らないことで、サイドサドルはそれらを直接見聞きしているわけではない。でもマルシアさんサイドサドルが言うと、すべてを予見して、ロビーの望みを知ってて見守ってる……という感じがする。*2
  • ロビーとヴェルクロの、のちのヴェルクロのセリフにある「姉と妹」感、はやしくんがパンフで言ってた「女子高生同士が話してるみたいな空気感」がよく出てるなぁって思ったのがこのやり取り。「ねぇ、クロ?しばらくクロのところに泊めてもらえないかな」「もちろんいいよ!ベッキー、アンタのこと大好きだし」「ありがとう!」ありがとう、というより、ありがとっ!って感じで言うのかわいい。理不尽に家を追い出されて事態は深刻なのにお泊り会の約束するみたいにきゃぴきゃぴしてるのがかわいいよ~。
  • ヴェルクロが「世界一汚い街」と言うほど性産業が盛んで洗濯物もお察しという決して好いとは言えない環境。「母さんはそれを全部知りながら、ここに店を開いたんだ」と言うロビーの口調は穏やかで優しい。ロビーは身近な家族に虐げられていて、ヴェルクロに「なにもソーホーで働かなくても」と言うほどこの街のことを分かっているけど、街から抜け出したいとは言わないし、お母さんの愛した場所を守って、そこを自分の居場所にしたい。お母さんがそうしてきたようにソーホーという街を愛していきたいんだろうなぁ、と思える。
  • 「クロ!自棄になるなよ。いつか運命の人が現れるから。俺がストレートなら、すぐにでもクロと付き合うのになぁ」ってヴェルクロの片思いを察すればほんとに酷!なんだけど、ロビーを中心に見ているオタクなので、あまりにもロビーの理解者であるヴェルクロにわたしは幾度となく、クロが男だったらな~~~~!!!!って思ってしまったよ……いやヴェルクロほんといい彼氏になれるし、絶対ロビーのこと幸せにしてくれるんだよな……。
  • ヴェルクロの「でもそんなに難しいこと?」から始まり、二人がそれぞれの夢を語る。ロビーは「この先30年間ずっと」「毎朝同じ男の隣で目覚めたい」「きみはそれでいい、って言ってくれる人」に出会いたい。ヴェルクロは「落ち着きたい」「わたしにとって特別で、ベッキーにとっていいパパ」に出会いたい(「それだけでいいの!」)。そんな人に巡り合って、ささやかな暮らしがしたい。本当に、ほんっとうにごくありふれた生活への憧れを、子供が将来の夢を発表するようにキラキラと語るから、今は叶えられないんだねってことの影を強めてしまって胸がぎゅーってなる。
  • 〈普通になりたいだけ〉そのありふれた夢が普通と言えるようなステージに上がりたい。とくにロビーはゲイで、自分の中に当たり前にある生まれ持ったもを、今まで何度も世界に否定されてきたんだろうな。誰かの定める『普通』になりたいんじゃなくて、自分の『普通』で生きていきたいだけ。〈無理しないで愛し合い自分を好きでいられる日々を〉と歌うのも同義かな。無理しないと愛し合えないって窮屈すぎないか。本当に、普通って何だろう。
  • 貧困とか性差とか差別とか、後ろ暗くなりがちなんだけど、〈何がダメなの?〉って歌うロビーとヴェルクロは切ない顔をしながらも、なんでだよ……ッってよりもなんでぇ?ってニュアンスで明るい方に振ってるのが良いな。断然切ないけど。
  • ジェイムズからの電話。茶化すヴェルクロ。「本当にその人のことが好きなんだね」って言われたロビー、「うん。本当に好きだ」の言い方、初日からかわいかったけど次に入ったときには「ほんっとに好きだ!」ってニュアンスで、ジェイムズ好き度が100%→500%になってたの最高だったな。
  • 〈小さな愛に包まれたありふれた暮らしがただただほしい〉で洗濯物を両手にぎゅっとつかんで、ほしい~!って身をよじるのかわいいがすぎる。あんなにぎゅっとしてたのに〈普通になりたいだけ なぜ手が届かない?〉で名残惜しそうに手を離しカゴに戻してしまって、まだその手にできないものなんだなぁと切なくなる。
  • ロビーが歌いながらヴェルクロをうしろからハグして、ヴェルクロもそんなの気にならないみたいに平然としてるの、距離感バカ~~~!じゃれつくのが日常。女子高生感ここにも出てる。
  • 〈レシピ見ながらふたり料理をしたり〉の動きは骨盤たまらんポイント。何作ってんのかなぁって思うんだけど原版の歌詞はラザニアらしいですね。林ロビーはラザニアは作ってないな笑
  • 〈コーヒーカップはセットで〉があまりにもかわいいのでそれを見るのに最注力してた感はあります。
  • 金魚を飼いたいヴェルクロ。それまでお互いの理想を並べてふわ~っとしてたのにンッ!?て顔するロビーかわいい。「飼えるといいね」で暗転。

 

