雑記の表紙はグリーン

ジャニオタ備忘録(語るタイプ)

I will follow you 翼の生えたブーツで〈はやしくんのはなし〉

(前置きの前置き)(この記事は3月の終わりごろから書き始め、4月に中断し、6月に書き終えています。なんじゃそりゃって感じなのですが、いや、ほんとすみません……。自粛のせいか文章書きたい欲が削がれていたのですが、社会復帰したら復活しました。んな単純な。そんなわけで、途中訂正したり、ちょっと読みづらいところがあるかもしれませんが、ご了承いただけると幸いです。ブログを読んでくださり、ありがとうございます。)

 

今年も3月31日がやってまいりました。……二ヶ月前に。詳細は冒頭をご参照のこと。笑えない。ともかく、愛する彼、こと、林翔太さんが独り立ちを宣言してから二年が経ちました。

脱退ショックの話は、少しずつ経過していく年月と、双方の目覚ましい活躍によってだいぶ……かなり、癒えてきたし、わざわざ折に触れなければ(触れる機会はそれなりにありますが。この記事でも。)胸が痛むということはなくなりました。365日思い出すということもないね!もちろん忘れたわけでもないですが。忘れないままで思い出さないことができる。いい未来です。

さて、今年もちゃんと文字にはしておきたいし、どうしようかな?と思っていたところに、2月に日本テレビNNNドキュメント』にて、はやしくんの密着番組が放送されました。遅ればせながら、その感想にもなってない胸アツオタク感情の吐き出しを交えつつ、一年(と二年)(……とちょっとだけこれまで)のまとめといたします。

 

2019年4月1日から2020年3月31日。この一年間のはやしくんは、彼の目指すミュージカル俳優として、ホップステップジャンプ!で四、五段くらいはステージを上げていったのではないかと思う。

ミュージカルの出演は、9~10月『Little Women』11~2月『シスター・アクト』そして3月『悪魔の毒毒モンスター』の三本。特に前二つ、東宝主催のミュージカルに立て続けに出演できたことは、ほんとうに大きい。毒毒ミックスゾーン主催)ももちろん素晴らしく、どの主催制作だろうがそれだけですべてが決まるわけではないが、やはり、ミュージカルで『東宝』に携わるのはそれだけで"大きい"ように感じる。作品の規模や注目度だとか、箔だとか。(ヘンな話かもしれないし、東宝だからなにもかもいいとは必ずしも言わないのは念を押しておくけれど、でも今の現状は"そうとも言える"のも確かだと思うので。)

2019年3月の『ソーホー・シンダーズ』でミュージカル界のオタクさんたちに"見つかった"感があったはやしくん。それまでだって歌はずっとうまかったけれど、LWで本格的にボイストレーニングに励み(それまでほとんど独学だったの逆にすごくないか笑)、ミュージカル唱法を我が物にした彼は、すでに見つけた人にはさらに称賛され、また新たに出会ったひとたちに"見つかって"いった。それは、優男のお坊ちゃん・ローリーから、陽気でおバカなギャング・パブロの役柄をガラリと変えたシスアクで、さらに加速していった感じがある。これはいちオタクの体感に過ぎないのだけれど、それにしても簡単にパブサした範囲で確認できる文字列は嬉しいものばかりだった。好きな人が褒められていると、やっぱりうれしい。関係者からはやしくんにはどんな声が、どれだけの声が届いているのだろうか。ローリーははやしくんの持つ品の良さにピッタリの役で、パブロは元の性質とある意味真逆にあるようなチャレンジングな役だったと思う。

主題はうれしいって話じゃなくて(まぁでも……言いたくなったんだよ……許してくれ……w)、"見つかる"ってすごいことだなぁという話。はやしくんが日々素敵になっていく、というのはここで過去に何度も書いているけれど、"見つかった"=より多くの人に見られるようになって、ほんとうにメキメキと、さらにさらにさらに、魅力的になったように感じている。歌のうまさもお芝居も。なによりステージでの立ち振る舞い、存在感の放ち方が、なんといえばよいか。もはや継続して観察している状態なのででかいインパクトが!とはならないんだけど、薄いベールのように纏う『自信』が見るたび艶めきを増している、そんな感覚を噛みしめ続ける一年だったと思う。

歌のうまさに関しては前述のミュージカル唱法の件も含め、作品と経験の順番がうますぎる。ポップスに近いながらも本格的にミュージカルに触れ始めた*1ソーホー→クラシックでミュージカル唱法を本格的に得るLW→今まで踏み込んだことのないファルセットが課題のシスアク→ロック中心12役の多岐に渡る声質とキー幅が求められ今までの経験全部乗せな毒毒、……という、いや、どんだけ有能なブレーンついてるの……?てなもんで……。そりゃあスポンジくん(Island TVのプロフィールで自称しています)、成長待ったなしでしょうよ。その恩恵に与れるのはファンとしてこの上ない喜びだ。これからも素晴らしい歌声をたくさん聞かせてほしい。

 

もちろん、はやしくんのお仕事はミュージカルだけではない。4月、恐ろしいスケジューリングの中今年も出演できた滝沢歌舞伎ZERO』は、一年の成果発表に相応しく多彩な演技表現を見せていた。義経と弁慶の二役演じ分けも良かったし、二幕で読売として出てきたときには外部俳優かと思っておったまげた。はやしくんがよく言っている「自分の経験を後輩たちに伝えられたら」があの舞台で果たせていたら素敵だなと思う。6月はデルフィニア戦記シェラとして続投。原作のファンの方にも好評でなにより。つやつやの爪がかわいかった。シェラという特殊なジェンダー(と呼んでいいと思う)の経験は、やっぱり全部乗せな毒毒で活きている。全部全部、つながっている。

