雑記の表紙はグリーン

ジャニオタ備忘録(語るタイプ)

with your smile, with our smile.〈はやしくんのはなし〉

2020年6月20日
林翔太さん、Jr.ご卒業・ならびにご結婚、おめでとうございます。

何かあるたびにお気持ち表明文をブログに残しているわたしなので、今回も例にもれずそうしていこうと思うのですが、いつにもまして思考がまとまっていなくてですね。取り留めない感じになってしまったらすみません。(いつもか……。)


率直にうれしかった。第一報が飛び込んできたとき、間違いなくわたしのすべては『うれしい』で満たされた。座っている電車の椅子がふわっふわしている感じがして、気がついたときには改札を抜けていた。うれしい。うれしい。めちゃくちゃにうれしい。ほんとうにおめでとうってそればっかり。完璧なハイだった。どんなアルコールより効いた。サイコー!って気持ちのまま元から約束していた友人たちと深夜まで飲みまくって、お高いアルコールも開けて最高の一日だった。……まずいこのままだとただの日記だ!笑 いろいろ考えるのはその後から今日までの話なんだけど、とにかく最初に思った、それしか思えなかった『うれしい』が、わたしの一番つよい気持ちだったのだと今でも思う。うれしいな。何度でも言おう。うれしいよ。


まず、Jr.卒業というステップアップと、結婚というジャニーズのタレントとしての高いハードル、どちらもクリアできるということに、彼が自分のいたい場所からちゃんと認められ評価されているんだということが分かってうれしかった。CDデビューではない道での前進は目に見える『Jr.としてのゴール』がないからこそ、ご自身の口から卒業の旨が聞けたのはありがたく、喜びもひとしおだ。先輩たちのエピソードを聞くに、Jr.として押していくことに限界を感じた事務所側からの提案*1だったりするそうだけど、はやしくんに関してもその方向性は大きいのだろうなと思う。お芝居やミュージカルに出演して、評判が評判を呼んで、次の仕事がどんどんつながって、オフシーズンがほとんどなくて……そんな状況を作り出し、しっかりと成果を上げたはやしくんはほんとうにすごい。Jr.だろうがそうでなかろうが彼は自分の場所でしっかりと頑張れるのだろうけれど、晴れてJr.を卒業したそのステップが、さらなるモチベーションの高まりにつながればいいと切に願っている。


そして結婚である。感情の整理の大部分は、もちろんここに費やした。先述したとおり、ほんとうにうれしくっておめでたくってうれしくって。でもそれだけじゃない気持ちも当然のように存在している。

先に気持ちよくないかもしれない話をしておけば、どこまでも濁りない心ではいられない、ということだろうか。あのときこのとき……そうか…………(ゲンドウポーズ)となることもある。「完璧に隠し通した」と評価するツイートを見るたび「いや完璧にってこともなかったぜ?」と言いたくなってしまう浅ましさを恥じる。事実として知らしめられたとき、彼がずっと誰かのものだったんだ・誰かのものになってしまったんだって、自分がそれまである種のヴァージニティーを自担に抱いていたことを認めざるを得ず落胆した。嫌すぎる。勝手に幸せになっていく彼に対する小さな嫉妬心かもしれない。リア恋的な思考は彼には持ち合わせていないはずだったんだけど、不思議だ、恋じゃないのにどこかで失恋したような、感傷的な気分が心の端っこでじくじくとしている。

マイナスなことはこのあたりにしておいて。

発表するのにすごく勇気がいただろうなぁとしみじみ考える。公表すればどうしても詮索されてしまうし、メディアや情報通を装った人物にあることないこと書かれてしまう可能性もある。お相手の方がはやしくんと同じく表に立つことを生業としている方ならまだしも、一般の方だ。愛する人をそんな目に遭わせなきゃならなくなるかもしれないと考えると、とても怖い。それでも覚悟を持って、事後報告とせず「誰よりもファンの皆様にお伝えしたく」とわたしたちのことまで考えて発表に踏み切って、お相手の方もリスクを飲んで後押ししてくれたんだろうなと思うと、すごい。(だからといってメディアが変な記事書いたりオタクがあれこれ詮索していいってことには絶対にならない。)今は、そしてこれからも、少しでも穏やかに生活を過ごせていますように。

はやしくんのご報告の中には「今がタイミングとして相応しいかどうか迷いました」とあって、そこにはコロナ禍なご時世のことも含まれているのだろうけれど、わたしはこんな時だからこそ、そばにいるたいせつな人をたいせつにして、人生と向き合って、愛を誓いあえることは、とても素晴らしいことだと感じている。普段は舞台とお稽古の連続でとっても忙しい彼だけれど、残念ながらお仕事がなくなってしまった今だからこそ、結婚に際してのやるべきことにしっかり手をつけられていたらいいなと思う。いやコロナ禍じゃない日常でだってやることはしっかりやる人だとは思うけど……。

NNNドキュメントのときに語っていた言葉を思い出しては、この決断の先でも仕事に邁進する姿でもって我々の笑顔を増やしていけると思えたんだろうな、てことにうれしくなる。それに、『ファンの笑顔をたいせつにする』そのために彼の愛する人の笑顔を奪うことがなくてよかったし、そのために彼が愛する人の手を離すことにならなくてほんとうによかったと、心の底から安堵している。わたしはずっと、はやしくんにしあわせでいてほしいのだ。ずっとずっとしあわせに笑っていてほしい。自分がしあわせであるために、彼に悲しい選択をしてほしくないし、彼がたいせつにしている人や物を傷つけたり、捨てさせたくはない。それがどんなにエゴであり、裏側まで見えない自分には気づけもしないことであろうとも、だ。そんなわたしにとって、はやしくんの結婚のご報告は、彼がたいせつなものをたいせつにして生きていけている証明でもあるように感じていて。だからだろう。ほんとうに心から、喜びに満ち溢れているのは。