【S3 ジェイムズ・プリンスの選挙事務所】

〈♪M3 Spin〉

  •  S2までが一日の夜のことで、S3はその翌朝。ロビーとジェイムズは電話で明日の約束をしていたんですね。
  • 皮肉屋は賢くないとやっていられない。例えがうまいなウィリアム。
  • ウィリアムがサーシャにつけた蔑称「スクラップ」、原版の上演を見るとこと女性はTeaって呼ばれてるのかな。給仕係ってことだよね。仕事の能力を下に見て。スクラップも「つまり役立たず」だもんな。なんにせよひどい。
  • 5ポンドを返すサーシャ、お財布は黄色のスマイリー(マジックテープタイプ、いわゆるバリバリ)。どうしてお財布に入れてそうなる?ってくらいぐちゃぐちゃ。憐れんだのかそっと押し戻して5ポンドをサーシャのものにしてあげるジェイムズ。一回だけなぜかお財布なしでポケットから出てきた日があった。
  • スクラップ!と呼ばれるサーシャ、「ウィリアム、どうかもうやめてください。僕はサーシャです」って一度は抗議するんだけど見事に無視されて飲み込んでしまう。その後もウィリアムにパワハラジョークを飛ばされて無理やり笑う。マリリンが「法廷に持ち込んでもいいのよ」ってフォローしても「僕は大丈夫です」って我慢してしまうのは、サーシャ、今までの人生もそうで、強く言われても言い返せない・言い返さない方が得だ(居場所を追われなくて済むとか、更なる報復が怖いとか)ってシーンを経験して閉じた性格になってしまったのかなぁ。
  • 「消防署にはポールがあるな。マリリン、きみはポールダンスでもするといい」ウィリアム、どんどんノリノリになるので、最終的にはエアポールでくるっと回ってキメポーズしてたかわいい。「女嫌いの差別主義者、おまけに独裁者」三拍子そろった最低ヤローなのにかわいい……。
  • ウィリアム、最低ヤローでマリリンは大嫌い!だしジェイムズも彼の態度をすべて快くは思っていないはずなのに、それでも解雇にならないのは、契約云々だけじゃなくって、仕事面では有能な男なんだろうな。「インチキはしたくない」というジェイムズに対して「きみはやっていない。やっているのは俺だ」っておヨゴレを被る気はある。「俺に仕事をさせてくれよ」「俺の仕事はきみを確実に次のロンドン市長にすることだ」って自分責務を理解している。ジェイムズは割とまっすぐな人で、緻密な計算……ってタイプではないから、イメージが広告になる選挙において彼の気が回らない部分をカバーするのにウィリアムはうってつけの才能をお持ちなんでしょうね。あとクソヤローでも賢さゆえの茶目っ気があって、プライドが高いので自分の芯をしっかり持ってる。だからジェイムズは手を切れないし、直してほしいところはそれとしても協力し合いたいんだろうなぁ。ウィリアム、仕事には真面目だから……たとえ腹の中で舌を出していて、ジェイムズを傀儡としか思っていないとしても……。
  • Spin、最初はジェイムズの歌、というか彼の所信表明から始まるのに、途中でウィリアムの視点の歌になるのが面白い。真面目に誠実に堂々と進んでいるつもりでも、その実は自分のものではない外からの動力に押されている部分が多いジェイムズ。
  • 椅子に座らされ、机ごと回るジェイムズはまさに『シット&スピン』でロビーの洗濯屋さんの名前。様々な色(人)や汚れ(思惑)を巻き込んでぐるぐる回る。洗濯と選挙が同じ構図で描かれる。洗濯も選挙も対象をクリーンにするためにあるもので、果たして選挙はどうなるのか……。
  • 〈約束しよう 民衆のための政治を〉で客席と本当に指切りするジェイムズには毎回やば。。。しゅごぴ。。。という感想しか出てこないオタク(該当の席には入れませんでしたが入ってたらどうなってしまうというんだ)
  • 〈お前の船 お前が漕げよ〉〈でも忘れるな 舵取りは俺だ〉って本当にウィリアム笑 好きな歌詞~。ウィリアムどんどんノリノリになるので、〈票を稼げ〉とか最後のほう票をッ!稼げッ!って感じでめっちゃハイテンションw初日のころはもっと手堅い男だったよ!?w
  • そんな感じのノリなので、〈Spin うまく回せば〉はウィリアムの本音がぽろっと出てしまったというか。1番はいろいろ歌っててもジェイムズの耳にはあまり入ってない感じ(ただジェイムズが振り回されているだけ)だったけどこれはしっかり届いてて、「回せば!?」ってさすがに大きく反応する。マリリンがウィリアムに呆れながらツッコミを入れてるのもかわいくて、マリリンはジェイムズよりもウィリアムが嫌いなので、彼の魂胆もジェイムズより見えてそうな感じがする。
  • 選挙スタッフたちがフロアに、ベリンガム卿が高いところにいる構図好き。スタッフたちが統制され(同じ振り付けで)踊る中、高らかに歌い上げるウィリアム、でもその上にはベリンガムがゲームマスターが如く全体を操っていて……っていう。権力の可視化、的な……。
  • そしてさっきまで振り回されまくってたのにその中にいないジェイムズ、曲中に時計を見て嬉しそうにはけて戻ってきたころには帰り支度万端。もう意識が選挙の中にはないんだよね。なおも伸びる手につかまってしまうけど。1曲の中でいろんな心情や立場を表現していてほんとSpin面白い。
  • 追加業務をしぶしぶ受け入れるジェイムズ。「ひとりにしてくれないか?」と言ってロビーに電話をかける、周りは背を向けて去るけどマリリンだけはそんなジェイムズの背中を見ている。

 

