雑記の表紙はグリーン

ジャニオタ備忘録(語るタイプ)

"We're MADE in Love!"〈Winter Paradise 2019 MADE公演〉

Winter Paradise2019~ふゆパラ~MADE公演の感想です。

◇入ったのは11/6昼夜
◇勝手にセトリ考察とか歌詞こじつけとかしてますので適当に読み飛ばしてください
◇考察の類はただの感想なので公式の見解(各メンバーの連載や雑誌掲載のセトリ・レポ等)とは無関係です、見当違いは気にしないスタイルです、念のため答えだとも思わないでくださるとありがたいです
◇MCレポとか接触レポとかはありません
◇一日しか見てない+書くのに時間がかかったのでかなりうろ覚えですすみません……細かいところは見逃してください(極端に違うところがあったら優しく教えてください)
◇書いてる人は健翔くんが好きです

あと例によって無駄に長いので時間があるときにどうぞ。

 

 

Greeting

「いらっしゃいませ、お嬢様」から始まる本人たちによるアナウンス。MADE=執事、お嬢様=ファンというコンセプトをMADEは常に掲げているので今回もコンサートはお嬢様へのおもてなしエンターテイメントショーになるわけだけど、これを毎回のコンセプトとして持ち出せるMADEほんと強いなぁと毎度ながら思います。根幹がぶれなければ派生*1はいくらでもできて、でも通じて「執事からお嬢様へのおもてなし」というコンセプトは貫ける。MADEがコンサートやる限り一生見続けたい。マジで。

今回は初のグローブ座公演ということからか、「あれ、そこのお嬢様、まだ座っていらっしゃるのですか?今回は特別に、ここ東京グローブ座でも、立ってお楽しみいただけますよ!」とのアナウンスが……ワードチョイスが総じて天才~!コンサートに向けてお嬢様を自然と立ち上がらせるとともに、言葉どおりグローブ座だけど立って見ていいんだよと教えてくれる。「特別に」ってワードがこのコンサートの期待感と特別感を煽ってくれる。感情や行動の誘導がやさしくていやらしさがない。あとからMCで、グローブ座という劇場で立って楽しんでいいのか悩んでしまう方がいるかもしれない、という考えがあったお話をしていたとレポで知り*2*3、なんたるホスピタリティ……!と感動が止まらない。

アナウンスの何が好きかって、これによりショーの指針が頭からすんなり理解できるというか、自然と世界観に引き込んでいってくれることです。「いらっしゃいませ、お嬢様」そうMADEに呼ばれた瞬間から"お嬢様"になれる感覚が気持ちいいし、MADEが我々を"お嬢様"にしてくれるんだなぁと、没入するきっかけをくれることが本当に楽しい。このアナウンスの時点で最高は保証されたようなもの。

01.チャンカパーナ

期待を裏切らないブチアゲ感!!!MADEのおたくにとっても慣れ親しんだアッパーな曲でOPとして大正解だと思う。

開演前からステージには白とメンバーカラーの布が被さった(これも異素材ミックスですごくきれいなんです詳しくなくて説明できないのがもどかしい)スタンドマイクが置いてあって(被さってて見えないけど大方予想はつく)、スタンドマイク……これは……ってところを裏切らずに持ってきてくれてすんごく気持ちいい。

秋山さん「俺らに愛される準備はできてるか!」「俺らを愛する準備はできてるか!」「最後まで愛し合っていこうぜ!」からの、曲中「美しい恋にするよ」セリフ×4のは「約束するよ、お嬢様!」

青を基調とした王子様風衣装。稲葉さん曰く「キンプリにしてください!」とのオーダー。これを含めて4着衣装を替えるわけですがすべてがオリジナル衣装なの、着実な歩みが見て取れて感慨深くなりました。4着中3着が初出のものなので、これにはスタイリスト・稲葉光の手腕と実績の成果がありありと現れている。評価あってこそだよね。そして当然どの衣装もめちゃくちゃかっこいいのです、稲葉さん装苑待ったなし。

02.D.T.F

D.T.F!コールは本家と同じく。「みんな、バカになりきれてないんじゃないのー!?」申樹さん先導のMADEコールからの「俺たちも、バカになっちゃおう!」

〈Hey!ちょっと よそ見すんなよ〉のペアは秋山福士/冨岡稲葉。過去に披露したNYARO*4と同じコンビですね。稲葉さん積極的なので健翔くんに顎クイとかする。笑

03.Welcome to our party

稲葉さん「それじゃあいくよ?100人乗ってもー!?」\大丈夫!/

↑ここまで3曲、すべてにおいて声出しがあってひたすらに我々のテンションを高めてくれるMADEさんのホスピタリティよ。

04.お気に召すまま

イントロとともに秋山さん「いらっしゃいませ、お嬢様。改めましてMADEです。本日はお嬢様のために、特別なフルコースをご用意させていただきました。それではお嬢様、お気に召すままに……」

↑で言うように(改めてアナウンスしてくれるのほんとうに丁寧)今回の公演のテーマである「お嬢様のお気に召すまま」。曲先行かテーマ先行か知らないけど、書きおろしかのように爽やかでピッタリな曲、よくあったなぁ。

テーマであるので当然この曲とのちの挨拶を含むここでの言葉たちが公演全体に活きてくるのがたまらない。〈恋の熱に浮かされ「お気に召すがままに」〉さっきチャンカパーナで思いっきり恋したしな!それから、歌詞を拾っていくとラストのマイガールにかかってる解釈ができて、後述するけど二曲間の相互作用がこの公演をうまくまとめていてたまらないのですよね……。