8月は『ジャニーズJr.祭り』。アイドル姿のはやしくんが見れるのが……は、はやい!こんなにはやくまた叶うとは!!w Milky way、ちょっと歌いづらそう?って思ったらそのころミュージカルとポップスの切り替えに悩んでいたらしいことを雑誌で知る。今はどうなんだろうなぁ。「時がたってわだかまりみたいなものがもっと溶けて、一緒にステージで歌っちゃおうよ!みたいなことになったとしても。」そう記したのは去年の3.31記事ですが、そこから半年と経たず彼らは同じステージで歌っていました。そうそう、6人が揃ったIsland TVの動画もありました。なんかちょっと夢みたいで、でもいざ目前にすると、奇跡だ!!などとは思わなかった。許すとか許さないとか許されないとかじゃない、お互いを認め合ってる、ただそれだけのことで、真面目に頑張っていれば(ア…さんマークではない)おのずと交点は生まれるのだなぁ。と理解した次第で*2。亮太さんとW主演の舞台も楽しみ。チケットが取れればな……!←中止になりました……畜生ご時世……

 

お仕事といえばお芝居以外にも。10月~『林翔太の「みやぎ御朱印ボーイ」』。まさかテレビでレギュラーが決まるなんて!宮城!地域外!と一瞬で天国から地獄、かと思いきや、自局のオンデマンドでコーナーだけでも配信してくれるありがたさ。毎週、これでもかと噛みしめている。どうかできるだけ長く続いていけますように。気になった方はどうぞご覧ください。基本的にのほほんとしたリポートです。

www.spiral-pf2.com

 

そして、テレビのお仕事といえば。

2月に放送された日本テレビNNNドキュメント『"笑顔"の多い明日を行く 30歳のジャニーズjr.林翔太』と銘打たれたそれは、なんとびっくり30分まるまるはやしくんを特集した密着ドキュメント番組だった。なんだかすごい世界に来てしまったような気がする。番組Twitterで紹介されいていた制作のきっかけ(2017年のPON!ゲストで印象に残っていたからなんだそう)も含め、ほんとうに、人と人のつながりがすべてを成す職業なんだなぁと感じたとともに、変な言い方だが、PON!出演時にはグループの一員だった彼が『脱退・独立』し『ミュージカル俳優』を目指し『30歳』でいまだ『ジャニーズJr.』だという、ドキュメントの材料として面白い存在になったタイミングの良さも絡んでいるのだろう。密着時の出演作品が東宝というネームバリューの高いものだったのもまた番組制作としてタイミングが良かったのだと思う。詳しくない人にも何かと伝わりやすいから。

オタクとしてもタイミングが良かった。大きな作品への出演が続いたあと、公演と公演の間の、ちょうど息を吐ける(追いかけ続けるのも体力いるので……!w)日のO.A.。あと、3月31日が近いから……と思うのはわたしだけだろうか。節目として意識せざるを得ず、4月はじまりの一年間がなんとなく、『林暦』なのだ、わたしの中では。そんな暦がもうすぐ変わる折に、これまでを見つめなおして振り返るきっかけになった、と思っている。このブログを書いているのがまさにそういうことだ。

 

『"笑顔"の多い明日を行く』

このタイトルは、番組中にはやしくんが語った言葉からつけられたものだ。密着ドキュメンタリーは初だったが、言葉自体には馴染みがある。初出はたしか、2016年9月のDance SQUAREだった気がする。(すべての発言を覚えているわけではないので、違っていたらすみません。)「迷ったときは笑顔の多い方に進むとうまくいく」はやしくんを『徹底解剖』した特集記事の最後に登場した。そして、その言葉の意味を何度も考えることになる。宇宙Sixになったとき。脱退したとき。その他もろもろ。環境が変わるたび、もとの場所との離別が寂しくて泣くことになって、それは愛していたからこそつきまとうものだから仕方がないけれど、果たして「笑顔の多い」とは何ぞや?はやしくんが目指すものなら何も間違ってはいないと思えるほど信頼はしているけれど。実際、どんな未来もきみとなら、感じた寂寞の何百倍も楽しくて幸せだから、いいのだけれど。ていうか、きみが幸せなら、それでいいのだけれど。

番組の中で、はやしくんは語る。

「ぼくは、ファンの人たちが笑顔になってくれる道に行きたい、って思って、ずっとやってきていて。何か決断するときとかちょっと迷ったときに、こういう決断するよりもこういう決断する方が笑顔が多いなって思ったらそっち行くし」

「今までグループでやってきてバック*3のお仕事しかやらせてもらえてなかった中で、外の舞台*4やって。ぼくのファンの人が(外部仕事が)決まって「うれしい」とか、それを見に来ることによって新しいぼくの一面を見れたりとかして、「うれしい」とか思ってくれることによって笑顔がまた増えるから、そっちの道だなぁ、とか」

「そういうときは『笑顔が多い方を選ぶ』っていうのは、ずっとやってきてましたね」

「ファンの人がいなかったら何もできないですもん、正直」

『笑顔の多い明日』の正体は、つまり、『【ファンの人の】笑顔が多い明日』だった。分かっていたところだけど、改めて聞くと、深く突き刺さる。自惚れ承知だが、ものすごく、もんのすごく想われている。いつだってはやしくんは想ってくれるのだ。振り返れば、自分らでクリエのステージをつくるときだって、滅多にない単独のステージであっても「ファンのみんなが楽しめることが中心にあるステージになるように」っていつも言ってくれる。もっと自分がやりたいことを先行したっていいのに、といつも思っていて、でもそれは我慢とかじゃなくて、それこそがはやしくんのやりたいことで。そのときからなんにも変わっちゃいない。

そしてわたしは、ずっとうれしい。機会が少なかろうが、その数少ないメインのステージがうれしい。抜擢された舞台の出番がうれしい。初めて外部の舞台に出ます!って聞かされたときには飛び上がるほどうれしかったし、目の当りにしたらもっともっとうれしかった。ミュージカルにチャレンジしてくれることがうれしい。出てるミュージカルが大体面白い(わたしの好みもありますがw)のがうれしい。はやしくんの歌を聞けることが嬉しい。踊りもうれしいし、芝居が見られるのもうれしい。いろんな人に"見つかって"いくのがたまらなくうれしい。成長を止めない姿が、まぶしくて、うれしい。他人の活躍に勝手に乗っかってこんなにも悦を得ていいのだろうか、と時々冷静になるほど、いつだってはやしくんに「うれしい」をもらい続けてきた。でもそれが、はやしくんの望むことなのであれば、こんなにうれしいことはない。