【S4 トラファルガー広場 ライオンの前足の横】

〈♪M4 Gypsies Of Ether〉
〈♪M4a Gypsies Of Ether - Tag〉

  •  夜の9時。人まばらなトラファルガー広場。ライオンの前足の横でロビーがひとり。
  • 先のシーンでのジェイムズの伝言を聞いているロビー。〈おかしいよね〉って歌の入り、自嘲的で切ない。
  • 〈心の内側の本当の想い〉〈目と目で語ることは夢より遠い夢〉がロビーの本心で、いつもメールやスカイプじゃなくて本当はもっと会って話したい、今日みたいに会える日も何かに阻害されるんじゃなくてもっともっと気軽に……恋人同士の歌なのに〈二人はまるでストレンジャー〉ってそんな歌詞あるかよってくらいなのに、歌ってるロビーは柔らかく笑うの、切なさも本心だけどそれよりもはやくジェイムズに会いたい!って、会えない時間さえも愛を育ててしまう、ドキドキが隠し切れないロビーがいじらしい。
  • ジェイムズにメッセージを送信して(オッケーのメールですねきっと)スマホを胸に目を閉じるロビー。スマホは自分とジェイムズをつなぐ絆だし、時にはジェイムズの化身ってくらいの存在になってるんだろうなぁ。
  • パーカージャケットにサングラスで現れるジェイムズ。有名人は大変。〈表の裏の顔の本当の姿〉〈つかの間見せられる 自由になれる〉でロビーがジェイムズを向いて笑顔でスマホを振るの、物理的に会えてたらきっと構わず飛びついてしまうだろうし、『もうすぐつくよ』『待ってるよ』的なメッセージの交換をした、って演出なのかな。変装したジェイムズが〈誰の目も気にしないで 空間で愛を語り合う〉と歌う、ロビーとのメッセージの中で〈自由になれる〉のところで笑う、ちぐはぐな感じがジェイムズの立場の難しさを表しているようで。そんな笑顔に〈けど……〉って言葉が続いてしまうのもまた。
  • ニゾンの前に本当に会えて、向かい合って歌う二人。〈遠く……愛は空で抱き合っている〉は、なかなか直接会えないけどメッセージの空間でなら抱き合えるよ、って意味だけど、この瞬間は実際に体温と息遣いを感じられるハグができる。歌詞の切なさなんか飛び越えてやっと会えたー!好き―!があふれ出しててトラファルガー広場が一気に幸せ夢空間。抱き合ってから至近距離で見つめ合っての〈おかしいよね〉は自嘲的な意味よりも、こんなに幸せなのおかしいよね?的な惚気にしかなってなくて本当にラブラブだ……。夢より遠い夢が近くにあるよロビー……。
  • 話題の(?)フードの中でのキスは、きっとそうすることが当たり前になってて、ジェイムズがフード被ったら、あ、キスできるんだ、ってそれだけで心臓高鳴りませんかロビーさん。パブロフの犬的なさ。みたいなことを考えてしまう。裏を返せばそうしなきゃ堂々とキスもできないんだよなー。
  • ロビーをうしろからハグして「ロビーに会えない一週間はまるで永遠のようだよ」って言ってるジェイムズ、ロビーの肩に顎乗せて首筋にほっぺたくっつけてるのふにゃふにゃでかわいい。ロビーは「政治家の一週間は長いからね」ってジェイムズをよしよししてあげる、これかー!元吉さんの言ってた母性これかー!分かる!!!
  • 「で?どれくらい一緒にいられるの?」「今?」「いや。きみの人生で!」ジェイムズの鼻先をつついていたずらっぽく尋ねるロビー。とまどうジェイムズに「なんてね。もちろん今だよ」と告げ、「ごめんね。ちょっとでも会いたくて」と言われると「そりゃそうだよね」って、自分が望む答えは得られないことを完全に分かってて、それでも聞いちゃう。
  • 「アンタは市長選とベッドインしなきゃならない。俺はただ、ハグしたかっただけだよ」って、例えでも恋人の立場から言うと切ない。自分以外のもの(フィアンセのこととかも含まれるのかなと深読みしてしまうともっとやるせない)となんかベッドインしてほしくないよね。心だって体だって独り占めしたいよね。それも我慢して物分かりよく「ハグしたかっただけ」、それで満たされるから、って、どんだけいじらしければ……!!ピーターパンにウェンディがやるやつくらいならいくらでもやったらいいよ!!!!!
  • 電話に出てほしくないくだり、自分が見た中で一番好きなのは人差し指の間接チューかな。客席リアル悲鳴。笑 鳩(※客席)に電話出させたり放置したりするのは事故wwあとたまに聞いた「生きる!!」ってやつも謎だったwwwい、生きてくれ……。林ロビー、「ジェイムズってそういう人だったの?」って時折言ってたのすーごいはやしくんぽいなって思った笑 生きる!に対しての「生きてくれなきゃ困るよ」も然り*3。ジェイムズの電話中にハート飛ばすのもかわいかったけど自撮りが大胆で好き。あとで眺めてニヤニヤするんだろうなぁ。
  • ジェイムズが「中華?」って言ったのをきっかけに電話の相手がフィアンセだと察してしまうロビー。普段は気丈に振る舞うのに、言葉よりも先にジェイムズにぎゅっと抱き着いて、肩口に顔を押し付けて表情を覗かせないようにするのがしんどい。ジェイムズも分かってて抱きしめることしかできないの、つらいけど我慢できるロビーの心に甘えてしまってるのがジェイムズそうゆうとこだぞ……。
  • 「行けよ」ってジェイムズを促してあげるのに彼のジャケットをつかんで名残惜しそうにするロビー、ジャケットはつかめるのに「行かないで」が言えないロビー。えーんいじらしい。何度でもいじらしい。
  • 離れていく二人。お互いを待ち受けにしたスマホを振り合って。〈遠く……愛は空で抱き合っている〉が元の意味に戻っちゃう。さっきまであんなに切なそうだったロビーが嬉しそうに歌い上げ、ジェイムズが去ってからもスマホを抱きしめて万遍の笑み。ロビー、〈無理しないで愛し合い 自分を好きでいられる日々〉がほしいのに、物理的にも精神的にも明らかに無理が伴ったとしてもジェイムズが好きで彼との恋を選ぶんだな、好きはすべてを乗り越えてしまうんだな……。
  • Tagで上ハモが突き抜ける高音になるのが好き。なんでも大好きなんだけどやっぱりはやしくんは高音が綺麗だし澄んだ声によく似合ってるなぁと思う。

 