Today's MENU

曲BGMのまま各挨拶→健翔くん「ここで、本日のメニューを簡単にご説明いたします」

一貫してぶれないアナウンスで世界観をつないでいく……だからこの……ホスピタリティ……っ!(4曲目にして何度目か分からない感動で言葉にならない)

ふゆパラに絡めたフルコース。MADEの過去から現在、未来へつなぐためのメニュー。「そして本日はなんと、スペシャルメニューもご用意しておりますので、皆様こうご期待ください」冒頭と同じこと言うんですけど本当にワードチョイスがうまい。期待値を爆上げしてくれる。

「それでは、すべてのお嬢様にお気に召していただけますように。本日は最後までごゆっくりとお楽しみくださいませ」このアナウンスあまりにも良すぎて泣いちゃったな……。テーマをより印象づける「お気に召す」のプッシュ。「"すべての"お嬢様」という、個ではなく全を相手にするアイドルという立ち位置の確立(それでいて執事というのがまたいいんじゃないか~!)、そのうえで、全を対象とすることで個をも満足させようという気概。会場をぐるっと見回してそれを口にする健翔くんのトーンやニュアンスが、テーマパークのお兄さんのようでそれもよかった。こちらを世界へと誘ってくれる抑揚。何を切り取っても天才すぎてだな。素晴らしい。これ聞いて楽しくならん人おらんやろ。*5

05.Hit The Wall(福士ソロ)

世界遺産の曲を顔面世界遺産がやる……って同行者が興奮してて笑いました。すごいどうでもいい余談。

打ち込み系の今どきな曲(こういうのを何と言ったらいいか分からん……)で、今までグループの中でもラップとかボイパとかに挑戦してきた申樹さんのイメージに合ういいチョイスだと思った。申樹さんこういうの好きなんだろうか。いやこの曲でボイパないしラップ言うても……っていう話なんだけどwイメージです。ストリート系的な。

申樹さんソロ→途中から3人バックで登場。全員衣装チェンジ。例のパーカー(言葉で説明するより早いのでIsland TV見てください*6)、初出衣装なんだけど、その前に私服*7として見てるってどゆこと?って思いましたし、これを私服として(お揃いで)着こなしてるMADEのポテンシャルの高さすごすぎなって思いました。

さっきまでド王道王子様だったのに一気にストリートボーイズに早変わりするMADEさんの振り幅~!ドンツボです。ストリートの親和性高いと思うし、過去の公演でもこんな感じの曲をよくやってる印象がある。あと最初にメンカラを知ったときの衣装*8@ぜいクリエ2014の印象が強くて、違うんだけどちょっとしたノスタルジーというか……。

06.Sexy, Honey, Bunny!

セェクシィ~~~~~~~!!!!!!!!

えび座で歌ってたからこその選曲でしょうか。ジュニア担なら絶対見たい自担のセクバニ。鉄板的に盛り上がっていいね。

07.アイノビート-Dance ver.-

05からの流れを踏襲した選曲。オリジナル振り。

08.JUMP AROUND

NEWS曲になるとボルテージが1.5倍増しになる会場。笑 曲がすでに大好き。NEWSの直系(直系?)であるMADEがやると、観客がもともと愛してる原曲のパフォーマンスの良さが共通認識として前提にあるうえでMADEとしてのパフォーマンスの良さもプラスしてくれるから外れがないですね。

健翔くんが増田さんのパートを担うことって多々あるように感じるんだけど双方好きとしてはこれほど俺得なことがあろうかと毎度思う。のと、〈さぁdeep inside of ya〉で前に出てくる健翔くんの動きがまんま増田さんでくぁ~~~~!!!てなりましたありがとう。

その健翔くんのパート、〈I'm ready 髪型もバッチリ〉で髪型をばっちり決める稲葉さん、〈リッチなファー〉で腰につけたしっぽファーを振る秋山さん、などなど、NEWSのパフォーマンスとは一味違うかわいらしさ、前述したMADEとしての良さが光ってるところだと思う。

↑でありながらサビや主要な振付は原曲と同じなのでこの辺のマリアージュのうまさですよ。〈Get up, up & down〉でペンラUP&DOWNさせるのめちゃ楽しいし客席揃ってるのさすがだし。笑

2番サビ前申樹さん「もっともっと跳べー!」で階段最上段からステージにジャンプする皆さん。健翔くんの滞空時間の何と長いことでしょう……!ほんまに跳ん……てゆうか飛んでるー!って興奮した。

09.IT'S YOU

NEWS固め。05~08から雰囲気変わるけど同ユニの同アルバム曲*9だからか浮かないしHIP HOPの流れはそのままなんだなーというのがうまい繋ぎだなーと。

振付は原曲。NEWS版は3人歌唱+ソロダンスのフォーメーションだったけどMADE版はソロパート+3人ダンス。ソロパートは稲葉さん→秋山さん。稲葉さんのボーカルの成長には目覚ましいものがあって(後述します)、といって秋山さんはとくに高音になると追随を許さないなぁという印象。

10.シンデレラガール

会場のざわめきがすごかった。笑 ワンコーラスで健翔くん捌け。

OPあたりのポップなテンションに戻る感じ、08と10はわりと落差なんだけどキレイ系の09が挟まってることでド王道アイドルソングでありつつキレイでおしゃれなこの曲にへつなげるのに無理がない。キンプリってMADEにとっては突飛*10なのに違和もない。(いやMADEくんアイドルソングめちゃくちゃ似合うけどな。)すばらしい。