そうはいっても『みんなが笑顔になれる道』は、ない。未練がましく、意地悪に彼をつつく言い分を考えることもできる。多くの笑顔を、と言ったところで、『選ばなかった』もののなかにしか存在しえなかった笑顔の行き場は。グループにいるから外部舞台に出られないなんてことはなくて、グループの一員としてたくさんの人を笑顔にしてきたことも、またたしかだ。願わくばずっとこうであってほしい、と欲望を埋め尽くす桃源郷がわたしにはあり、でも彼にとってはそれが『笑顔の多い明日』ではなかったのだ。そう思うと、ずしんと重たくなるものを胸のあたりに感じる。

彼に届いたファンのリアクションのことも、番組の中で言及している。ほとんどは応援の言葉だったけれど、グループで歌って踊っている林くんが好きだったという声も、中にはあったと。それは番組に限らず以前の雑誌取材でも言及していた気がするし、そうでなくても、予想には易いことだ。その場に同席されていた宮原浩暢さん*5も、それは当然あるよね、と仰っていた。決断や選択に、ifは尽きない。受け取る人=ファンによって多数の答えが存在するから、それを統一することはできない。『ドキュメント』番組で語るシーンを作るのは、彼が今後もそういった矛盾(と言ってしまうのは、彼の心配りに対していささか乱暴か)を承知したうえで歩んでいくことの表明に思えた。

 

番組にてはやしくんから語られる言葉たちを受けて、わたしが一番感動したこと。それは、はやしくんが思い描いた道筋に我々ファンの笑顔があると思えていた、と分かったことだ。こちらを思ってくれていたことは、前述のとおりうれしくてたまらない。それだけじゃなくて、独りの道を行くことに対して後ろ暗さや孤独を抱えることなく、手を振り切るわけでもなく、その先に待っている人が・沿道に立つ人がいることを思い描けていたんだということに、感動……安心とか喜びとか希望とか、一言ではうまく言い表せないけれど、とにかく「よかった」と思った。ファンがここにいるということが彼のひとつの原動力になれているのならば、好きでいてよかったと思う。

「ファンの人たちが笑顔になってくれる道に行きたい」と言うはやしくん。それが叶うたったひとつの方法は、はやしくん、たったひとりの彼が『いる』ことだ。ここにいること。舞台に立っていること。笑顔でいること。「ファンの人たちがいなければ何もできない」とはやしくんは言うけれど、わたしははやしくんたっとひとりがいなければ、何にもなれない。わたしがはやしくんのファンでいられるのは、彼が弛みなく努力をし魅力的でいてくれるのはもちろんのこと、そこにいて、いなくならないで、『林翔太のファンでいる』という選択肢を与え続けていてくれるからだ。生き残る術を模索して、笑顔の多い道を探して、きょうもここにいてくれることに、いつも、こころから感謝している。はやしくんが歩み続けてくれることが、きょうこんなにもうれしい。たくさんの笑顔をほんとうにありがとう。

番組の中頃、稽古場からの帰り道。突然、自分の日常が普通過ぎてジャニーズらしい撮れ高がないと反省しだすはやしくん。(突然反省しだすの面白すぎるのですが……w)「夢ありますかね?」自嘲気味に笑う彼に、わたしは思わず画面越しから「いや夢あるだろ」と返してしまった。歌って踊るアイドルが正道の認識強い今に於いて、あえて自ら横道に飛び込んで、『ジャニーズJr.』として演劇界をひた走る。そんなの、夢しかない。

 

NNNドキュメントといえば、30分の番組より前に放送された、『あなたはいま、幸せですか?』。5分間のセクションが3時間分取り上げられた中にはやしくんもいて(映像は30分番の再編とちょっと違う内容のインタビュー)、タイトルのとおりの言葉を問われた彼は、「幸せです」と返していた。それを聞けたオタクもすごく幸せだったことも、併せて書き残しておきたい。

 

2020年2月7日付のジャニーズweb内ブログ『林翔太の"翔"ROOM』。30歳の誕生日を目前に控えた彼は、新しい年への抱負を、以下のように綴っていた。(現在はログ流れてしまって該当記事は閲覧できません。いつか過去ログ公開がありましたら……。)(絵文字の見え方は環境によってしまうので(見えない場合もあるので)引用ながら再現できずすみません。)

「わたくし、更に上を目指して ガンガン突き進んで行くので 遅れをとらぬよう、しっかりついてきてください!!」

「たまに後ろを振り返って、みんなついてきてるかなー なんて思いながら、ガンガン突き進んでいきますから」

当方のブログでも以前から「引き返さず爆走して」と言ってきたわたしにとっては、最高の前進宣言だった。思わず笑いがこみあげた。そう、そうなんだよ。きみはそれでいい!って、晴れやかな気持ちにしてくれた。前述した「はやしくんがいなければ何にもなれない」「『林翔太のファンでいる』という選択肢を与え続けてくれている」というのは、彼のこの言葉たちに意義が詰まっていると思う*6。彼が爆走する分だけ、ついていくことができるのだ。受動的に他人任せで引っ張られるのではなく、能動的に自らの意思で走ることができる。それってすごく幸せなことじゃない?わたしはこれからも、ここにいるはやしくんのファンでいたい。きみが目指す先に咲く笑顔のひとつでありたいし、マイペースに走り続けるきみに自分の足でついていって、ときどき振り返ったときには見える範囲の場所にいたい。そんなことを強く思った。

 

 

愛を語りだすと止まらないもので。そろそろまとまらなくなってきたので終わっておく。こちらも決意表明みたいになってしまった。笑

三年目は、どんな年になるだろう。残念ながら今は新型コロナウィルスの影響で、上演するはずだった舞台が軒並み中止に追い込まれている。観劇を楽しみにしていた立場としても悔しいしもどかしい、上演する側の想いは計り知れないほどだ。厳しい状況下ではあるが、はやしくんの行く道にたくさんの希望と幸せがあることを願ってやまない。どうか、どうか。

 

2020年もよろしくね、はやしくん!いつもありがとう!

