雑記の表紙はグリーン

ジャニオタ備忘録(語るタイプ)

Hello, BIGLOVE!〈2019年総括/ソーホーとAぇとさのくん〉

2週間前に風邪を引いたっきり咳が止まりません。そんな2019年の最後の日です。久々に年の総括……というか印象深かったことと語りたいことを残しておきます。

 

今年の現場数はTwitterにまとめました。

とても楽しかったのですがフツーに生活もあり(当たり前体操)、体力気力きちーなと思うことがあったのでもう少しほどほどにしたいな、と思いつつ、見に行くことでかなりのデトックスをしている自分がいるのもまた確かなので、結局は来年の自分に任せます。といったところ。ジャニーズの、とくに窓系列*1の外部舞台現場が格段に増えたのもあり、ジャニーズプライオリティが強く現れてしまったなぁという感じも否めず。歌舞伎とか他のミュージカルとかももう少し行きたかったな。

 

さて。いろいろあった、たくさん現場に行った一年でありましたが、ざっくりと言い表すならこうです。

「3月狂いまくって11月に奈良行った」

 

☆3月狂いまくった

3月、もちろんミュージカル『ソーホー・シンダーズ』のことですね。狂いました。とにかく狂ってた。初日開けてから寝ても覚めてもソーホーのことばかり考えていたし、楽しすぎて眠れなくって、ずっと寝不足でした、でもアドレナリン出すぎていてずっと元気っていう。感想はこのブログに書きました。

dressigh.hatenablog.com

dressigh.hatenablog.com

合わせて4万字を超えるクソ長文が、狂乱を物語っていますね。元気だな、わたし。まとめられないだけとも言いますが。

ソーホーシンダーズはほんとうに、出会えてよかった、と思わせてくれる素敵な作品でした。もちろんはやしくんのオタクなので、はやしくんが演じてくれたことに大きな意味もあるのですが、それを抜きにしても。誰かを愛することのすばらしさ、純度を高めた先でたどり着く答え、愛する人と向き合うときに自分はどうあるべきか。『普通』とは何か。それらの一つの着地点を教えてもらえたような気がしています。全人類ソーホーシンダーズ見たほうがいいよ、人間を見つめなおせるよ……。

愛、というものを、ものすごく教わった。3月の総括ブログでも書いたのだけど、「きみはそれでいい」と言えたら、こんなにもハッピーなことはないのだと思って。諸行無常の概念は日々を生きている人間に否応なくふりかかるけれど、変わっていく外形の内側、コアとして抱える変わらないものってきっとあって、それを理解できたとき、人と人は長い時間を見つめ合うことができるんじゃないかな、とか。マリリンが言う「でもわたしたちは、変わらない」のように。……まぁ、オタクなので、オタクとタレントの文脈に当てはめてしまうわけですが。笑

ソーホーで教えてもらった愛のかたち、その先で見る『Little Women』にも『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』でも登場するのですよね*2。そのたびに、あぁ、ソーホーでもそんなことを思ったな、って思い返すので、人生において欠かせない指標になった作品です。再演してくれ。なるべく早めに。

はやしくんのことは、3月31日に総括するのがいいのかな……林暦かな……と思っているのでw詳しくは割愛しますが。ミュージカル俳優としてホップステップジャンプな一年!はやしくんを通じてミュージカルの良さを改めて知れた気がしています。来年もよろしくね。

 

☆11月に奈良行った

どうしてこうなっ大賞2019、佐野晶哉さんとAぇ! groupにハマったことです。いやほんとうにどうしてこうなった。ここにきて関西ジュニアに興味を抱いてしまうなんて自分でもびっくりしているのですが、全部8月少クラ大阪のFirebirdが悪いですよ。あんなかっこいいもの見せられたら誰だって好きになるでしょそんなん。

夏の終わりにジワ……と気になったAぇ! group、11月をピックアップするのは、コンサートに行けたことがマジで奇跡的だったからです。申し込みは外れ、ちょっとチケツイしてみたものの人気公演で当然あてはなく、そうだよね突然の新規にはまだ早いわな……ってほとんど諦めていたところで、公演の数日前に「これから好きになる人のきっかけになれば」と優しい方が声をかけてくださって。そんなことあるのかって驚きだったのですがありました。やはり生で見るパフォーマンスの迫力はすさまじく、終了後すぐに「もう佐野晶哉さんとAぇ! groupを知らんかった自分には戻れん……」とつぶやいていました。運命論信者なので、きっとこれが導きだったのだと信じます。