〈You're the only flowering heroine〉〈どんなときも ずっとそばで まぶしいその笑顔見せて〉〈いつになっても 幾つになっても ボクはキミを守り続ける〉もちろんMADEをプリンスとしたファンがヒロインの物語としてもおいしいけど、MADEを執事とした"お嬢様"の物語としてもグッとくるフレーズで……っ!おれらがキンプリ歌うなんて!ていう意外性も狙っただろうけど聞けば一発でハマりすぎて意外でもなんでもなくなる。オリ曲か?(違うよ)

1~10はポップでみずみずしいパート。冒頭はアイドルらしいかわいらしさとコンサートの盛り上がりとして王道な選曲でテンション上げつつの、今回の公演の核となる04をはさみ、05~09のヒップホップパートの流れがきれい。10で冒頭の雰囲気に帰結するのもまたいいなぁ、そこに至るまでの08-09-10の流れは前述どおりで良いグラデーション。

11.夜空ノムコウ(冨岡ソロ)

2017湾岸で初出の白衣装+白手袋。あらゆる人のヘキを刺激するだろうよありがとな……。(手袋とシャツの間の素肌フェチな人いませんか。わたしのことなんですけど。)マントの虹柄面を表にして腰巻に。ただでさえ4Wayだったのに5つ目の答え出してきやがった――!と興奮したのですが勘違いによるものだったとあとから知り、け、怪我の功名――!しかしながらそんなアクシデント?さえ対応できてしまうのはこの衣装の機能性とデザイン性の高さの賜物よ。すごいなぁ稲葉さん。

クロバットもダンスもなく、シンプルに歌い上げる健翔くん。健翔くんのソロはツキノミチ*11に続いて繊細な選曲だなと思いました。その繊細さが歌声にも出ていて、まっすぐでせつなくて、でもとてもきれいでした。純真を感じた。そして黄色の光がゆれる空間、黄色や光にもさまざまな属性がありますが、健翔くんのそれは夜空ににじむ月明かりなんだろうなぁということを考えて*12。くらい場所をじんわりと照らして、ほのかでもたしかな灯りをともす。

12.ding-dong

健翔くん「さぁみんな、出ておいでー!」で3人客席登場。ここの健翔くんは前曲までの等身大な男の子から打って変わってさながら魔法使いか妖精だった。

正直客席降りに対する興味があまりなくて(…)アレなのですが、3階席に登場した申樹さんが隣の健翔くんのオタクに、けんとあっちいるよ?的にステージを指さして教えてあげてた?感じだったのはすごく覚えてる。笑

めったにない触れ合えるチャンスだから、その機会が平等ではないことで思うことがある人もいるかもしれないけど、わたしは前述の理由で客席ファンサでステージが空いてることにモヤってしまうタイプの人間なので、誰か(今回は健翔くん)がステージに残ってファンサしつつ登場近くない席の観客も見て楽しめるようにしたのは、素敵な判断だと思います。

13.雪が降ってきた

稲葉さん「雪が降ってきた!おれには見える!」健翔くん「おれにも見える!」お嬢様「(*^-^*)」稲葉さん健翔くん先導でみんなでペンラふりふり。

曲中にクリスマスツリー登場(秋山さん申樹さんが持ってくる)秋山さん「今日は、一ヶ月くらい早いけど、俺たちとお嬢様で、クリスマスの思い出を作っちゃおうぜ!」いぇーい!「クリスマスの思い出を"作っちゃおう"」ってワードチョイスがまた絶妙で。作っちゃおうなところがな~。時期がずれてるのも、MADEとお嬢様だけのクリスマスっていう意味ではいいスパイスになってる。

14.WISH

健翔くんの合図で客席全員ペンラ色変え芸+サビで簡単な手振り。(←の説明は秋山さん)ペンライトが公式で出たからこその演出だよなぁ~発売おめでとう。*13

13の「クリスマスの思い出を作っちゃおう」ていうのがまさにこれで、手動でペンライトをカチカチして光の飾りつけ、一緒に踊って雰囲気を高め、MADEとお嬢様のその手で作り上げている空間に感動。

曲終わり、上手だったー!ってめちゃくちゃほめてくれるMADEのホスピタリティ。健翔くんの合図でペンラ全消灯。からの……

15.Winter Moon

真っ暗になった会場、ブラックライトに照らされるMADE、白いサテンシャツに浮かび上がる模様。ブラックライトの手法はNEWSでもやってたけど、狭い劇場空間の中でやると殊更きれいで言葉を失う。

これ、確かにペンラ全消灯してもらわないと成り立たない演出で、前曲がペンラを用いてみんなで一体感を作ってからの消灯指示だから自然と素直に従う……っていう、感情と行動の誘導が素晴らしい。前にも書いたけど優しくていやらしくない。何もなく急に消して!よりも参加率は確実なはず。計算がありながらもそれを気にせず楽しませることもできる……我々は楽しく戸惑いもなくペンラをつけて消してできる……なんつうホスピタリティ……!!そしてそこには、お嬢様たちならやってくれるというMADEからの信頼もうかがえる。ばっちりとそれに応えるお嬢様。すべてが愛ですよ……。