 

好きよ 今日まで逢った誰より
I will follow you
あなたの生き方が好き

心の岸辺に咲いた 赤いスイートピー

 

*1:初ミュージカルといえば2018年の『ロジャース/ハート』だけど、あれはロジャース&ハートの様々なミュージカル楽曲を一作品に再構成したレビューショー的な側面も強かったので。なんというか、前段階、的な感じが。

*2:わたしは観劇はしていなかったのですが、カーテンコールで舞台に上がった件については、本人たちの気持ちだけではなく、劇団さん側の深い理解と協力の賜物であることは分かっています。

*3:先輩ジャニーズのバックダンサー

*4:ジャニーズ事務所主催以外の舞台

*5:LE VELVETS』としてグループ活動をされている方なので、その宮原さんの前で脱退の話をするというのにも、なんというか、演出なんだけど、意味があり嫌味がないな……と思った。

*6:ドキュメントの放送は2月23日だったので、ブログを読む方が先だったのですが。と念のため。

#ジャニオタおうち時間 をそれなりに過ごしています。

お題「#おうち時間

 

緊急事態宣言が発令されてから早いもので一週間。自宅待機な日々を過ごしているのですが、ふと、「みんなはこの時間をどうやって過ごしているのかな?」と気になりました。もともと人の生活を覗くのが好きで(言い方)、友人の自宅に招いてもらうとテンション上がるし、Twitterで作った料理とかライフハックとか流してくれると喜んで閲覧しています。いつもありがとう。そんなわたしなので、自室にいることを可能な限り要請されているこの期間のことは、殊更に気になったりして……。

と、いうわけで、突如自宅待機となった普段は家を空けてばかりのオタクワイが、どのように所謂『おうち時間』を過ごしているのか、自分自身の整理の意味も込めてここに書いていきます。もしこの記事を読んで書いてみよう、と思った方がいたら、ぜひ『#ジャニオタおうち時間』をつけて発信してくれると、わたしが覗きに行って人知れず喜びます。(そんな誘い方があるか。)

ちなみに、『#ジャニオタおうち時間』とわざわざジャニオタを冠したことに、大した意味はありません。オタク的なライフハックを流し給え!という意味でもなく(それはそれでうれしいです)、わたしもこれから書くのはマジでただの日常なので……。ただ、ジャニーズのオタクという、多岐に渡りながらも同じ括りとも言える趣味の方に、親近感を抱いているだけです。現場を奪われたジャニオタ、どうやってモチベを保ってるんだろうか……ということも思っています。いやほんとどうしようね?(聞くな)どうにかこうにか生きています、という記録です。

やむを得ない事情でこの状況下もお仕事に出なければならない方、たくさんいらっしゃるかと思います。家族もそんな感じです。一方、ほんとうはお仕事をしたいのに、自宅待機を『強いられている』という方も。誰にも会えず孤独に耐えている方や、ご家族と長い時間を過ごす中で、苦労を感じずにはいられない方もいるかもしれない。外に出るのも家にいるのも大変です。様々な立場で、みんなそれぞれの『生活』を懸命に生きているのだ、と日々実感しています。どうかどうか、できるだけ、心身共に健やかであれますように。できる限りのご自愛を願うばかりです。

 

さて。ここからはわたしの『#ジャニオタおうち時間』……ていうか、"とある"ジャニオタ"の"おうち時間。です。(聞いたことあるアニメのタイトルみたいになってしまった……。)

 

基本データ(?)

わたし

20代後半。ジャニーズとお芝居と特撮とお酒が趣味。ジャニーズ以外はふんわりですが……。

しごと

出勤先が緊急事態宣言の影響により休業となったため、約一ヶ月の自宅待機。自宅待機といっても、お仕事のほとんどは現場にしかないので、リモートワークはしていません。本来の出勤日には電話があったら取らなければならないので仕事用のケータイは常にテーブルの上にある、くらい。(そもそも仕事がないので電話はほとんどない。)現場の調整業務を任されているので、月末が近づくと次のシフトを作る仕事が生まれるはず。

かぞく

都区外の郊外にある1Kで双子の妹(以下、妹)と二人暮らし。妹も同じ範囲のオタク。自宅待機勢の姉と違って妹は時短&出勤日数減らしつつもお仕事通い中。実家は徒歩30分弱のところにある。母は免疫命の基礎疾患持ちなので落ち着くまではほとんど会えないが致し方ない。父は仕事柄、今のところは出勤勢らしい。無理しないでくれ……。でも来週あたりからリモートワークになるらしくて最悪だよ!って母は嘆いていた。がんばれ。

 

やっていること

☆朝は8時台起床

そんなに早くもないですが、だらだら昼まで寝るようなことはないように、と心がけています。妹が出勤の日は8時前くらいに部屋が明るくなってテレビがつくので(1Kだから当然一つの部屋で寝起きして活動してますよ)(ちなみにわたしは二段ベッドの上で寝てます)自然と起きる。寝起きはクソ悪いので、大体はベッドの上からぼんやり朝ドラを、見るか音だけ聞きながら、寝ぼけ半分でうだうだしつつ少しずつ起床に向かう。8時半ごろにゴミ回収がくるので、ゴミ出しをモチベに起きることも。洗濯物があるときは朝ごはん作る前に洗濯機を回し、ご飯食べながら『あさイチ』見てる。

ちなみに今の目覚ましBGMは『魔進戦隊キラメイジャー』です。最高。元気出る。〈キラキラ輝くために 僕らはめぐり逢ったと思うから〉←歌い出しの言葉からいちいちアイドルオタクの自分がいろんなことを重ねてしまう。好きなことを信じるチカラ!

nippon-columbia.lnk.to

☆体操

家にいるとあまりにも運動不足だし(いや仕事も座り業務だから普段から運動不足ですが……)このまま引きこもってたらどうなってしまうんだ、と不安になることも多いので、最近は一日一回の体操時間をルーティンにしています。『あさイチ』の間にご飯を食べ終わって、9:55~『みんなの体操』

www.nhk.jp

一度座るともうめんどくせぇ!てなってしまうので、続けてテレビを切り替え『ラジオ体操第一』


[テレビ体操] ラジオ体操第1 | NHK

そのまま自動再生で『ラジオ体操第二』


[テレビ体操] ラジオ体操第2 | NHK

ラジオ体操、学生時代に丁寧にやるよう体育の教師から指導を受けたものです。改めて動画を見てやってみると、「腕と足の運動」、膝を曲げる時もつま先立ちなんですね……!?むしろ踵はほぼ床につかないんすね……!?むっず!ってなりましたが最近はできるようになりました。ジャズダンスのプリエとルルベのレッスンを思い出しました。懐かしい。