【S5 ストリップクラブ グラム・アムール】

〈♪M5 I'm So Over Men〉
〈♪M5a I'm So Over Men - Reprise〉

  • クローダ、菜々香ちゃんが台に上がるために右足をきれいに上げるのをいつもドキドキしながら眺めてしまったことをここに公開します。。。菜々香きれいだよ菜々香。。。
  • 語り≒サーシャである時点ですでにそうだけど、ダナクロがなぜか語り(サーシャ)と会話してしまうことでさらに世界の境界があいまいになる感じ良いですね。「悪いけど大金持ちだしアッチも強いよ」って普段こき使われてるサーシャなら絶対言わないだろう反論で、たぶんこっちのサーシャのほうが本物なんだろうなって感じがする。いや、アッチが強いかはともかく大金持ちではないだろうけど……。
  • 「つまみあげられて指を突っ込まれてレーンの奥に投げ出されたんでしょ」、語彙が天才。ビール瓶*4に指をつっこんでひょいってやるの好きでした。途中の公演でやらなくなっちゃったんだよなぁ。
  • 原版のダナクロはパンチの強いおばちゃまたちなので、日本版の年若き菜々香クローダが「わたしはもうこの手のゲームには年を取りすぎた。失望しすぎた……」って言ってもまたまたぁ~って感じではあるんだけど、それがまたリアルに言いそうだな……ってところに転じるのが良い。若さにこそ味わいがあって自分だって若くてもそれより若い女がうじゃうじゃいる、そうするとわたしはもう賞味期限切れだ……ってまだまだなのに勝手にリミットを決めちゃうやつ(ダナクロの場合年のせいじゃないだろうに、そのせいにしなきゃやってらんねーよ!的なニュアンスも然りw)。のちのマリリンの葛藤と対比になってるようにも取れる。
  • 1番はダナちゃんSHOW。落ちてるパンツで涙をふくダナちゃん。そのパンツを投げ捨てた軌道をクローダちゃんが目で追うんだけどまんまと顔にクリーンヒットした回があって面白かったな。虹色のレギンスの上から履いてたパンツをおろすダナちゃん。〈パンツを脱いだら幻滅〉の指の動きよ。笑 大開脚の「アンタ、サイコー!」瓶を倒さずにガパッ!と開くの器用だな……と思ってみてた。
  • 多分違うのは分かってるんだけどクローダちゃんの嘆きを聞いて歌い出すのがダナちゃんっていうの、自分も男性とうまくいかない経験があるのもそうだけどお姉ちゃんが悲しんでるから余計にボルテージ上がったのでは?って感じで良いんだよな。身内が悲しんでたら嫌だしクソ男に傷つけられたんなら余計に男クソッタレ!!!ってなるじゃん……わたし自身が双子の片割れだからなのかもしれないけど、片割れを傷つけられたらそれはもうわたしの傷でもある(まぁ散々な目に合ってることについては他人の感情として茶化すんだけど)!!みたいな感覚ない?違うかw
  • 2番はダナちゃん以上にやりたい放題のクローダちゃん。つい最近大きな傷を受けた張本人なので開放が如くお下着をまき散らしまくる。お姉ちゃんがやりたい放題なのでフォローするダナちゃん、まき散らしたお下着は拾うし〈お互いに恋愛の傷をなめ合うの〉でしくしくしてるクローダちゃんの目元を拭いてあげる。パンツで。〈ベッドの中でガス噴射 便座は上げたまま〉〈もう我慢はしたくない〉ってこんなにファンキーなクローダちゃんも男性の前では気に入られたくて我慢したりつくろったりしてるんだな……と思うといじらしい。
  • スマホを眺めてルンルンのロビー登場。ジェイムズとの逢瀬を思い出してかみしめて……ってあんなに短くて別れ際もいい形じゃなかったのに、ほんのちょっとのことでこんなにルンルンになれるなんてロビーはほんとに……。幸せ絶頂のお顔で入ってこられたらダナクロ余計に虫の居所が悪くなるでしょう。それよりも先にロビーが二人の騒ぎように気が付くのでそこは事なきを得ます(?)よかったねロビー。
  • クローダ「しみったれたオカマのロビー」ってすごい侮辱。クローダちゃんはM1でも「この部屋も消毒しなきゃね。ゲイがうつらないように!」って言うので過激な発言しがち。雑用係のようにロビーに洗濯を押し付けるダナクロ。シンデレラと意地悪な義姉。でもロビーもダナクロの自称高級下着を「もう縮んでるだろ」って皮肉で返すので精神的には負けてない。
  • 原版どおりダナクロがつよいおばちゃまでロビーが若者だったら、いじめられてるロビーかわいそう><っていうのもより強くなると思うんだけど、双方の年の差がそこまでないことによって『ロビーがダナクロにいじめられてるから""かわいそう""』って要素が薄まって、それよりももっと、生活が苦しくて性的指向は認められなくてそれでも今日より明日をよくしたくて行動する、ロビーのポジティブな言動をより受け取れる感じになったのが日本版の良いところだなぁと思う。