この曲はほんとにずっとMADEにやってほしくて堪らなかったやつだから興奮しすぎて若干記憶が。笑 Aメロの四角いフォーメーション、〈狭い部屋の中 漂うコーヒーと〉あたりの振付とかすごい好き。〈すべて奪いたい〉で白手袋を外して捨ててうわぁーーーー!!(語彙の喪失)ってなった。ここまで考えたうえで前々から手袋してたかと思う(いやたぶんブラックライト演出のため!w)と震える。

みんなよかったし当然健翔くんもよくて。イントロだかアウトロ(曖昧……)の伸びのある振付がとくに美しかったし、健翔くんはエモーショナルな表現のときはものすごく繊細になるので見入ってしまう。サビの中で唇を指で拭う振付があって、その指がかすかに震えて見えたのがたまらなかった。

クリスマスパーティーの中の立ち位置として、華やかで賑やかなだけじゃないサイレント・ナイトなんだろうけど、にしてもMADEからの愛は……重いぞ!(背負う!)

16.終電を超えて-Christmas Night-

「みんなありがとー!ペンライトもうつけていいよー!」ってかわいすぎか。

歌いながらぎゅっと寄り添って座るかわいらしい画を見せながら後ろ手で銀吹雪を仕込み、前に出てきたときに客席に投げ放つ。お嬢様のために雪をも降らせてくれる執事、好きしか……。

11〜16まで冬曲パート。メドレーとしては12〜16なのかな……?て思ってるんだけど、10と12の間の健翔くんソロがしっとりじっくり歌い上げる曲なことでうまい緩衝材になってるんだなーと。メリハリがある。そして全体的にハッピーな曲で構成されるクリスマスパーティのなかに15があることで、演出としての見せ場も際立つ。

Special MENU

冒頭から我々の期待を高めてくれた「スペシャルメニュー」、ここで初オリジナル曲〈MADE in Love〉の発表!!!!!!わーーーい!!!!!!!!MADEちゃんとお嬢様おめでとう!!!!!!!!

披露にあたりみんなで踊れる部分の振り付け講座。毎回秋山さんがなんでこのタイミング(頭でも最後でもなく/急に曲を始めるのではなくってことかな)で発表したかというと〜って説明してて、そういうところが何度も言うけどほんとうに丁寧。

振付は動画をご参照いただくとして、この時点で未発表の曲を秋山さんがどうにかして分かりやすく……と思案した結果「カウントで説明すると……」って言い出したのに対して、メンバーと会場のお嬢様たちが(あの秋山さんがカウントで説明……!?)ってなって一瞬で空気がザワついたのすごい笑った。秋山さんも察して「いや俺普段はカウントとか分からないんですけど!」って言ってたけど、一生懸命大勢が分かりやすいところに落としこもうとしてくれることがもう優しさやんか……ありがとう秋山さん……。

6昼の時点ではペンライトとうちわを置いて!と手放しで踊る指示があったんだけど、6夜にてペンライトは持ってても踊れるね?ってことになって。結果、会場が華やかになってこちらのテンションも上がるし、動画収録時には画が良くなって最高潮のテンションが伝わりやすくなってた……!そこで気づいたMADEとチームの皆様ナイスプレー!

実際の曲はスピーディーにah yeah!ってなるところ(動画を見て〜!)を振付講座時の稲葉さんはずっと「あ、いぇ、い♪」押し。「そんな曲だったっけ??」「彼にはこう聞こえてるのかもしれない」「あ、いぇ、い♪」

17.MADE in Love

We're MADE in Love〜!

j-island.net

動画があるので多くは語るな!てテンションになってますがwCメロののぶとみ→いなたいパートめっちゃ好きなんですよね。MADEくんのことはずっと乙女ゲームのように全員見た目にキャラクタ性のあるイケメン集団だと思っていて*14MADE in Loveは聞いたとき、MADEのキャラソンやないか……と思ってwさながら、乙女ゲームアニメ化のOP(キャラ歌唱)。その要素を一番感じる画がCメロの2:2だからです。まじでかっこいい。実写版乙女ゲーム……。

あと、ソロとしての歌い出しが健翔くんであることが、この曲のかわいらしさとMADEとの親和性をぐっと引き上げていて良きですね……Cメロの2:2→ソロになる〈そばにいるから yeah〉もしかり。健翔くんの歌声は4人それぞれの良さがある中でも一番アイドル!なキャンディハスキーボイス(語彙よ)なので、ポップなこの歌を印象づけるのにはもってこいなのですよ……適材適所健翔LOVE(語彙よ)

曲終わりに秋山さんが、「この曲をお嬢様と育てていきたい」って言ってて。それが実現できるいい曲だなぁと思いました。今回は初披露ということで前奏の手振りだけだったけど、曲中いくつもお嬢様がコールできるタイミング(しつこく動画見て)があって、サビの振付も踊れとは言われてないけどキャッチーで一緒に踊れそう(というか動画中のお嬢様たちもう踊ってるw)で、次の公演には更に盛り上がり曲になってること間違いなしなんだよね。お嬢様が声を足して、MADEとコミュニケーションすることで曲がどんどん育っていく、未来への可能性を感じずにはいられない。

MADE in Loveってタイトルがすごくいいしこれも今回の公演の核だなぁと。これは後述します。

MC〜メイドッチ!?〜

かわいかった。Island TVで小出しにしてたいきなりドッジが公演MCの布石だったことに感心。時には客席内やMADEの死角に現れるボール、逃げて隠れるメンバーを、お嬢様があっちー!って声とペンラでお知らせしてあげてたのが微笑ましかった。MCや無茶ぶりのお題を選択する『メイドッチ!?』という企画名も、MADEとどっち?とドッジ(ドッヂ……ドッチ)がかかった素敵なネーミングで、楽しかったし次の公演でもこれやってくれていいぜ!w内容は割愛します。

スペシャルメニューであること以外にセクションという感じではないけど、17に入る前が15じゃなくて明るい16だったことでハッピーなテンションのまま更なる多幸感へ突っ込んでいけた気がします。兎にも角にもオリ曲おめでとう〜!