ラジオ体操はYouTubeで再生ですが、iPhoneをTVに接続してテレビ画面で視聴しています。YouTubeや配信類は基本的にこの方法で見てる。わざわざPC立ち上げる必要もなく、小さい画面に目を凝らすこともなく、楽です。こういった機器をそろえてくれるのはほぼ妹です。ありがとう妹。

 ↑こんな感じのやつとHDMIケーブルで。充電しながら使えて便利。

万年運動不足にはいい運動なので、やりきるころにはだいぶ暑いです。とくに二人で動くと多少埃もたつので、体操の時間に換気をしています。換気、もちろんその他の時間にもするのですが、何分我が家は日当たりが悪いので寒い。この四月もまだこたつを低温でつけているくらいには寒い。なので体を動かしてHOTになるこの時間に窓を開けるのは最適です。寒くない。洗濯時はちょうど体操終わるくらいに洗濯機も止まるように動かして、窓開けたまま干しに移行できるようにしています。

体操のほかにこれもやってます。『キラフル ミラクル キラメイジャー』


みんなで踊ろう!キラメイダンス!【公式】/「魔進戦隊キラメイジャー」エンディング

スーパー戦隊恒例、EDにみんなでダンス♪なんですが、変則的な振付が多くておともだちのみんなはこれを覚えて踊るんか……?むずない……?ってなってます。ダンス、一応経験者ですが、それもはるか昔の話ですよ。レッドパートの手と足、連動しないんじゃ……。妹が休みの日に二人で練習する用。

体を動かすのはやっぱり気持ちがいい!ジャニーズにもキャッチ―なダンスが多々ありますね。一曲覚えるならベタだけど『夢物語』とかHo! サマーとかいいと思います。さすがタッキー&翼。わたしは重度のプレゾンS&D厨ですが、踊るなら『ダイヤモンド・アイズ』が圧倒的に好きです。や、べつに、完璧には踊れねんだけど。いいんです、見よう見まねで。それでもかなり体は動かせますし。最初の間奏の左右に跳ぶやつとか、君にHeat up!の振付とか、好きですね。オススメです。

☆散歩と買い物とメイク

もうひとつ、体動かす系のやつ。あ~外めっちゃ晴れてるな~天気予報ではめっちゃあったかいって言ってたな~やることないな~いいな~って思ったとき、気まぐれで散歩に出かけています。これも妹と二人で。だらだらしゃべりながら買い出し含め一時間くらい。一応自宅待機なので、一度の外出でも許可された散歩でも、あまり家を空けないようにはしています。が一時間ほどなら休憩の範囲でしょう。郊外ゆえ、緑が多くてこの季節は特に気持ちがいいです。ビバ地元ラブ地元。歩いて15分くらい、センター街の頂に位置する大きな公園、の奥にある階段を下りていくと、地元で人気のラーメン屋さんが現れて。ラーメン屋さんの場所は知っていたものの車がなきゃうちから行くの面倒だよね……って思ってたのが意外なショートカットを知れたのが、今のところの一番の発見です。上質な暮らしっぽくない?(とは?)

あと外出といえばただ食料の買い出しくらいなのですが(これはひとりでも)、とくに人と(オンリー妹ですが)出かけるときにはなるべくおしゃれと化粧をするようにしています。というか、したい。現場が吹っ飛んでおしゃれする機会がまったくなくなったので!これはよくない!ということで少しでもモチベを上げたい。といって、外出時にはマスクマストなので、アイメイクだけ。それだけでもテンションが上がります。

toonecosmetics.com

to/oneのリキッドアイシャドウ07がめちゃんこかわいいカーキで……!これつけて春松竹とかZeppとか行きたかったんだよ畜生めらが……ッ!(※すべてのチケットがあるとは言ってない)次の機会までに練習しておくから健康に気をつけて待ってろよな現場……ッッ!!!オススメのオーガニックコスメあったらマシュマロとかで教えてほしいです。お待ちしています。

外出は主に日光浴目的なので、なるべくお昼くらいに行くようにしています。だらだらしてたら夕方になったりすることもありますが……。

☆あつまれどうぶつの森

妹が仕事の間に、妹が買ったSwitchで、妹がつくった島に居候しています。(最低な姉)ただすごく飽き性なのと、居候島民にはこれといったノルマがないので、モチベーションは低い……。Switchがまた流通して自粛期間が長引くようなら自分で買おうかなと思っています。そりゃそうだというツッコミが方々から聞こえる気がする。

どうぶつの森、64版からDS版まではやってて(記憶はGC版で止まっている)ほんの短期間触っただけのスマホアプリ版を経て久しぶりにプレイしたけど、変わらないノスタルジーがそこにある気がして、いいですね。昔はハチとデカ魚影が怖くてプレイが限定されていたんですが、いつの間にか克服してました。今はタランチュラが怖くて昼間限定のプレイヤーです。あ、デカ魚影怖くなくなったけど、釣ったらめちゃくちゃでかい魚リュウグウノツカイとかシーラカンスとか)が出てくるのはやっぱり心臓に悪い。そんなことばかり気になってしまう、ゲーム向いてない体質。。。

☆昼寝

なるべく活動的でいよう、と思いつつ、眠くなるのも自然なことで。普段の仕事のときも休憩時間は寝ていたもので……。というわけで眠くなったら遠慮なく昼寝します。ただ、こたつにもぐって横になると際限なく睡眠を貪ってしまうし、コロナ以前にふつうに風邪をひきかねない。なので、必ず30分でアラームをかけてから寝入るようにしています。

昼寝のお供は『雨音アプリ』『バイブレーションアラーム』スマホのアプリです、たくさんあるので気になる方は各ストアで検索してお好きなものを。カナルイヤホンを耳にさして雨音を流してるとほどよく外の音を遮断してくれるので良きです。バイブレーションアラームをセットしてiPhoneを握りしめて眠ると、まず寝過ごすことはありません。15分~30分あたりが昼寝にちょうどいい時間らしく、たしかにすっきりと起きられます。職場の多人数で利用している休憩室での昼寝に用いてる方法ですが、家でも使っています。ほどよく寝入れる。

