雑記の表紙はグリーン

ジャニオタ備忘録(語るタイプ)

素敵だってことを罪だと知るべきなんだよ

PLAYZONE IN NISSAY、非常に楽しませていただきました。恐ろしく今更感あるんだけど、何度も観劇してそれで終わりっていうのがなんとなく勿体ない気がして、そうなるとわたしが取れる手段は文字にすることくらいなので。何から書けばいいのかわからない、大分もや~んとしている感じで、キーボードをたたき始めました。

…そう思って書き始めたのに、林くんのことを書き始めたらそれだけで1記事でも足らんわってレベルで書き連ねてしまったので、とりあえず激烈かっこかわいい林くんの話をします。

 

非常にDDらしかぬ観劇スタイルだった、今年。それほどに目が離せない存在だった、林翔太くん。

PZには推しが4人出てるけど、出番がないとき以外はほかの3人に気を向ける余裕すらなかった、きらきら輝きすぎててどうしようもない。とても魅力的な人だとはわかってたけど、どうしてこんなにも!?と思うくらい、2014年始の林翔太くんがかっこよかっくかわいかったです!

 

髪型の話

期間中に髪型が3段階あったこと。

茶髪パーマは2011の夏の終わりを少し思い出した。ゆるくくるくるにした髪が伸びてきて、心なしかうざったかった時期。wそれがだめってことじゃなくて、そして今年の髪型と似てたわけじゃないけど、なつかしさが頭をよぎる。

それから黒染めしてちょっとだけ襟足整えて。黒髪の林くんを見て、改めて冬を感じた。それは、林くんが以前に「夏は染色が許される時期」とかなんとか言ってた覚えがあったからというのもそうだけど、夏からの大幅なスタイルチェンジだったからだなと思う。茶→黒は視覚的に全然違ったから、黒髪のLYOも黒髪の情熱~も黒髪のハニビも全部新しくて、夏と同じようで違う、PLAYZONEという公演自体が置かれている現状に林くんを通して触れた感じ(笑)

そして黒髪のまま散髪して。個人的にはそれが一番よかった。爽やかでかっこいい。会場で見るまで散髪してたことを全く知らなかったから、YMWでさっぱりした林くんを見て、動揺した。かっこいい。隙を見てはひたすら髪型をスケッチして、でもどんなに描いてもそのかっこいい形は捉えられなくて、これはもう理屈じゃないなと思いました。

1幕はナチュラルなのに2幕でしっかりスタイリングしてくる林くん愛おしい。1幕はかっこよくて2幕はかわいい!っていうのが冬PZの感想だったんだけど、それさえ彼に操られているんじゃないかと無駄に疑う。1幕のナチュラルな感じは投げ出されたような色気があってドキドキするし、2幕でスタイリングすることによってより丸みを帯びてふわふわ感が出た黒髪はただひたすらかわいくて。髪型ひとつにここまでしてやられる、完敗。

 

It's BADの話

演目もすべてよかったけど、特筆すべきはやはりどうなってもいい~It's BADなのかなと。初日、はじめに翼のうしろで踊っていたのがふぉ~ゆ~だったのは安定で、かっこよくて、ああさすがだなと感心していたところに、突然林くんと江田くんが現れた時の衝撃。軽く取り乱してしまった。わたしの感情なんてお構いなしに曲は進む、林くんは踊る、それはもう見とれるしかない。初日から個人楽まで*1、息もつけないくらいのかっこよさ。

It's BAD、〈♪今夜も Mr. rainy day〉で左右にじわーっと広げていく手を目で追う林くん。指先をじっと見つめ目線を上げ、バッと手を下ろしたときに一瞬目をつむりキッと前を見据える。その視線の切り替え、焼きついて離れない、心をつかんで離してくれない、強さ。演劇でもなんでも、目線の演出に弱いわたしだから、今回も例外なくやられてしまいました。ずるいよ。最初のサビ終わりにもパッと上げた手を下ろしていく振付があるけれど、同じように目線は手を追っていた。林くんの癖、なのかもしれないけど、その動作が忙しい振付の中に緩急の緩をもたらしていて、情緒的で好き。次の瞬間にはあっと驚く強さがあるわけだけど。