18.Silent Love

曲入る前「それでは、次のメニューに参りましょう」ってシリアスなトーンで言ってくれるので、楽しいMCからこの曲にカッチリ切り替えができる。つくづく丁寧。

イントロかかった瞬間のお嬢様たちの待ってました!!感がすごかった。すごくよかった。笑

稲葉さん〈首筋の跡が消えても 心の傷が憶えてる〉良すぎてびっくりした。(気づくの遅くてごめんなのですが)ここでめちゃくちゃビビビってなって、稲葉さんめちゃくちゃ歌上手くなってるやんけ――!って軽く発汗するレベルで開眼したわ……音域も合ってるんだろうけどどこでそんな技術引き上げてきたんや……。稲葉さんにマジで特筆したいレベルで興奮したのですが、限らずAメロ・Bメロのソロパは全員めちゃくちゃよかったです。

秋山さんがふらっと、なにか宿したような様相で階段の最上に登るの、己の中に強烈に残ってるIZANAMI*15が思い起こされて震えたんだが、今回も秋山さんはスーパー秋山さんだったわ、ストーリー的にもIZANAMIよりは俗だけども、それでも世界観に入り込んだ秋山さんは神秘的ですごいな……。

サビ秋山さんラップに対して3人ボーカル、申樹さんの声が真ん中から伸びてて(フォーメ的にもセンターだったけど聞こえの話です)これも発見だった。申樹さんこれまでに比べて発声がめっちゃよくなってるし声質を活かした歌い方に変化してるやん……えっどうしたんMADEみんなどうしたん……!(わなわな)

19.JAM

サマパラでは負傷を押して披露した健翔くんのJAMが今回本意気で見られたことが嬉しくて感無量だった。あのときもこちらに不調を悟らせないよう尽くせるベストを見せてくれたけど、やっぱりより無理のない健翔くん全開のパフォーマンスで見られたことは段違いで嬉しいのですよ。椅子の決めポーズも、立ってたのもよかったけどやっぱ座るんだったんよね!みたいな、いちいち喜びが。健翔くんが今までを頑張ってくれたからこそ叶った景色、ありがとう!

秋山稲葉先に捌け、椅子ひとつ残して福士冨岡で3つを片しつつ捌け。椅子をジャニ持ちするジャニーズ。

20.I'm coming(秋山ソロ)

こ れ は ひ ど い。(死語か?)

ピンク髪のテロテロ白シャツのお兄さん(首にベルトチョーカー)が左手首に手錠を嵌めて繋がってない先を咥えたり女子に嵌めたり対の存在(黒シャツ稲葉さん)に嵌めたりイスで暴れまくったり対の存在(黒シャツ稲葉さん)を好き勝手振り回し弄りながら〈イけ、何度もイけ〉などと歌う…………本家*16に迫るくらい無茶苦茶やないか……!wwなんだけどこれがパフォーマンスとして成立するのは、ひとえに秋山さんの魅せる力があるからこそなんだろうなぁと。スーパーハイトーンを歌いこなし、体のこなしは当然美しく、何より、世界観に没入することに長けてて、本気(ルビ:マジ)を見せてくれるから説得力がある。結果、無茶苦茶でもやりたい放題でも観客をねじ伏せ空間を支配し、秋山大河さんに魅入っては屈服してしまうのですよ、わたしたちは……(誰?)

世界観に没入する、というのは途中で登場する稲葉さんにも言えることで、Torn*17とかもそうだけど秋山さんと稲葉さんはそういう部分で共鳴するんだろうね。だから秋山さんの相手はいつも稲葉さんなんだろうな……と思った。*18

独りよがりに暴れ回って恍惚に浸る前半、対の存在が現れてそれを鎖で繋ぎ支配する後半。跨った椅子は相手のオマージュだしそれに対の存在を座らせるのも絶対的支配下に置いてるけど、最後は自身が座らされて、対の存在が背後に立ち……という終わり方。捕まえていたつもりが囚われていた。みたいな想像をした。

21.妖〜あやかし〜(稲葉ソロ)

20から地続きで今度は稲葉さんが主役。対の存在(白シャツ秋山さん)は稲葉さんから手錠を外して去っていく。そして稲葉さんは何かを求め彷徨うように、悩ましげに踊り狂う――

↑何かって何かっつーと愛する人とかそういう類かと。その人の幻が見えてるような。組みダンスの流れ的に秋山さんかなーともちょっと思ったけど、この世界における秋山さんと稲葉さんって人同士というより概念的な繋がりを持つもの、と考えた方が解釈しやすいなぁ。捕らえて、囚われて、囚われものが捕らえた、と思ったら逃げられて……みたいな、秋山さんと稲葉さんで恋愛模様を連作してるようにも思えた。

この表現どっかで、と思ったらスギルセツナ*19ですね、あのときも今回もだけど、稲葉さん幻影をかき消してしまう勢いで思い切り抱きしめて空振りするのが情熱的で良い。『愛する人に会えない悲しみ・苦しみに耐えられずおかしくなってしまう』って歌舞伎だと『物狂い』というジャンルの踊りになるんですけど、妖には似たようなものを感じる。愛する人の幻影を捕まえたい美青年……

前述のとおり稲葉さんほんと歌上手になって、ここでも聞き惚れてしまいました。艶感が増したな〜。本当にお見事で。MVPだよ〜!