歌詞がある歌はどうしても聞いてしまうので昼寝には向かない(あと曲が終わって途切れるたびにちょっと起きてしまう)けれど、そこまで寝入らなくていいからうとうとしたいってときには、堂本剛『カバ』をよく聞いています。アレンジもつよしくんの声もやさしくて、ぽわんとした心地になれる。ただ一曲だけ、力強い『古い日記』がかかると起きてしまいますが。笑

☆作業時間

自分でもなんだそれ?ってなりながら書いてますが笑 こうしてブログ書いたり、趣味の散文とかインク調色とか(とかいいつつこの期間中はまだやってない。そのうちやります。笑)いろいろ生み出そうとしている時間(あとなんにもせずスマホ眺めてる時間とか……ごにょ……)をまとめて『作業時間』としておきます。文言ほど大層なことはしていないですが……。

基本、コーヒーを飲んで過ごしています。部屋が寒いのでホットコーヒーです。以前、どうしても食べたくなってマクドナルドのバリューセットをテイクアウトし、家をマックにしてバリバリ作業するぞ!って思ったのですが、コーラM飲み切ろうとすると凍えてしまい使い物になりませんでした。いやー、日当たり、マジ大事!日中家いることほぼないしいいっしょー☆って軽いノリで日当たりをスルーしたのですが、こうして家にしかいない時間が訪れるんですよ……そうでなくても、冬は晴れでも洗濯物乾かない、湿気がヤバくてうっかりするとクローゼットの中で服がカビる、クローゼット以外でもカビ繁殖しやすい、等の弊害があるから、次に部屋を選ぶときは日当たりに妥協しないことを妹と誓いました。

……脱線しました。コーヒーはブラック派です。牛乳が苦手だからという単純な理由です。お砂糖も入れない。

テレビは基本つけずに、音楽を流しています。以前サブスクはじめたいな~と言ってたら親切なマシュマロでオススメしてもらったのでApple Musicを使っているのですが、いやー、サブスク、すげ~な!(今更感)自分でDLしたアーティストの曲とかCDから取り込んだジャニーズの曲も好きなのですが、『見つける』項目で探せるプレイリストを流してるとはかどりますね。邦楽のヒット曲もいいし、洋楽もまったく詳しくないですがBGMにいい。自分の興味ないアーティストの曲をランダムで流せるのがとてもいい。ラジオみたい~。ラジオといえば、今後は日中ラジオ聞いて過ごすのもいいかもな、と思っています。まだまだ模索中。

推しの皆さんはJr.なので当然音源の配信はありませんが、はやしくんに関しては彼が出演したミュージカル作品の本国版サントラがDLできるので(登録する前は個別で支払ってDL盤を買ってました)それらを流していろいろ思い出して楽しくなっています。『SOHO CINDERS』はいいぞ!

Stiles and Drewe's Soho Cinders (Live Concert Recording)

Stiles and Drewe's Soho Cinders (Live Concert Recording)

  • ジョージ・スタイルズ & Anthony Drewe
  • サウンドトラック
  • ¥1528

music.apple.com

☆映像配信を見る

おうち時間推奨の影響もあり、映像で楽しむエンタメがわんさか。恩恵にあやかって、多くはないですが楽しませていただいてます。以下、舞台コンサートドラマバラエティ問わず、見たもの。

『Johnny's World Happy LIVE with YOU』


「Johnny's World Happy LIVE with YOU」 2020.3.30(月)20時~配信 【KAT-TUN / A.B.C-Z / King & Prince】


「Johnny's World Happy LIVE with YOU」 2020.3.31(火)20時~配信 【完全密着映像+手洗い動画 総集編映像】

ま、見るよね!ジャニーズのライブ、やっぱり元気が出る。どのグループもよかったのだけど一番興奮したのがA.B.C.-ZからKAT-TUNの流れだったので、代表してその動画を貼っておきます。『あの頃』のオタクに効くセットリストでしたありがとう。そして『Wash Your Hands』。くるくるWash推しです。

嵐『untitled』


ARASHI - ARASHI LIVE TOUR 2017-2018「untitled」【期間限定公開/Limited Time Release】

※期間限定公開

じたんが出演してるけど、買ってなかったんだなじつは……(ごにょ……)(嵐ファンの友だちに見せてもらって満足してたんだな……)翔潤曲のはやしくんめっちゃ好きだな。全部は見れてないので配信終わるまでに少しずつ視聴しようかなと。

GYAO!『なにわからAぇ! 風吹かせます Aぇ! 男塾/Aぇ! コスプレ名言塾』

gyao.yahoo.co.jp

gyao.yahoo.co.jp

※各期間限定配信

毎週(なにわ男子とAぇ! group隔週)月曜深夜~順次配信。4月からOA&配信再開してうれしい。体を張った男気ロケをテーマにしているAぇ! groupの皆さんです。今月のコスプレ名言塾はキャビンアテンダント。正直に言いましょう。女装姿、大好きです。

Aぇ! groupのことでいえば、もう終了してしまったので貼れませんが、ジャニーズジュニア情報局で配信されていた春松竹公演のショータイム映像も期間めいっぱい見て楽しみました。たくさん楽しませていただいてありがたい限りです。次の季節には、ぜひ劇場で。

KHBオンデマンド『林翔太の「みやぎ御朱印ボーイ」』

www.spiral-pf2.com

www.spiral-pf2.com

毎週火曜日配信。基本のほほんとしています。林翔太さん、毎週間違いなくかわいいので見てください。

Vシネクスト『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』

vcinext-kamenrider-zio.jp

自粛云々関係なく映画館での視聴を逃していたのでこの機会(実際見たのは緊急事態宣言より前ですが、短縮勤務で時間が生まれたこともありまして)に。『仮面ライダージオウ』の2号ライダー・ゲイツを主人公にしたスピンオフ的な作品。本編リアタイ視聴時から、魔王のソウゴくんが主人公でありながらそれを討伐することを掲げるゲイツくんの方が真正主人公っぽいんだよなぁ(だからこそソウゴくんが主人公のジオウが面白いわけですが)、と思っていたのですが、まさに……!という感じがしました。公式が渡邊圭祐さんのこと好きすぎるな?