今年の〆のブログ、↑の話題でもっと詳細ななれそめからメンバーひとりひとりのこと、何から何まで書くつもりだったんですけど、さすがに気持ち悪すぎたのでやめました*3。やめたんですが、気持ち悪いオタクであることには変わりないので、今年の総括としてまたいつかのための記録として、佐野晶哉さんのことを残します。(自分で今の自分をだいぶ面白がってしまっている)(読んでくれる方、ありがとうございます)

 

佐野晶哉さんを好きになりました。

きっかけは8月少クラ大阪のFirebird。気に入りすぎて何回もリピートしているうちに目についた、「飛んでいこうぜFirebird」の振付、長い手足を気持ちよく伸ばして、歌詞通り飛んで行ってしまいそうなきれいな体のこなしをもつ男の子。佐野くんがいいと思うと言ったら一緒に見ていた妹に「そうだよなお前の好きな顔だもん」と言われてめちゃくちゃ納得しました。笑 知性をうかがわせるノーブルでやさしそうな薄顔。一重がネタになっていると後から知って、そうなの……!?こんなにかわいいのに……ハッかわいいから……!?ってなったくらいには切れ長の目も好きすぎます。ほんとうに情報がない中で気になるが始まったので(劇団四季の子役あがりってことは知ってましたが)、後々「ドラムだけじゃなくてAぇの楽器は全部弾けるって!?」「小島の名言ソムリエって何!?」「作曲のみならず編曲まで!?」「バレエ経験者でアクロもできんの!?」「学校で声楽を勉強してるって!?」「え!?17歳!!??」と驚きは連続でした。二次元でもこんなに設定盛らんぞ……。

見た目からして若いのは分かるけど、まさか高校生を好きになってしまうとは。(まもなく大学生ですが。)わたしはずっと大人が好きだと思っていたので。BBAだから(笑)という意味ではなく己の精神衛生としても、高校生は自分が見ていくには若いな……と思っていたのに、いざ好きになるとマジで関係ないなと実感する。(佐野くんの性格的な部分も大いにある。)

知れば知るほどツボをついて好きになっちゃってどうしようもない魅力。バラエティのとき、先陣切って面白いことを仕掛けに行くポテンシャルがほんとうにすごくって、尊敬の念に値します。度胸がなきゃなかなかできないことで、最年少というポジションに甘んじず積極的に参加して盛り上げていく、爪痕も残す、そして放つものがだいぶ面白い。クレバーな子なんだなぁというのをその都度感じます。たびたび、自分大事にしいや……と思うこともあるのだけど*4それもまたご愛敬。

テレビだけじゃなくて、『忘れてもらえないの歌』とコンサートで、歌も踊りも芝居も全部の佐野くんを短期間で知ることができたのはとっても大きなことだったと思っていて。タイミングがあまりにも恵まれすぎている。やはり導きだったのだな……。舞台は初ミーツ、もう戻れん!ってなったのがコンサートなので、もし順番が逆だったら忘れ歌通ってたかもしれません。チケットの倍率は置いておいて。アンサンブルと本役をどっちもやれて、ソロナンバーがあって、女装したり笑顔で銃をぶっ放したりキスで女性を黙らせたり投げ込まれるブラジャーに顔を寄せたりして、見所しかないお役だった。笑 空襲に焼かれた街をさまよう人として出てきたときの表情が忘れられないなぁ。やっぱりわたしは芝居が好き!なので佐野くんのお芝居もっと見てみたいな。大人の人の手腕を信じるしか……。(いやでも見つかってるやろ、ACTで堂々と芝居してたし……。)

コンサートで初めて生身の佐野くんを見て(役ではないという意味ですね)知ったことは、とにかく、とにかくたっくさんの才能を抱えているということです。こと歌に関しては。きれいな歌声をしていますし、きれいに歌う人ですが。色の異なる曲に合わせて、がなりを効かせてみたり、ちょっと抜いてセクシーさを出してみたり、奔放な明るい声を出したり、ハモりのときは声量を落としてメインの声を立てたり、ビブラートかけるかけないをそれぞれで選択したり……書いたらきりがない。表現力の鬼。引き出しの多さたるや。素地がままならない状態では決してできないことであり、試したいことやりたいことに従順で。まだすべてをモノにしているとは言い切れないけれどもそれはのびしろというやつで、今のすべてを出し惜しみせず、自分を表現することを恐れない。その姿勢にはこちらが恐れ入ります。desireも、想像をはるかに超える(大して彼を知らないのに想像もくそもあるかいという感じではありますが)表現に打ちのめされました。佐野くんはすごくエモーショナル。歌う姿にはお芝居を見ているような感覚にさせられる。彼の出自や舞台愛に通じるところなんでしょうけど。これから彼がもっといろんなものに出会って、芝居でも歌でも、いろんな表現を手に入れたときには、どんな歌を聞かせてくれるのだろうって、楽しみで仕方がありません。