ぴかーがピカイチ……(おあとがよろしいようで)

22.つなぐ

稲葉ソロ終わり→稲葉ソロパってつなぎ方攻めてるな。

濃密すぎる20-21から23の洗練された雰囲気にまさしく「つなぐ」良い緩衝材のようなナンバーだな〜と。ここから未来へつなぐパートに入っていくんかな〜と思ったり……。*20

ここから(稲葉さんはジャケットを受け取って)赤衣装。エスニックかっこいい!健翔くんの晒された二の腕に嵌められたシャラシャラが好きでした。

23.Lily-White

サマパラ動画はめちゃくちゃ見てるのだけどそれには収録されてない健翔くんのソロパがまた聞けて嬉しい。リリホワのソロパはそれぞれが適材適所って感じがする。歌い出しは申樹さんが曲の中でも低い音を担い、〈君をPick upしてラグの中〉で高くなるところは健翔くんのハスキーボイスが味、情熱的なBメロをしっかり聞かせられて双方セクシーな稲葉さん秋山さんで割る。

18〜23はセクシーで大人なMADEが見られるパート。前述したけど切なく激しくエロくクレシェンドしていく21までと静かに燃える23の間を22がうまく繋いでるイメージ。括りとして認識したけど22と23はやや独立したセクションかなーと思わなくもなかったり。*21

24.EMMA

お立ち台曲。煽られてテンションが爆上がり。23とのギャップもあって会場が一気に暑くなったような感覚。

もうすっかり定番のEMMA。いっそMADEにくれと何度思ったことか(ダメです)(思うならタダだもん……)

25.BLACK FIRE

26.FIRE BEAT

24-26と流れでとらえているので感想は以下のパート感想のところですみません……!(MADEが消化試合的にやってるって意味じゃないよ……念のため!)

27.FIGHTERS.COM

サイレンからのイントロに盛り上がるというか迸ってた客席の熱量。MADEがバックについてなかろうがNEWS曲の履修率が高い。*22

Supersonic*23やWonder*24もそうなんだけど、このド終盤に最もハイカロリー*25な曲を持ってくるMADEは"ガチ"を感じられるから好きなんですよね……

NEWS版はラスボスだ!!!って感じで恐々とした思い出があるのですが、MADEはそれぞれが挑戦者というか、文字通りのFighterという感じがした。殴り合う振付はもとより、2番の秋山さん→稲葉さんにソロパが変わるところで秋山さんを壇上から引き剥がすように押しのける稲葉さんと、それを受けてすごいギラついてる秋山さんがお互いにキマりすぎてて最高だった。(やはり世界観への没入がうますぎる二人。)

異常な高キーがバンバン出てくるこの曲。とくに綺麗に音を出せる手越くんが担うことの多いフェイクパートはMADEでは大方を秋山さんが担当してた(歌うようになった2014時点で秋山さんが一番歌える人だったからなんだろうけど、担うことでどんどん鍛えられた節もあるよね)けど、今回は秋山さんだけじゃなく稲葉さんも(音としては稲葉さんの方が高音)(アウトロの方はユニゾン)担当してたことに、MADEの歌の革新を感じた。高キーといえば健翔くんが〈孤高の魂〉を歌い上げたことにもびっくりして、せ、声帯どうしたん、、、って震えた。低音パートは申樹さんがしっかり担って、高音シャウトから低音ラップまで自在な秋山さんが包括する。歌える*26キーが拡張すればそれだけ歌える歌も増えるわけで、今後に期待しかない。

最後は4人で殴り合い、ステージに倒れる。

24〜27でロックを含めた情熱パート。とにかく炎……て感じで熱くて、闘志や熱意、前向きな感情が迸ってた。(以下は今までのステージを見てる人向けの感覚になってしまいますが、)27は紛れもなく目玉曲だと思うんだけど、初披露のそれに向けての24-26が既存曲*27で構成してたのもいいなぁと思った。既存→新曲で27の興奮値がさらに高まったというか。27が頂点でそこに最終的な熱量を全部ぶつけるよう助走がしっかりしてるなぁと。

28.サポーターズ!

倒れ込んだまま、疲れて動けない……と言い出すMADE。(公演によって言葉変えながら言い出すのは稲葉さん。)「誰か、誰かサポートしてくれー!」ここで鳴り出す音楽。\M!A!D!からのE!/

お嬢様全力のコールで復活!立ち上がって歌い出すMADE。どんなに倒れてもお嬢様の呼び声で何度でも立ち上がる執事さんたち……!すべてはお嬢様のお気に召すままに……!この展開からの〈僕も君に救われたんだよ だから遠慮なんていらないのさ You&me〉はアツい。でももはやそれはこちらのセリフなのであって……MADEが何度も素晴らしい感動をくれるからMADEがサポートして!って言ったら全力で呼ぶのであって……。

29.マイガール

ラスト曲。申樹さん挨拶。「楽しんでいただけましたか?お気に召していただけましたか?」言葉選びのホスピタリティ何度も言ってしまうけど、ここで「お気に召す」って言葉を使ってくれることで一本筋を通してくれるんだよね……作りがすごく丁寧で選ぶもの一つ一つにこだわりと心が込められていて好きです……!

