なんてフシギなチカラ!
先日放送された『ホンマでっか!? TV』、関ジャニ∞が専門家の先生によって何気ない癖や行動などからパーソナルを導き出される…といった内容。*1各々の特徴を面白おかしくさらけ出しつつ、個性的でグループとして成り立っている、というオチ。だった気がする。家族と談笑しながら見ていたから細かいことは覚えてないけれど。
これを見ていた母は、メンバーってジャニーさんが選出するんでしょう?やっぱりいろいろ見えてるのね、ジャニーさんすごいね。って。たしかに番組を見ていると関ジャニ∞がいかにバランスの取れたグループかわかり、こうでなくては成立しないと思えるほど必然的に集められたひとたち、のようにも思える。
わたしの妹はふぉ~ゆ~が好きで、妹は母にふぉ~ゆ~の話をし出した。大人数から今のグループになったこと、それもタイミングがあって*2、4人での活動が増えて。おまけに彼らはひとりもその形が被ることなく、しかし同じ『ゆう』の音を持っている。生まれた年は全員1986年、誕生日が2か月以内。日付は全員5の倍数。妹は言った。
運命を感じる。
そういえば嵐も、たまたまパスポートを持ってたから、とかそんな理由もあるよね~なんて話をしつつ。最近母が読んだ本の中に「子どもは自分の母親を選んで生まれてくる」なんてことが書かれていたらしく、たとえば女優になりたかったらきれいな顔の女性を母親にするだとか、なにか伝えたいメッセージがあるからその母親の子どもとして生まれるだとか。そうこう話しているうちに話題は流れた。
じゃあ、とわたしは考える。
They武道は運命なのか?
2008年にM.A.D.から3人・MADEから1人が集められた4人組。それぞれの苗字のイニシャルを取って冠とした。2012年、1人退所。~2014年現在、3人組として活動。
集められて、同じ存在になって、離れていく者がいて。ちょっとの間名前がなくて、新しい名前がやってきて、また元の名前に戻って。そんな彼らは『They武道』という運命のもとにつどったのだろうか。それにしてはあまりに不確かで不安定な運命だな、と思った。現にグループ名が揺らいだりしたし。今では笑い話だけど!あんまりつっこむと恐ろしく哲学的になるし、そんなに賢くないし、なによりわたしは第三者だからそれを定めることはできない。だから、答えなんて出ないんだけど、せっかく考えるきっかけがあったのだからこうして記事にしてみるのもいいかな、と思う。
でも、選ばれたにせよ、選んだにせよ。亮太くんと林くんと江田くんがThey武道でよかったな、と思うのは、ファンとして確か。もしあのままM.A.D.だったらとか、4人のままだったらとか、いろいろあるし落ち着くところに転がるんだろうとは思うんだけど。何がベストだったかなんて全部終わってみなきゃわからないんだろうな、と。失ったものもたくさんあるかもしれないけれど、今の3人が描き出しているトライアングルがもっとも美しい。そう素直に感じる。
ここ最近は雑誌の露出が増えて、勢いを感じる。クリエ特需でプレゾン特需なんだけどきっかけなんてなんだってよくて、少しでもThey武道が人の目に触れる機会があってうれしいね。と同時に彼らの言葉に触れる機会が増えてそれもうれしい。音声ではないもう一つの手段・文字。一文の長さや文字量で彼らの会話のペースが把握できるのは懐かしいような新鮮なような、とにかくもっと雑誌に載るべきだと思います!笑
グループの結束力が高まった、ツアーがやりたい、もっといろんな人に見てほしい。クリエのステージで言っていたことが、文字という形で残る素晴らしさ。どうしても薄れていってしまう記憶、だけじゃないところにTheyの意志が刻み込まれている!それはそれはしあわせなことだ!
TVfan(絶賛発売中)で江田くんが。
3人とも血液型も体重も同じだ。へえ~、考え方はバラバラなのに(笑)。
(TVfan 2014 9月号 p.207)
ひとりひとりはバラバラかもしれないけど、その名前の元に集まっていろんな可能性を見せてくれる3人がヒジョーーーーに愛おしくて、物思いに耽る夏の夕方。今日も青山劇場で、あのハイタッチが軽快に響き渡っているだろうか。
そういえば2年前の今日はThey武道に戻った日だね。あと、3人のもう一つの共通点は髪の毛の分け方です。長さやスタイリングは違えど前髪の流れが全員一緒の方向なの、かわいくて仕方ないからそのままでいてください。