メインとしてバンドを、ドラムを叩いている姿も初めて見ました。ほんとうにコンサート行けてよかった。音楽知識はほぼないので語る言葉を持たないのが歯がゆいのですが、小島くんが詞を書いて自身が作編曲したというオリジナル2曲、おしゃれすぎてナニコレ!?ってなりました。こんなかっこいいメロディを生み出せる人がグループにいたら一生無敵じゃん……佐野くん、一生無敵じゃん……。言うまでもなく、ドラムはフォーメーション編成でも後列に位置していて、佐野くんはフロントのメンバーを見てはニコニコ笑って((≧∇≦)←って顔するよな)汗かきながら演奏している。最年少は曲を書いてリズムを生み出すグループの屋台骨、それでいて、こんなにも無邪気に、うしろから仲間を眺めては笑っている、すごいな、こんなにすてきな子がいたんだな……って気がつけば号泣していました。えーんすごい。すごいよー。思い出して語彙が消失してしまう。輝いていました。お名前が如く、太陽のように、クリスタルのように。

……この人、17歳にしてこんなにも才に彩られ、ここからさらに伸びていって、って、事務所大丈夫?持て余さん?持て余すなよ?とあらぬ方向に話しかけたくなるほど魅力的な方に出会ってしまいました。時間のない年の瀬にこんなにも無意味な長文をしたためるこの有様に、オタクのガチ感が伝わってしまっていると思います。(読んでくれた方本当にありがとうございました。)中身の話があまりないのは、やっぱりまだ人物を深く知るには至っていないからです。ありがたいことに雑誌めちゃくちゃ出てるしテレビもあるので絶賛ラーニング中ですが……佐野くんのこと、長い時間をかけて知っていけたらいいなぁ。

受験休みを検討していたという佐野くん。今の選択をしてくれなければ出会えていないままだったかもしれないと思うと胸がぎゅっとする、同時に、今だからこそ巡り合えたのだなぁとも。そこにいてくれてほんとうにありがとう。心からありがとう*5。関ジュの文脈をほとんど知らないわたしがこんなことを言うのはとてもおこがましいかもしれませんが。五人のお兄さんたちに、仲間に、見守っている多くのファンの方に、限りない愛を注がれて、まばゆく輝いていく佐野くんのこと、できるだけ見ていきたいなと2019年に強く思いました。

……そんなこと言いながら、さっそくいけないんですけどね京セラドーム……いや、自分のペースで。笑 だってもう「戻れない」から。派手にはしないんで戻さないでいただけるとありがたいです……。笑

 

そんなこんなです。(長い)(相変わらず)

うっかり推しが増えたり、人生イチの作品かも!?と思えたり、2019年は出会いの年だったような感じがします。特大トピックスだけを語りたくて記事にしましたが、書いてないことも見た数々のステージも、それぞれがほんとうにうれしい楽しいで祭りでした。ありがとう。来年はどんな年になるでしょうか。遠征は増えるのでしょうか。こうご期待です。笑

今年も一年、お世話になりました。来年もこんな感じで重く熱くやっていくと思うので、興味が尽きるまでお付き合いくださると誠に幸いです。

2020年もよろしくお願いいたします!レッツゴートゥザトニトニ!

(余談ですがタイトル、どうしようって悩んでたら「2019年のお前といえば「佐野くんBIGLOVE」だろ」って妹に言われたのでそれにしました。ソーホーもはやしくんもAぇも佐野くんもBIGLOVE……です。)

 

*1:死語とか言わない

*2:そしてわたしは『デルフィニア戦記』のリィとシェラ、ウォルとリィにも、ソーホーと通ずるテーマがあったなって思ってる。すべては愛なのだ。

*3:あと単純に終わらない!wいつか何かの折に……。

*4:勝負パンティーとかな

*5:先日放送のラジオで「こんなに幸せなことをさせていただけるなんて」と仰っていたのが、わたしの心にずっと残るだろうなと思いました。こちらこそ、幸せを勝手に感じています。