「最後の曲になりますが、皆さんに、感謝を伝えたいと思います」マイガール=お嬢様……!書き下ろしかな?て思うくらいピッタリのタイトル……!

曲全体では離別や失恋を想起させる切ない歌なんだけど、2番を飛ばしているので、コンサートのラストとしてふさわしいほっこりした幸福感に充たされながら聞くことができる。〈微笑む声重ねたなら 僕らはほんのちょっとずつ歩いて行ける気がした〉〈遠く離れてしまっても 思い出に満ちた未来へ〉〈ふたりの記憶つないでいく今日も そっと小さな温もり集めて〉時は過ぎていくけど、楽しかった今日のこの日を思い出して。こんな思い出を積み重ねて僕たちの道を歩いていこうよ。そう言ってくれているようにも感じて。

04で前述した二曲の相互作用。〈ずっと旅しよう 夜が明けても〉〈僕らはほんのちょっとずつ歩いて行ける気がした〉〈思い出す あの日 あのシーン あのフレーズ〉〈目を閉じれば君と過ごしたあの季節が思い浮かぶ〉(青が〈お気に召すまま〉紫がマイガールです)……などなど、フレーズのいくつかに類似性があるというか、寄り添い合える楽曲だなーと思って、共にいられる喜びを弾けさせて明るく歌う前者と、離れていくけど想いは確かなことを噛み締めながら穏やかに歌う後者で、うまいこと調和も取れる気がしていて。ここで歌うマイガールの「ほっこりした幸福感」はお気に召すままがあることで補えてることもあるんじゃないか……という、体感。勝手な体感ですw序盤と〆に両曲があることでメッセージやテーマ性がつながって、様々な楽曲のアソートであるコンサートがひとつの作品として仕上がりを見せてるように思いました。たぶんどっちも同じアーティストの曲っていうのも感じ方に影響あると思うけども。

〈どんな日々を過ごしたって きっと現在を信じ続けていれば ひとつだけ僕たちの道が始まるよ〉〈一秒ごとに出会った日が 遠ざかっていくけれど〉〈思い出に満ちた未来へ〉〈二人の記憶つないでいく〉って、過去が基盤にありながら道を拓くのは現在、過去と現在を紡ぎながら未来へ……という、楽曲の歌詞を読みながら本来の意味とは違うけど、MADEが掲げている「MADEの過去から現在、未来へつなぐためのメニュー」のメッセージとしてそれを受け取ることができる。

書き下ろしかな?て思うくらいピッタリの選曲だな!!切ない系の曲でここまでポジティブに終われるものなのかってものすごく感心しました。すごい。

MADE退場。曲終わりアナウンス。健翔くん「本日は、Winter Paradise2019へご来場いただき、誠にありがとうございました」申樹さん「みんなで一緒に過ごしたこの時間、ほんとうに幸せでした」稲葉さん「もう終わっちゃうのはさみしいけど、また遊ぼうね!」秋山さん「それではお嬢様、失礼いたします」最後まで!ぬかりなきホスピタリティ!!

本編ここまで。ゴリッゴリなハードモードから一点、曲に参加させてることで明るく切りかえてからの、ほっこり穏やかに終わる。ほんと何度も言ってしまうけど感情の誘導の仕方がいやらしくないしうますぎる。ありがたい……。

Dessert

アンコール……ではなく、「デザート出すの忘れちゃったよー!」とアナウンスで声を聞かせてくれるおっちょこ執事くんたち(かわいい)(かわいい)(かわいい)(かわいい)替え玉一丁!とかパンケーキ食べたい!とか言わされるお嬢様たち。笑

秋山さん「それじゃあ、お嬢様。MADEからの愛を」背負いなさい

EC1.Lucida

ヴァンステメインテーマ。主演とはいえ作品から離れたところでも歌わせてもらえるってナイスな信頼関係だね。イントロ中健翔くんがep.1の宣伝をするというシュールな光景。笑

舞台のときから面白い曲だなぁと思ってたけど、実際ペンラ振り回しながら聞くとほんとに愉快な気分になる!ww間奏\生きろ!/\生きろ!/(健翔くん「最後は"生きる"!」←丁寧)\生きる!!!/も楽しかったw

Cメロは秋山さんだけ階段を上がり「秋山大河、オンステージ!」秋山さんソロで会場全員が秋山さんに捧げるケチャ。恋祭り以来の!3人ケチャ→3人パートは急に正面向いてしれっと歌いだす。秋山さん後ろから3人にケチャ。

EC2.MADE in Love

アンコールをオリ曲で〆るってさ~~~~~!!マジ夢だよね~~~~~~!!!!!何よりも甘いデザート!!!ありがとうMADE in Love!!!!さっき振り練したからもうほぼ完ぺきに踊れるお嬢様。訓練されたお嬢様である。

"デザート"と銘打って出てきてくれたアンコール。続編が決まった主演舞台のテーマと、これから歌い続けるオリジナル曲。「未来へつなぐ」にふさわしい、可能性に満ちた二曲だったかと思います!お疲れさまでした!