『魔進戦隊キラメイジャー』


魔進戦隊キラメイジャー 第01話[公式]


魔進戦隊キラメイジャー 第02話[公式]

配信ではなくリアルタイム視聴しているのですが、1話と2話は無料配信しているので……。(現在は6話までOA済)(まだ間に合うぞ!!!!!)『好きなことを信じるチカラ』の言葉のとおり、自分の好きなものや好きな人を認めて、全力で肯定し、尊重し合って『輝くこと』を突き詰めていく令和のスーパー戦隊です。毎週正しく面白くて本当にいいんですか……?と思うほど。一週間をやり抜くモチベーション!悪の怪人も倒されたとき用の保険に入っているという新世代感がまた旨味。

国立劇場 歌舞伎『義経千本桜』Aプロ 鳥居前・渡海屋・大物浦


【期間限定】国立劇場 歌舞伎『義経千本桜』Aプロ 鳥居前・渡海屋・大物浦  KABUKI “Yoshitsune Senbon Zakura” Program A

※2020年4月30日までの期間限定公開

2020年3月公演予定だった演目の無観客収録映像。『義経千本桜』はどの段も比較的見やすくて面白いなと思いながら、わたしは『渡海屋・大物浦』推しです。知盛が白装束を赤い血で染め、力を振り絞りながら執念で敵をなぎ倒していくのですが、その必死さはEndless SHOCKのJapanesqueや滝沢歌舞伎のラス殺陣(『将門』が一番近いような)に通ずるものがあると感じています。A・B・Cプロに分けて、上演予定だった演目は全段公開されているので、ほぼ通しで『義経千本桜』を視聴することができます。演目の最中ちょいちょい編集されてるのがちょっと気になるが、ストーリーを把握する分には問題ない範囲かと。

スーパー歌舞伎Ⅱ『新版 オグリ』


【期間限定配信】スーパー歌舞伎Ⅱ『新版 オグリ』市川猿之助 フルバージョン @京都南座Super Kabuki II SHINPAN OGURI Full Version


【期間限定配信】スーパー歌舞伎Ⅱ『新版 オグリ』中村隼人 ハイライトエディション @京都南座Super Kabuki II SHINPAN OGURI Highlights Edition

※2020年4月19日までの期間限定配信

2020年3月上演予定だった演目の無観客収録映像。上で紹介した『義経千本桜』のような古典歌舞伎とは一味違うスーパー歌舞伎は、しっかりと歌舞伎でありながら現代色やエンタメ色が強く(古典歌舞伎が持つエンタメ色も素晴らしいですし、同時にそれはとても"普遍的"であるな、と感じています。念のため。)、歌舞伎になじみのない方も親しみやすい演目かもしれません。『歓喜』を求める人間たちの生き様を、時に派手に時に手堅く描いていく。カリスマリーダーの主人公小栗判官と判官についていく小栗一党それぞれの設定にオタク心を抉られました。推し俳優・坂東新悟さんの堂々たる正ヒロイン演技が素晴らしい。フル配信は市川猿之助さんバージョン。ダブルキャストで主人公を演じた中村隼人さんバージョンはハイライト版配信です。オタク、ダブルキャスト、だーいすき!

ジャニーズと歌舞伎といえば『滝沢歌舞伎』ですが、滝沢歌舞伎の歌舞伎指導はスーパー歌舞伎澤瀉屋さんが中心となってされています。(最近クレジットされている方でいえば、立ち回り指導の市川猿四郎さんは『新版オグリ』にもご出演されています。スーパーバイザーの市川右團次さんは襲名の際に屋号を改めていますが、元は澤瀉屋さんの方です)なので、スーパー歌舞伎を見ると、すごく、源流……!て感じがして楽しいですよ。気になる方は期間限定なのでお早めに。

サンリオピューロランド『ミラクル ギフト パレード』


大人気パレード・ミラギフを特別席からお見せしちゃう!【ハローキティチャンネル緊急企画④ ミラクルギフトパレード】

サンリオピューロランドで行われているパレードショーの無観客収録映像。冒頭から終わりまでわたしは嗚咽を漏らしてしまうレベルで泣いてしまう……きれいな心の集合体……純粋に希望を信じる純度の高い『思いやり』、こんなときだからこそ必要な気がします。光を奪う闇の女王として濱田めぐみさん、はいだしょうこさん、水樹奈々さん(いずれも声の出演)が歌い出した時には、勝てねぇよ……ッ!ってなるのですが、そんな強く悲しき女王たちに、対立ではなく受容でもって向き合うキティさんの懐の深さに、また涙涙なんですよね。

ピューロも他の無観客映像もそうなんですが、ほんとうはそこにいるはずの観客の姿が見えない客席に、歓声や応援や拍手のない劇場に、胸が痛んで泣いてしまう。なんてことがあるのも、またたしかです。歯がゆいですね。それでも配信してくれることにわたしは感謝しています。早くまた劇場で生のエンタメを浴びたい。

eミュージカル『Hear my song』


Hear my song -前編-

eミュージカル、と称したミュージカル企画。稽古から本番に至るまですべてをリモートワークで行う試みなんだそうです。これを書いている時点では前編のみ公開中。俳優さんたちの合わさる声を聴いていると、ほんとうに劇場に行きたくて仕方なくなります。限られた環境でもできる限りの表現を諦めない姿勢には感銘をうけます。一方で、批判の意味ではないのですが、やはりそこには『限り』があるなぁ、と実感させられてしまう部分も。いずれにせよ、演劇は人が生み出すものだ、と改めて思い直せるきっかけになりました。中編後編も見ていきたいと思います。

とりあえず現時点ではこんな感じ。意外と見てないな。笑  現場主義+集中力散漫によりお芝居を映像で見るのがあんまり得意じゃないので(劇場は強制的に舞台を見ることしかできない環境+巻き戻し早送りの効かないリアルタイム生上演、なのでのめり込んで見ることができている気がします。それなりの代金も払っているし。)よほど気が向いたときにしか再生する気になれないし、観劇体験!とまではどうしてもならない……とついネガティブなことばかり言ってしまいますが、こんなときだからこそ配信に踏み切ってくれたおかげで知ることができた世界もありますので、感謝感謝です。せっかくだから楽しんでいきたいと思っています。

(超余談ですが。上記動画、愛すべきじたんと縁のある方が関わっているものも多くあり。『新版オグリ』に出演されている市川笑三郎さんは滝沢歌舞伎でご縁があったのだと思いますが、よくはやしくんの出演作をご観劇されているようで、ブログで彼のことを「好きな俳優さん」と書いてくださる方です。『ミラクル ギフト パレード』の脚本・演出はLWの小林香さん。『Hear my song』にはソーホーシンダーズでおなじみの谷口あかりさんがご出演されています。同担さん、いかがでしょう(?))