あのときも……(略)なんて思うけれど、思ったからといって、これまでに受け取ったしあわせやよろこび、ときめきは、一切色褪せることはないのだった。ずっとずっと変わらない、真剣に歌い踊る姿に抱いた愛情は、なにもかも嘘じゃない。だから彼が連載に記した「これまでも今までと変わらず「林翔太」は「林翔太」」の言葉にも、素直にうなずける。わたしがステージに見るはやしくんはずっと誠実だ。密やかな逃げや隠れはあったかもしれないけれど、それでもできる限り誠実で、誠実に生きて、仕事して、愛して、たくさんの人を笑顔にしたいはやしくんは、謙虚に貪欲に前進している。その姿がこんなにも愛おしくて、今も昔もこれからも、こんなにも愛させてくれてありがとうと伝えたい。


……てゆか、こんな大事なライフイベントまで祝わせてくれる自担、すごくない……?「いまわたし、(一方的な自己満だけど)自担の結婚祝いの文章書いてるのか……」と思うとまたあの発表直後のハイが襲ってきそうな気がする。こんな機会一度しかないはずだし、ちょっくらEtarnalコピペ改変でもするか……などふざけようとしたけれど、いざ当事者(?)ともなると、あの文章馬鹿にできないな……ってなってる。私達は翔太のミュージカル=魂を支えるから。(いやお相手の方も支えてるって!)あといつか翔太のDNAとは混ざりませんけど。そうなんだけど、ファンとしてお仕事面を応援していくのは当然として、手が届きようもないプライベートの部分ではちゃんと寄り添ってくれる人がいるんだなぁと思うとほっこりもしてくる。そんなのオタクが言うまでもないがしっかり手を携えて生きていってほしいなぁ。

ものすごく個人的なことだけど、わたしには今のところ、結婚願望がない。他人と生活を共にすることを億劫に感じるし、他人の人生を背負う覚悟もない。配偶者でも自分の子どもでも、それを考えただけで恐ろしいと思ってしまう。だからこそ、結婚を選択できるすべての人を尊敬している。(そうと言って、もちろんひとりで生きていく選択肢も尊重されるべきだと思っている。)ただでさえ自担を尊敬しているというのに、ここにきてさらに尊敬してしまった。はやしくんもお相手の方もすごい。まぶしい。

ジャニーズwebの連載でページを割いてはやしくんをお祝いしてくれる仲間がいるのも、なんだか自分のことのようにうれしいなぁ。オフレコでやっていればいいのであって必ずしも公のブログで書く必要はないと思っているんだけど(だからどんなに近い人でも書いてないから祝っていないと捉えるのは絶対に違うし)、『アイドル(同じジャニーズのタレント)の結婚』というまだまだセンシティブな話題に対して、同業のアイドルが慶祝を示してくれることはほんとうにありがたいなぁと。大事にしたいよね。寺西くんの「単純ではないことは僕でも分かりますが、それでもとってもおめでたい」という言葉が深く胸に残る。お祝いの電話をしたらすごく喜んでいたことまで教えてくれる龍太くんありがとう。「男のケジメってやつか」とか言っちゃうお節介兄さんこと北山くんはどこまでも北山くんらしい。通常の日記も展開しながらしっかりお祝いしてくれる辰巳くんはいつまでもはやしくんのお兄ちゃん。「もうなんか表現できないぐらい嬉しいです」と花火まで打ち上げてくれる髙木くん。薮くんがハッシュタグで添えてたMr.childrenの『Simple』、いい歌すぎるのでここに引用させてください。*2SNSでお祝いしてくれる共演者さんや関係者さんたちの言葉も全部うれしいなぁ。はやしくんが愛されてるんだって思うと何もかもうれしい。

10年先も20年先も 君と生きれたらいいな
悲しみを連れ 遠回りもしたんだけど
探してたものは こんなシンプルなものだったんだ


……さ!そろそろやめとこ!笑 とにかくとにかくうれしいんです。ちょっぴりせつなくて、でもとってもしあわせで。センチメンタルな気分になって、ふと自分の担降りブログを読み返したんですが、「はやしくんがしあわせそうに笑うところをこれからもっと見ていきたい、もっともっとしあわせに笑っていてほしい、そのためにはやしくんを応援していきたい」と書いていて。今になってもわたしははやし担を続けているし、彼の笑顔を見ているし。彼がしあわせになるための決断をするとき、自分と自分を応援してくれる人たちとの関係ならそれができるって思ってくれたんなら、ほんの少しでも、それに貢献できるファンでいられているのでしょうか。だったらいいなぁ。ずっとずっとできる限りこれからも。


たいせつな人にたいせつな人がいるということ、たいせつにしたい場所があるということ。たいせつな人が愛されているということ。その愛に生きると決断できたということ。すべてがほんとうにうれしいです。

改めて、ご卒業おめでとうございます。そして、ご結婚おめでとうございます。

「愛してるよ、とっても!」

 

*1:風間俊介くんの仕事量やその情報掲載に支障が出た話だったり、ふぉ~ゆ~がネタにしている「Jr.と言うには年齢が上がりすぎてる」話だったり

*2:同じ記事の中でエビキスの話もしてるんだけど、どちらに当てはめても、良い……ってなれる元エビキスのオタクだよ