 

以下はまだ書き切ってないのかよ!というセトリのことと全体の感想。

 

『ホスピタリティ』って言葉をめちゃくちゃ多用してしまいましたが、ほんとうに、重ね重ね、丁寧なコンサートづくりだな……って思って。MADEはいつもそうなんだけど、今回はより一層の丁寧さと巧みさを感じました。わたしの人生においてMADEのコンサートに行かないという選択肢はもはやない。

初めてのオリジナル曲〈MADE in Love〉。このタイトルと彼らの親和性の高さたるや。そしてこの曲こそが今回の公演の中核だったのだと思う。

〈We're MADE in Love〉訳すならば、「僕らは愛で創られた」「僕らは愛でできている」そんな感じになるのかな。秋山さんがド頭に言ってました「最後まで愛し合っていこう」って。1曲目は〈美しい恋にするよ〉。そこから、〈恋の熱に浮かされ「お気に召すがままに」〉と歌い、アイノビートを刻んで、街に愛の歌が流れ、ときに行くあてのないSilent Loveだったりしながら、この愛だけを信じて守り抜き、愛の言葉を囁きながら、二人の記憶をつないでいくんですよ。偶然かもしれないけどこのセトリ、約30曲中20曲以上が恋愛絡みの歌で構成されてて。分かりやすくピックアップしたけどもちろん愛って恋愛だけじゃないから、広義ではほぼ愛の歌なんですよね。さらに偶然だと思うけど、ソロ曲も4人とも誰かを想う歌で!そしてデザートでは「MADEからの愛を背負いなさい」。愛。愛。愛づくし。愛でできてる、愛から生まれた優秀な執事からお嬢様への愛は、実はとんでもなく重く、でもそれが嬉しい。お嬢様はMADEにとって、〈待ち侘びてた最高Lover〉*28なんだもんな……!MADEだけが愛の供給をするのかといえばそればかりではなくて、お嬢様もMADEの名前を何度も呼び、一緒に光を灯して、踊って、サポートして……って、彼らに愛を投げかける瞬間がいくつもある。〈つくりあげよう愛のステージ〉〈Make it together 君と/僕と一緒に〉まさにMADEとお嬢様の愛で成立した今回のステージ。〈MADE in Love〉の振付の両手でつくるLは向かい合っていて、これはMADEとお嬢様の愛が向かい合っていることを意味しているのだそう。この形にふさわしい、最高の愛のやり取りが実現した幸せな空間だったなぁ。

 

MADEとお嬢様の前に今現れた〈ひとつだけ 僕たちの道〉。それは彼らが彼らのための音楽でもってお嬢様に届けたメッセージにつながっていく。〈光差し込む場所へ 君と歩いていこう そうさ To the light Come baby, let's start!〉MADEとお嬢様の未来に、幸あれ!

 

"We're MADE in Love!"

 

おわり。

 

*1:楽しいショー、美しいショー、ロックなショー、などなど。「執事とお嬢様の恋」「実は王子様だった執事たち」「お城でのティーパーティー」「執事が宇宙旅行をプレゼンツ」などなど。無限に考えられる。(考えがダサいというのは置いておいて)

*2:内容はアナウンスのことじゃなくて選曲のことだったみたいだけど(自分で聞いていないので詳細が……すみません)アナウンスもその配慮が大いに繁栄されていて好きしかないですね

*3:それはシアタークリエだって劇場じゃん……とも言えるんだけど、今回はグローブ座公演のトップバッターでまだ誰もやっていないことだったから、っていうのも大きいんだと勝手に思っている

*4:最初にUPした時渚のお姉サマーって書いてました!!間違いだよ!!すみません!!

*5:でもしいていうなら「~の方」っていう言い方は今後直していただけると……!笑

*6:NEWS福井行ったよ!の動画です

*7:今回はステージ用であろう装飾が新たに施されていましたが

*8:黒ベースのパーカーにメンカラのトランプマークがモチーフで、ほかの部分にもペイズリー柄やらなんやらのメンカラ布があしらわれていたような気がする。びっくりするほど手元に資料が残ってない。

*9:EPCOTIA

*10:NEWSや嵐などバックについてるグループが選曲の王道とするならの話

*11:2016クリエ

*12:そういえば2018サマパラのメイン曲はMOONでしたね

*13:いや、クリエも毎公演出てましたし湾岸もライトブレスあったけども、でもこういうことができそうなモノではなかった。w

*14:だからヴァンステ決まった時時代が追いついたー!と思ったw

*15:2016クリエ

*16:豪快な歌唱力を誇りつつベッドパフォーマンスを魅せる手越祐也さん

*17:2018サマパラ

*18:いやたまに健翔くんとか申樹さんでも見てみたいんだが。もはや秋山さんに限らず全組み合わせ見たいんだが。欲望に素直。

*19:2017クリエ

*20:わたしは見てて気がつけなかったけど過去曲振り付けのオマージュが散りばめられてるってお嬢様のレポで見てすげぇ……てなりました。

*21:つい先日発売したTVガイドのレポでは23-27がメドレー扱いになっててまじかぁー!てなりました、オタクの勝手解釈なので許してくれ!w

*22:実際コンサートを見に行ってる人、そもそもNEWS担からMADEに流れたor現場掛け持ちな人も多いだろうな

*23:2016クリエ

*24:2017クリエ

*25:今回は24-26までの流れも含めてですね

*26:この曲はほぼ叫びだけどそれでも

*27:以前にMADEが披露したことあるという意味でお願いします

*28:以下のMADE in Loveの歌詞は聞き取りなのでもし公式の歌詞が公開されてこれらが間違ってたら消します!w