ターンも素晴らしかった。〈♪It's BAD It's BAD〉音に合わせて4カウントでターンをするのがものすごく高速で決めなきゃいけないやつなんだけど、ばっちり決まっていた。そりゃできないとは思ってなかったけど、驚いたのはそのキレ。林くんのターンは同じカウントで回っていても周りの人よりゆっくり見え、しかしカウントが遅れることなくその限りで収まる、そこだけ時間とバランスを操っているかのような魔法のターン。だとわたしはずっと感じていたけど、It's BADはそうではなかった。カウントが激烈早いからってこともあるけど、確実に精度が上がっている。林くんがパンフレットでコメントしていた、「ダンスのレッスンの成果でターンが前よりきれいに回れるようになった」というのが、まさにここで証明されている。これをかっこいいと言わずしてなんと言えば、いやもっと相応しい形容があるのかもしれないけれど、押し寄せる感動に語彙力の放棄。

あとね、〈♪BA BA BA baby〉って口ずさみながら腰を回すのは反則です。お腹痛くなるくらい、エロいから。

 

パーティーが終わってもの話

パーティーが終わってもで〈♪恋人でいたいね〉と小指を立てた林くんに、約束してくれるの?って勝手にうれしくなる。すごく痛いけど現実無視して舞台の世界に没頭してるからってことで許してください。このパーティーが終わってもこのままずっとファンとアイドルっていう恋人で、アイドル林翔太くんを応援させてほしいです、と公演中に激重な感情に襲われるのは通常営業です、致し方ない。その前にパーティー終わってほしくないよぉ…とえぐえぐなってるわけだけどw

ところで小指を立てるのは初日からやっていたけど、中盤の公演でそれをぱくって食べちゃいだしたのにはちょっと驚き。恋人食べたらあかんよ!wwwでも食べちゃいたいくらい愛おしいってことの表現だったらかわいいし、ていうかもう林くんなら全部かわいいよなんだよそれかわいいよ。

 

演じたキャラの話

ジャズバンドのトランペット吹きと林先生、二つの役を演じていた林くん。トランペット吹きは、素直でかわいい印象が。余計なことまで伝えてしまうけど、すぐ謝る素直さ。バーカウンターに座ってグラスを傾けるけど、全然似合わないwそんなトランペット吹きはきっとバンドの中でも末っ子でかわいがられてるんだね、っていう設定を妄想しながら見ていました。

一方林先生はプレゾン学園の登場人物の中でただ一人大人で、ドキッとする感じ。真面目な先生だけど遊び心を忘れていなくて、意外なところで歌がうまくて(林くんには全然意外と思わないけど先生ルックになるとなんか意外w)、ああこれは生徒に人気の先生だろうなと思ったり。ナルシストいけたんがなにやらしゃべっているときに激烈つまらなそうな林先生を見て、生徒と適度な距離を保てる人なんだなと推測した。w

ところで林くんは襟の詰まった感じというかお堅い恰好が本当によく似合う。他に例を挙げるとすれば少年たちの警官とか内部監察局の人間(スーツ)とかだけど、今回のワイシャツに赤いネクタイもsooo coooolでした♡

 

いろんな人と仲良くしてる話

いろんな人と仲良くしていた林くん、かわいかった。

今回一番のお気に入り(笑)は仲田だったのかなぁ、それくらい仲田とにこにこしているところを見かけた気がする。ケジメなさいでポップアップしない仲田になんでー!?って顔する林くん。仲田のサスペンダーをやたらと弾く林くん。仲田とエアバンドをして楽しむ林くん。時に仲田につれない態度をとるのも通常、むしろすごく楽しんでて完璧なツンデレさんはそれも魅力の一要素。