  • ダナクロも、『男に捨てられて若者をいじめるかわいそうなおばさん』じゃなくって『愛する男を掴めなくて弟もいじめるしかない若さを持て余したギャル』になるのが、お父さんは逮捕されちゃうしでねじ曲がっちゃうのも致し方ないんだよな、って同情が生まれて、だからこそダナクロの行動からもポジティブを受け取りやすくなってるんじゃないかなぁと。わたしが若者の部類だからかもしれないけど。ダナクロが男なんかいらない!って騒いでるところに入ってくるロビーは愛する男のことで頭がいっぱいで、っていうのもダナクロ的には哀しい対比。ダナクロは基本二人っきりだけどロビーはボケてても愛してくれるお母さんがいて、お母さんが死んでも友人たちに囲まれて幸せそうにしてるし(たぶんジェイムズに会った後の(ダナクロ的には)何だかよく分かんないけどフワフワしてるところも見られてるだろうし)、なんでアイツばっかり!しかもゲイなのに!って嫉妬心も抱いてしょうがない部分があるんじゃないかなぁとか。
  • ↑おばちゃまがダメって意味ではないんですけど(それはそれで見てみたいものすごく)、いたいけさが増して受け取りやすくなるし違った見方ができるよね、っていう。
  • ロビーが「アイツは俺の親父じゃない!」って言うあたりここの親子関係も冷え切ってたんでしょうね。クローダ「なんでパパはあのババアが死んだときにアンタを追い出さなかったんだろう」ってことは一緒に生活してた時期もあった(権利問題が有利なのでのこのこ出てきたってわけではない)。ダナクロ、実のお母さんのことはどうだったんだろう。ロビーが義理の父親をお父さんと思えないように、ダナクロも義理の母親をお母さんとは思えなかったんだね。ロビーのお母さんは話の限りではダナクロにも優しそうな気がするけど、たぶんそういう問題ではない。
  • ピッタリ揃った「「消えな!」」がツインズっぽくて好きでした。揃わないとあれって思うほどw言葉がハモるとやっぱり双子だ~って言われるの双子あるあるだよね。同い年でほとんど同じ生活してるんだからそうなるに決まってる。w
  • 〈ワクチンがあるのなら注射打ちたい〉〈男はウィルスさ 撃退してやる!〉初日のころはお互い我関せずな感じだったのにだんだん邪魔し合うようになるロビーとダナクロ。おネコちゃんvsワンちゃん。納得いってない感じで抱えた洗濯バッグをボスン!ってするロビーかわいい。
  • 〈跪いて頼まれようと〉でダナちゃんを膝の上に乗せるクローダちゃんと、クローダちゃんの膝の上でお尻を振るダナちゃん、めちゃくちゃ笑顔でかわいすぎて涙出るところ。思いっきり下品なんだけど、しょうもないことできゃらきゃら笑ってる女子高生の若さ……みたいのを彷彿とさせて琴線に触れるポイント。
  • ダナちゃん〈排卵日チェックも 妊娠検査薬も〉の歌い方もポーズも何もかも好きで双眼鏡マストでした。淡々としてるけどどことなく切ない感じ。
  • サーシャとウィリアム登場。ジェイムズが秘密の逢引をしてようが、こんな時間まで仕事してるのはやはりスタッフで……お疲れ様です。
  • ウィリアム、絶対ソーホーの民度を馬鹿にしてるだろうに、得票のチャンスがあるならと手堅く広報活動に出かけるのだからえらい。仕事できる。
  • 「お嬢さん!?わたしらのこと!?」って喜ぶクローダちゃん、だからアンタらはまだまだ若いんだって~~~~!!!!!とお節介おばさんが顔を出しそうになる案件。自分で年を取りすぎた~とか言っちゃうけどやっぱりまだまだ若くかわいく扱われたい。
  • どんどん加熱するダナクロのサーシャいじり・どんどんエロくなるサーシャの喘ぎ声
  • ベリンガムにミスを指摘されしどろになるウィリアム、普段あんなに雄弁なウィリアムが言葉に詰まっていてお前……ほんと……ってLOVE感情が加速するポイント。光明さんの言葉が出てこない演技がリアルで、最初のほうは流れを覚えてないからほんとに忘れてしまったのでは!?と勝手に焦った思い出w
  • ジェイムズに一目ぼれするダナちゃん。「でもその人フィアンセがいるんでしょ?」「だから?まだ結婚してないよ!」ロビーが聞けずにいるフィアンセのことを「だから?」の一言で片づけてしまうクローダちゃんは強いし「確かに!」ってノリノリになるダナちゃんも強い。ダナクロは強くたくましい。
  • 〈いらない、いらない……〉のアドリブ。初日はたぶん定型で、ダナちゃんがクローダちゃんにふざけないで!って言ってたよね?次に入ったらダナちゃんがフリーダムになってて戸惑ったwおっぱいから飴を出して客席に配布するダナちゃんの回好きでした。後半は先のジェイロビ電話のくだりから引っ張って「なんで男ってすぐ電話に出ないん?」とか「誰かさんが尺使いすぎてうちらの尺がない」って言うのワロタw基本諫めるクローダちゃん。千穐楽で急にダナちゃんがひっつき虫になって、クローダちゃんが指チュー(ジェイロビがやってたやつね)してあげるくだりも非常にかわいかった。
  • 〈人生最後の……チャンス!〉ってTバックを広げて高らかに宣言するダナクロちゃんは強い。何度へこたれてもポジティブに愛を掴みに行く!ダナクロに限らずこの物語全体的に、どんなに悲哀を背負ってる人でもすごくポジティブに貪欲に前を向いているから、後ろ暗い気分になることがあんまりない。気持ちよくて楽しい。

 

【S6 ジェイムズの書斎】

〈♪M6 Remember Us〉

  • 夜の11時。自宅の書斎で仕事をするジェイムズ。
  • ジェイムズの部屋着もマリリンのパジャマもきれいで高級そう。セットが同一でロビーたちとジェイムズたちの貧富の差を視覚的に見せるのが難しくて、服はその手段の一つなんだろうなぁ。思えばマリリンの仕事着も誰よりもきれい。コインランドリーのただのベンチと、書斎の白いソファとか。それはちょっと弱いか。
  • 「あなたを選べば幸せになれるわね」「誰が?」「もちろんロンドン市民よ」ってジェイムズ、今日の別れをめちゃくちゃ引きずってるじゃないか……仕事しててもロビーのことをつい考えてしまうジェイムズ……。
  • 「マリリン。きみがいなければここまで来れなかった」「だけど、ごめん」「これからも同じというわけにはいかない」ジェイムズはジェイムズなりに自分とロビーのことをすごく考えて、それは同時にマリリンのことを考えることにもなって、それをどうにか伝えなくちゃいけない。って思ってる上で、「僕にはきみが必要だ」って言っちゃうとこ、ジェイムズ、そうゆうとこだぞ……。この時点でもう見てる側としてはどっちつかず~!ってなるんだけど、ジェイムズにとってはすべてが本心……。
  • マリリンの「もっと大変なことになるでしょうけど。あなたが勝てば」に「勝たなかったら?」ってすぐ出てくるジェイムズ、その後のロビーとの喧嘩の態度とかを思うと、いろいろ不安なんだろうなぁ。勝てるかどうかってことよりも、自分の中で思うようにいかなかったりバランスを保てなくなってきてること、かな。不安定要素に少なからずは気づいてる。
  • 曲中もマリリンに度々何か言おうとするジェイムズなんだけど、マリリンが楽しそうに歌うとその笑顔と昔話の懐かしさや温かさにつられて、ジェイムズも笑顔で歌い出しちゃう。結局大事なことは言えなくて、やっぱりマリリンはマリリンとして愛してるんだよな、ってなっちゃうジェイムズ。一人一人への愛情がまっすぐすぎる故に、天秤にかけられない、選べない。ジェイムズの優しくて残酷で生きづらいところだよ……。
  • マリリン、ジェイムズに対して「分かってる」「そうね」って理解の深い言葉で彼を受け止める。「だけど、ごめん」に「なにが?」って返したのは純粋に疑問だったんだろうけど、そのあとのジェイムズの言葉を受けて、聡いマリリンが何も感じないわけがなくて。そこで「いいえ同じよ」ってジェイムズに言えるのは、それに続く会話も含め、自分の言動である程度ジェイムズを導けることを彼女は分かってしまっているんじゃないか?って思う。ジェイムズがちょっと気まずくしててもわざと気づかないふりをして笑顔でいてあげれば、優しいジェイムズは何も言わない。分かってて、聞きたくない言葉があって、言わせないように導いてしまうマリリンもいるんじゃないかなって。
  • 「あなたは変わらないし、わたしはあなたを変えられない」って言葉はまた振り返ることになるけど、大人すぎて深すぎてわたしは何度観劇しても難しいな……って思っちゃった。でもこの時点では、「あなたは変わらない」って言葉もジェイムズに言い聞かせてるようなニュアンスだなとは感じた。これからもわたしとあなたは理想の二人でしょって。そう書くとお前の目にはマリリンが強要女に映ってるのかって思われそうだけどそうじゃなくって、そこにはそうであってほしいって懇願の意味とか、純粋にそんなあなたが好きよっていう受容の愛もあると思っていて、……あとちょっと、聡明ゆえのずるい手段に頼ってしまう弱さとか……。ほんとうに複雑で言い表しがたい。
  • Remember Us、ポップスっぽさのある楽曲たちの中でもかなりミュージカル寄りだなって感じがするんですが(あんまり音楽詳しくないのでテキトー言ってます)、ライブ盤のサントラに入ってないところを見るとミュージカル版にしたときの追加曲だったりするのかな?それとも権利関係でこの曲だけ入れられなかった……とかは考えづらいんだよな……どうなんだろう……。
  • いろいろ言ったけどこの二人が昔話で楽しそうにしてるのは純粋に微笑ましくて楽しくて、心から愛を寄せ合っているんだなぁって感じ。〈まるで足に馴染んでいる靴のように〉がフレーズも振付も大好き。アフタートークで今度翔太と江理佳で歌いなよ!って話になったとき*5、江理佳ちゃんが「でも大学時代の思い出とかないし……」ってぼそっと言ったのは笑い話ですが、ジェイムズ&マリリンとロビー&ヴェルクロの、関係も立場も違うけど実は共通点の多い男女ペア、の大きな違いはそういう円熟さだよなという気づきもある。
  • ほんとうにキラキラ楽しそうな二人なんだけど〈今でも理想の二人〉って歌うときだけは、視線が合わなくて、二人ともどことなく虚ろだったり不安そうな顔をしていて。そう、そのはず、だけど(でも)……みたいな。そこまでは途切れることなく言葉を紡いでいたのに間奏が入って一瞬の心の隙間が見えるような。でもそれもマリリンが〈あれから〉って明るく切り替えて歌い出すことでジェイムズも続くことができて。ここでも導いてくれる、導いてしまうマリリン。
  • 「さぁ、ベッドへ」「久しぶりに」って明らかな夜のお誘いなのに、〈二人で〉ってハーモニーを重ねる二人はキス寸前みたいな良い距離感なのに、「メールをあと一通だけ。そしたら行くから」って交わしてしまうジェイムズ~~~!!ここでは導けないマリリン~~~!!えぇ切ない……のちのマリリンのセリフからも叶わないことはお察しで、ジェイムズめっちゃ素直じゃんだしマリリンが居た堪れない。ヤればいいって話でもないが。