夏から仲良しの美勇人とはもはや安定で、ことあるごとにアイコンタクトしてるのが微笑ましい。

うみんちゅ~にはエアバンドに加わってくるのにそっけなくなったりしてたけど、ニコニコ腰を抱いて歌ってたりしてたから結局かわいいと思ってるのがかわいい。

ふぉ~ゆ~兄さんにもたくさん触れてて、特に越岡くんとは何度もハイなりローなりタッチしていた印象。ただの俺得ですありがとうございます。想で歌いながら微笑みあうこしはやのかわいさプライスレス。

もちろんThey武道は安定すぎて毎回動悸が止まらない。パーティーが終わってもで亮太くんが林くんの肩を何回もぽふぽふ叩いてたことがあったり、カテコでお辞儀するときにお互いの腰に手をやってたことがあったり、??な絡みがたびたびあったりょたしょた。それが二人だけの空気感なのかもしれない。

お祭り忍者の最後に走り回るところ、江田くんは毎回ハイタッチを求めるのだけど、頑なに拒否する林くん。あるときは手をさっと反対側の肩をつかむまで引き、あるときはこれでもかと体をくねらせ避け、あるときはハイタッチに応じるふりしてわざと空振りする。これは完全にふざけてる。wそれでもめげずに求めてくれる江田くんのやさしさよ…。最初に見たとき、ああこれ成功するのは千秋楽だけだなって思ったら、やっぱりその通りだったのには笑った。林くん、完璧なツンデレすぎて、その按配たるy…いやちょっとやりすぎやろ!ってくらいだけどきっと江田くん相手だからこそだよね。その、ある種の甘えが愛おしい。

ハニビは健在だし、パーティーのユニットパートも素敵だしで、やっぱりこの冬もThey武道大好きをこじらせる。

 

ダンスの話

夏は男らしいワイルドなダンスを目指していたけど、この冬にもっときれいに踊ることを心がけるようになったと言う林くん。わたしは正直、去年の冬から明らかに変わった力強いダンスが好きでたまらなくて、それはただわたしの好みの問題なんだけど、だからパンフレットを読んだときに感動した半面で少し惜しい気がした。ガツガツ迫ってくるあの感じにはもう出会えないのかな、なんて思ったりもしたけど、完全に杞憂だったとたったの1時間後に気づかされる。確かにもう夏とは違う踊り方になっていたけれど、先述のIt's BADや、What's your name?のように、女性を心ごと奪い取るような力強さを要する曲で、夏のガツガツ感は生きていたのだと感じた。迫ってこられると、つらく苦しくなる。それは林翔太くんがかっこよすぎて制圧されそうな気分になるから!WYNの〈♪I need you〉で指をさすところとか、完全に雄。

でも、林くんが言うように、きれいな踊り方でもあったしそれが今の中心なのもわかった。もともときれいな踊りをする人だと思ってたけど、さらにきれいになったから、もうこの人はどこまでいくんだろう、といい意味で呆然としてしまう。きれいで美しい踊りをしたって男らしさが失われることはなく、そうすべては積み重ねだった、と気づいたのは公演も終盤のころ。路線の変更はなにかを捨てたわけではなく、新しいものを手に入れたということで、表現の幅が広がった林くんは今確実に魅力にあふれている。こっちはもうキャパオーバーだ白旗だって思うけど、彼自身の器はまだまだ満たされることはないのだろうなと思うと恐ろしい。14年目だってまだまだ本気で攻めてきてほしい。

 

2014年の幕開けがPLAYZONEだったことは、林くんにとってどういう意味があっただろう。ハードすぎるスケジュールの中こちらから見て明らかに疲れを隠せていないなと感じる日がないこともなかった、それは彼にとって不本意だったろうし肉体的にも精神的にも負担だったろうと推測する。けれど彼が「モチベーションが上がるのは当たり前」と言えるほどのPLAYZONEという舞台とカンパニーでの活動が、素敵な1年のスタートダッシュになっていれば幸いです。

冬のPLAYZONEって、と構えていたところもあったけど、始まってみればすごく楽しくてやっぱりわたしはPLAYZONEが好きだし、この舞台で踊る林くんが好きです。楽しい時間をありがとうございました。

*1:観劇したのは6,10,15,18昼,21,25夜