 

【S7 コインランドリー シット&スピン②】

〈♪M6a Old Compton Street - Reprise〉
〈♪M7 It's Hard To Tell〉

  • S3~S6が一日の出来事で、それから二日後。
  • 下ネタできゃらきゃら笑ってるロビーとヴェルクロかわいい。ここにも広報活動が来ていて、サーシャが語りのあとに去る姿が、売り込みに訪れて去っていく流れを想像してもいい感じがしていいなぁ。
  • お金数えられないダナクロかわいい。活用されるベリンガムの施し。
  • このシーンがアドリブチャンスにもなってて、中盤の東京ではロビーとダナちゃんがハァ!?って言い合ってたのかわいかったな。東京楽で同じようにダナちゃんが仕掛けたらロビーというかはやしくんがまさかの無言スルーで、ダナちゃんというか紗穂ちゃんがツボに入って修正不可能になっちゃったの、面白かったけどはやしくんそうゆうとこだぞ!!案件だった。事務所の後輩にはよくやってますもんね……笑 千穐楽はロビーの腹をぎゅっとつまんだダナちゃん、「完全に足りない」「それはお前らのアタマだろ」「ハァ?お前のお肉だろ」って言ってくれたの、もうオタクごころとしてはおかしさ通り越してファインプレーでしたわ……去り際「肉食え」とアドバイスをしてくれるダナの姉貴……それすなわちオタクの総意なり……*6*7
  • すっからかんになってしまい「俺に何ができる?」と頭を抱えるロビーに「体売れば?」と冗談を言うヴェルクロ。ヴェルクロ、このあともちょいちょいロビーにそういう類のネタをふっかけるんだけど、恋する女の子としてだけでロビーに接してるんじゃなくて、ただロビーの親友(悪友?笑)としてあんまり気にせずいろいろ言ってるフランクさが良い。
  • ロビーとジェイムズの電話。ジェイムズ、客席から思わず笑いが起きるくらいデレデレなんだけど、思えばヴェルクロや街の人々にはメディアとポスターで与えられてる、誠実を掲げるキリッと勇ましいジェイムズのことしか知らなくて、むしろこれこそがロビーには見せられるキリッともしてない勇ましくもない〈本当の姿〉なんだよなぁ。ロビーにべったりふにゃふにゃ甘えてたジェイムズだもの……。
  • そんなジェイムズのことをロビーも心から愛おしいようで、「無理しないで。でも、できるだけ早く」ってちょっとした飴と鞭、いや飴と真綿だし……砂糖と塩、いやどっちも砂糖やな……とにかく手なずけるような口調w、ヴェルクロが言うように「甘ったるーーーい!!」。
  • 「こんなアンタ見たことない!」ってヴェルクロがはしゃぎながら言うくらいだから、本当にロビーにとって最高の男なんだなジェイムズは、と思うと同時に、ロビー今までどんな男と付き合ったんだ?とあまり関係ない想像まで巡らせてしまう。w*8
  • 大きなバラの花束に興味津々のヴェルクロとサイドサドル、ロビーも「誰だろう。誰がこんなこと」ってウキウキ、電話の流れでジェイムズだと思ってしまっているんだろうか、いやジェイムズそんなことするかな!?案の定お金を見て固まってしまうロビー。同封されたメッセージカードに送り主がベリンガム卿だと確信して、赤い紙とバラとは裏腹にサッと青ざめる顔。
  • それまでヴェルクロと一緒にきゃっきゃしてたサイドサドルが、ロビーの様子を察して、以降は真顔でロビーを見守っている。
  • 街の魅力を快活に歌い上げるOld Compton Streetをリプライズでベリンガム卿のソロとしてムーディに編曲し、〈きみにはこんな場所似合わない 出ておいで〉って街をさげすむ歌に変えてしまうのめっちゃ面白い。そしてそれだけロビーを高く買っていたベリンガム卿。〈私のお金で 抜け出して来い〉ってオジサマそんなやり方……って庶民はつい引いちゃうんだけどベリンガム卿にとってお金は手段だからあくまで正攻法なんだよな。出会いのいきさつだけ忘れてしまえばそれで。
  • Spinでのベリンガムの言葉「私の金だ。私のやり方、私の招待客リストで行く。分かったな」がここにきて重みを増す。金持ちのオジサマによる権力の私物化……。
  • 「1000ポンドあるよ。本当にロビーのことが好きなんだね!」そう、そうなんだよ!
  • 「それが困るんだよ!」それもそう、そうなんだよな……!
  • 1000ポンドと花束で収集がつかなくなり、諦めてヴェルクロに事情を説明することにしたロビー。帰り際にサイドサドルがロビーの頬に手を触れて、彼を意味ありげに見つめる。
  • 二人と付き合ってる自覚のあったロビー。罪……。ヴェルクロにとってはずっと同一の相手だったのでどういう意味なのかよく分からない。「俺は、この人(バラの花束=ベリンガム卿)と3か月間付き合った。そして、彼(スマホ=ジェイムズ)と恋に落ちた。……と、思う」って最後自信なさげなのはどうして。単純に関係性が複雑だから?それとも「彼""と""」ってところなのかな。向こうにはフィアンセがいるし。
  • 3か月間は果たしてベリンガム卿とまともに向き合ったのだろうか……。
  • 「ウェブサイトで知り合ったんだ。金持ちのおじさんが、つまり……金のない若者と出会うサイト……」「ロビー……」「分かってるよ!でも金が必要だっただろ?」もうもう完全に出会い系のパパ活だし、そんないきさつで知り合った、お互いサイトに登録していたにも関わらず今まで手出ししなかったベリンガムさん意外とまともだし、なんかもうここまでくるとほんとに寂しさを抱えていたオジサマだったのかな……という気さえしてしまう。
  • 「それじゃ売春だよ!」と嘆くロビーを「今さら何言ってんの」と鼻で笑い飛ばし、「で?それが本命の彼氏にバレたわけ?」「いやそうじゃないけど……」「だったら何が問題なの?」ってあっけらかんと言ってくれるヴェルクロほんとポジティブだし頼りになる~。ロビーに本命の恋人についてヒントをもらい「きみも知ってる人だよ。つまり、彼のことだけど……」「わたしが知ってる!?その彼を!?」「ちょっとした有名人だから、」「待って!秘密がありそうな有名人、秘密がありそうな有名人……」洗濯機の周りをぐるぐるゴロゴロ……「もういっぱいいすぎてわかんない!ロビー名前教えて?」ってもうロビーが大変なことになってるのを若干面白がってる節もあるんだよな。友だちの恋愛話を無責任に楽しむ女子!笑
  • ジェイムズの写真を見て「ゲイなの!?見えない!」「でもゲイなんだ」そんなもんだよね。さっきまで楽しんでたけど全容が見えれば「その恋は危ない。危険がいっぱい!」ってロビーを本気で心配してくれるヴェルクロ。
  • 爆モテ体質のロビーさん、偶然来店しただけのお客さん(どう見てもオカマ)(でも確信は持てない)にもモテる。
  • 「明日何が起こるか分からないからって、人生最大の恋を捨てたりできないよ!分かるだろ?」人生最大の恋なんだね、好きはすべてを乗り越えてしまう、本当に……。何も起こらなくても恋心を捨てずにいられるヴェルクロがそれを分かってあげられるのは優しい。
  • 「なんで彼はカミングアウトしないの?だーれも気にしないのに!」そう純粋に言えるヴェルクロだからロビーは本当に居心地がいいんだろうな~!「するよ。フィアンセが」ってロビーは言うけど、それだけじゃなくて下手したら世界中が気にするんだよね。世知辛いけど。
  • ヴェルクロの「(外見で判断できない性的指向が多すぎて)頭がヘンになる!」の叫びから始まるIt's Hard To Tell。ファ~ン、ファ~ン、って思考の世界に導くようなイントロ。
  • どう見てもオカマな光明さん。Tバックを見せる。お尻きれい。一回わざと履いてない風にフェイントかけてきたときは本気で焦った。笑 魅惑のお尻へと引っ張られるロビーの手。触っちゃった日はそのあとズボンでおてて拭いてました。
  • あらゆる変態さんたちは大体みんなどんな感じなのか(女装家?とかニューハーフ?とかあくまでハテナだけど)分かりそうなものなのに、あかりさんだけいやわからん何……?て感じで好き。とにかく奇妙な動き、加えてマリリンのお化粧が他より薄いからお顔なんにもしてない感じに見えて余計にこの人何なの……?って不気味感が増すw
  • 爆モテ体質のロビーさん、あらゆる変態にもとにかくモテる。
  • 〈グッチの服で全身キメて軟派に見えても〉〈本当は自分が男たちにナンパされたがってるかも〉ってフレーズが言葉遊び効いててめっちゃ好き。〈イカカサノバ それは付け焼刃〉とかも。*9
  • まとまって出てくるあらゆる変態さんたちは本役が何だか分からない感じに扮装されてるけど、鞭を持って出てくるマルシアさんと突然洗濯機の中から出てくる賢也さんはそのままサイドサドルとベリンガム卿に見えなくもない(見えてもおかしくない)……って感じなので、ロビーの頭の中がめっちゃカオスになってるのかなぁって風にも取れるのが良い。いやベリンガム卿が胸毛溢れかえらせて踊り狂ってたら怖い。
  • 音楽がクラブ風に変わり、突然洗濯機の中から出てくる賢也さん、生まれたての小鹿のように四つん這いで震えてるのもずるいし、立ち上がったら目を見開いた笑顔でキメてくるのもずるいwそしてダンスは鬼うまいwww
  • ダンスは全体的にあぁ~林翔太好きだ~~~~ってなれる、踊り出すとキレッキレで今までの人生で体に染み込ませたアイドル的センスがぶわっと花開くのずるない?ロビーとして困惑しながら踊ってるけど体は見せる角度全部分かってます!的なさ……最高じゃん……〈秘密抱いて誰もが生きてる〉のところの体のスライドが骨盤たまらんポイント。

 

【S8 ソーホーの街中】

〈♪M8 You Shall Go To The Ball〉

  • S7の翌朝。ロビーとヴェルクロはベンチでぐったり。
  • ソーホーの人々の性的傾向について夜通し調査していた二人。前シーンで〈確かめよう 街に繰り出して〉っていうのが、どうしてそうなる!!!?って感じで好きなんだよな~。完全に有用ではないのにキマりきったヤバいテンションが判断力を鈍らせて、勢いだけでやらんと気が済まん!って飛び出すのがすごく若くて、まるで学生ノリなのがかわいい。いやヴェルクロ、ベッキー*10大丈夫なんか!?笑 その辺ちゃんと頼れる人いる!?(完全なるお節介)
  • 今までも援助してもらってたけど、さすがに今回はお金を返す理性のあるロビー。「貴族さんとの約束を破ることにはならないし、バイのプリンスには忠実なままでいられる」1000ポンドの使い道を考案するヴェルクロ。ロビーが「そんなにうまくいくかなぁ」と不安がるようにあんまり誠実じゃないし抜けのある計画……なんだけどヴェルクロはその辺はあまり無責任というか、ポジティブすぎていい加減!笑 でも明るくてパワフルで憎めない。「そしたらわたしたちはプラダに行って、アンタに最高級のタキシードを買って、わたしにもちょっとしたものを買う」って自分もちょっと得するプランなのかわいい!笑
  • テンション爆上げのヴェルクロ、タイミングよく現れてくれるサイドサドル。「プラダのあとは彼をヘアカットに連れて行って、そのまま真夜中まで貸し切ったらいくら?」嫌そうに逃げるロビーをヘッドロックするヴェルクロ、東京楽は本当に嫌そうに舞台袖まで逃げてしまうロビー。笑 ヴェルクロにつかまって諦めがついたのか言われるままに代金(100ポンドのところを50ポンド)支払う。
  • 「これからノリノリになるのよ!ねー!」「ああもう、そうだね!」「だったらそういう顔しなさいよ!」ヴェルクロにお顔をつままれて無理やり笑顔にさせられるロビー、つまめるお肉がほとんどない悲劇……はやしくんもうちょっとお肉あってもいいのよ。
  • 「今夜この人大きなパーティーに行くの♡着飾って♡」ってロビーが華やかな世界に行くのを誰よりも楽しんでるのがヴェルクロで、歌い出し〈アンタは今夜シンデレラ〉って、ロビーをシンデレラって呼び出すのもヴェルクロなのがすごく嬉しくなる。ヴェルクロはこの計画がうまくいくと思っているのでw、ロビーがプリンセスのように幸せをつかむんだ~!って力強く背中を押してくれる、そこに一切の邪念がないのが本当に嬉しい。この嬉しさはロビーのオタクの立場からなのか?ヴェルクロが人の幸せを本気で願える子であることの喜びなのか?分からないけどたぶんどっちもかな。
  • サイドサドルのリキシャに乗ってロビーを手招くヴェルクロ、ベンチにたたずんで戸惑うロビー。ヴェルクロがあまりにロビーを構いすぎてリキシャの重心がぶれっぶれになってしまい、漕ぎながらサイドサドルが「クロー!!」って怒る回があってめっちゃ好きでした。マルシアさんは大変だったろうけど笑 サイドサドルもクロって呼ぶんだなって。
  • ヴェルクロとサイドサドルが〈連れていくよシンデレラ 舞踏会へ〉っていきいきと歌ってくれる、ロビーは光を浴びるべきなんだ!って思ってくれる友だちがひとりじゃなくいてロビーは愛されてるなぁ。
  • ダナクロのターン。普段はけっこうバッサバサなんだけどパーティー仕様で巻き巻きしとぅるとぅるになるクローダちゃんのツインテールかわいい!「体に接着剤を塗ってアクセサリーの上を転げ回ったみたい」相変わらず語彙が天才。〈シャンパン樽ごと飲もう〉〈ワインとあとはビールもいいね〉にはダナちゃんのみならずわたしが全力でいいねする。
  • 〈捕まえるの王子様を 今夜はこの手で〉〈行こう 我らシンデレラ〉迎えに来てもらうだけがプリンセスじゃない!ヴェルクロにシンデレラの名を与えられるロビーも好きだけど、自らシンデレラを名乗るダナクロは肉食系女子!かっこいい~~!
  • ダナクロのターン全部好きなんだけど〈つまんない女でも化けりゃいいのさ美女に〉って地球上の全女子がそれな!!!って言うのでは?ってくらいの名文。だし、そう歌ってるダナクロが本当にかわいいしはじけてるので、若さ溢れてパッションを開放してる感じがまぶしくて涙が出てきちゃう。そう、ダナクロは!!まだ若い!!!
  • ベリンガム卿のターン。〈ゲイのジジイの狂い咲きで悪いか〉突然の応援上映\悪くないよー!/〈今夜はおいでシンデレラ 舞踏会へ〉ってベリンガムもロビーをプリンセスだと思ってる。自分はプリンス・チャーミングになりたいのか。元吉さんがベリンガムのことをサイドサドルともう一人の魔法使いって言ってたの面白かったな。豪華な衣装を与えて、お金という魔法で人の心を試す。
  • ロビーへの愛がメラメラなベリンガムのターンのあとにロビーたちのターンで〈どうしてこんなことしてる?吐き気がする〉って歌わせるの面白すぎるな。プラダのスーツを着ただけでノーセットのロビー、ヨーロッパの少年合唱団みがあって非常におぼこい。さすがの童顔力。いままでゆったりしたシルエットの服しか着てなかったから急に体の細いラインがお目見えして焦る。知ってたけどほんと華奢だな!コントラストにクラクラするし、変身した感じが視覚的に一発で理解できる魅惑のシルエットの持ち主ですねロビーさん……。
  • 〈オヤスミするベッドはひとつにして〉って茶化してくるヴェルクロさん。助けてあげてね!?笑
  • ジェイムズ一行のターン。サーシャがそわそわしててかわいい、こういうパーティが初めてなのはロビーだけじゃないのかもね。マリリンの〈今夜もふたりゴールデンカップル〉になんとも言えない気持ちになる。いやまったく間違っちゃないんだけど。ウィリアム〈愛想よく全員と笑顔で話せ〉突然の応援上映\ナイスアドバイス―!/
  • ロビー、ここまでは事の大きさにおののいてるんだけど、サイドサドルの〈ためらってないで行きな 特製の馬車が待つよ〉が最後の後押しになって、キラキラ輝く世界に惹かれていく。自分と同じくドレスアップしたスマホを振り、サイドサドルのリキシャでいざ舞踏会へ。踏み入れた最初は戸惑ってよたよた踊るものの次第にノッてきてダンスが確実なものになるの、It's Hard To Tell同様、パッ!と花開くはやしくんの持ってる魅力がシーンにぴったりで、物語を飛び越えて、いまこの場所で新星ミュージカルスターとして輝き見つかっていくはやしくんこそがシンデレラ……!と思考がトリップしてしまう。〈注目浴びてシンデレラ〉の振付の体幹めっちゃしっかりしてて確かに培ったダンス能力ー!!!って興奮が止まらなくなる。
  • ベリンガムに歓迎され、ジェイムズに見つかり、ロビー「これ、やばくね?」華やかな音楽とともに、幕。

 

 

ACT2へつづく。

dressigh.hatenablog.com

 

*1:はやしくんはパンフで「尊敬できるお父さんみたいな人」って言ってますしね

*2:原版サイドサドルはロビーやヴェルクロと同世代の女の子だったということで、きっと何気なく言ったことが実は真理を突いていた……みたいな感じだったんだろうなぁ

*3:ちなみにジェイムズは「生きろ!!」って返してくれる

*4:LONDON PRIDE。飲みたい。PUB行くしか。頼もうと思えばネットでも頼めるんだよな……

*5:はやしくんの好きなナンバーがM6、でもジェイムズとマリリンの仲が良すぎてロビーとしては嫉妬しちゃう。いつも袖で見てる。っていうのを受けて、充さんが言ってくださいました

*6:「お金とられたから食べられない」と返すロビーはごもっとも

*7:それへのアンサー、ってほどのことは考えてないだろうけど、数日後にブログにお肉の写真をアップするはやしくん

*8:「アンタ例の男とまだ付き合ってんの!?」の「例の男」が誰を指してるのかは厳密には分かりませんが(ベリンガム卿のことだろうけど、それもちゃんと言ってなかったんだもんね。事情は言わずに付き合ってる人がいて~とぼやかして伝えるに留まってるのかな。「まだ」って言うことはロビーが関係にちょっと困ってることくらいは察してそう)なんかその言い方がロビーが今までも「まだ付き合ってんの!?」ってクロが言いたくなるような男と付き合ってたのかなとか、ジェイムズに物分かりよく振る舞っちゃう感じとか、こう、ロビー、あんまり幸せな恋愛してきてないだろ……って思っちゃうんですよね。100%妄想ですが

*9:カサノバって言葉、これきっかけで知りました……浅学はずかしい……

*10:そういえばベッキー何歳なんだろうか。小学校低学年くらいかな……