☆料理

もともと自炊8:2外食って感じで普段から自炊していますが、外食自粛でずっと家にいるので尚更必然的に自炊しています。ちなみに普段、家事分担はとくに決めず(決めたらまず間違いなく喧嘩になる)どちらかがやれるときにやるようにしていて、普段の生活だと妹の方が帰宅が早いので買い物や料理はやってもらうことが多かったのですが、今は基本的にわたしがやっています。(もちろん妹もつくってくれます。)家にいるんだからそりゃそーだ。生活のモチベーションになっているので、やらせてもらってありがたいです。食べること大好きだし、料理なかったらこの期間ほんとなんもない生活になるだろうな……というほど。

レシピはほぼネットから拝借し、手際も見た目も……な感じなので、自信をもって紹介!とはならないのですが、楽しく続けようと思いつくった夕食はTwitterに載せることにしています。たまにふぁぼってくれる方ありがとうございます。笑

つっておめー、ほぼ飲みのつまみにしてるじゃねーか!鶏肉大好きなんで2キロパック買ってきて冷凍ストックつくってるんですが、そろそろ鶏肉マンネリが起こりそうです。どうしよう。アボカドは万能ですね。お味噌汁に使っているあご出汁は福岡遠征するたびに買ってるものです。おいしすぎる。そろそろストック切れる。どうしよう。

ちゃんとした料理は二人が揃う夜だけで、朝は目玉焼き焼くだけとか納豆ご飯だけとか簡易なもの、昼は冷食やらインスタント麺やらで済ませています。自分(たち)のためだけの料理だからあんまり嫌にならずにできるんだろうなーと思います。栄養も考えてご家族のために三食つくっている方など尊敬いたします。酒のつまみのことばかり考えすぎて最近は塩分がヤバい気がします。修正します……。

☆お酒

自粛になったから飲酒が増えました!というわけではなく、普段からも結構な頻度で飲んでるのですが。この機会に!と利用したサービスがあります。

kurand.jp

一般的なスーパーなどには流通していないお酒を丁寧に取り扱っている『KURAND』さんが行っている通販サービスのうちの、通称『酒ガチャ』なる企画。コースによって様々な種類・本数のお酒をランダムチョイスで自宅に届けてくれます。妹と二人で日本酒オンリーの『課長プラン』を注文。同価格で果実酒込みの『次長プラン』もありますが……果実酒も好きなのですが、とくに甘いお酒は姉妹共に好みが偏っていて、飲めないお酒が来てしまう可能性があるので。あぁ~でも飲みたい果実酒もけっこうあるんですよね、個別通販しようかなぁ。そんなこんなで、結果はTwitterに上げました。

10,000円+税で、今回は6本やってきました。たぶん、3本くらいはタダです。ええんか。そんな豪華でええんか。ええんか……。直営店で飲んだおなじみのお酒も、珍しいお酒も、ぜんぶうれしい。しばらく生活の中心はこの子たちです。このブログを書いてる時点ではのこり2本とまもなく空いてしまう1本を残すのみですが。惜しすぎる。付属のグラスは『門出』という日本酒のラベルデザインなのですが(奥にある瓶は『門出Premium』、銀箔入りの豪華な新作!)、大好きなお酒だしラベルもかわいいし最高だー!もう一回引こうかな、ガチャ……。

酒ガチャとは別にもう一本頼みました。

ALIENSkurand.jp

高木酒造さん『ALIENS』。宇宙を旅したお米と酵母が使われているロマンあふれる日本酒です。(詳細はぜひ通販ページを読んでね。)直営店ではマストでいただくくらい大っ好きなお酒、あまりにも恋しくて、うちに招き寄せました。来てくれてありがとう。愛すべき辛口淡麗。届いたその日のうちに飲み切ってしまった。画面の推しを匂わせつつ(は?)空瓶を撮るというあほなツイートくらいしかまともに写ってる写真がない。つまりはまともな写真がない。最高ですね。

KURANDさん、日ごろから直営店でおいしいお酒をいただいており。3000円で最大5時間強のセルフ飲み放題(食事は持込制)という恐ろしい太っ腹で最高のお酒が楽しめるお店です。現在は情勢により休業中ですが、これがきっかけで直営店がなくなってしまうのとか絶対に嫌じゃ嫌じゃ、嫌じゃわいな……ということで、ささやかながら通販で課金を。おうち時間を華やかに彩ってくださいます。ありがとうございます!今は飲み比べセットの注文を検討中。

☆お風呂

水道代のこともあってさすがに毎日は入れないですが、代謝悪くなるのが怖いし、夜時間がある(普段の仕事は帰りが22時すぎたりしてそこからの夕食→入浴はなかなかめんどくさく気が向かない)こともあって二日に一回くらいは湯船につかっています。汗をかく機会もなんだか貴重な気がする……。入浴自体はもともと大好きで、実家にいたころは毎日一時間とか入ってましたお風呂サイコー!徒歩圏内に温泉があって月1~2ほど行くのを楽しみにしているけど、今は行けなくて寂しい。

☆ネイル

人に会わないので見せることはほぼないですが、モチベーション維持。あと、爪を噛む癖が治らず、こうしてブログ書いたり集中して作業すると無意識に指先が口に……ということもしばしばなので、防止の意味もあり。ゆーて、これ書いてる現在はオフってますが!笑 今夜やります。

☆オンライン飲み会

流行りの!いつも飲みに行くお友だちが付き合ってくれます。ありがたや~。帰らなきゃ……がないので、際限なくだらだら飲んでしまい、終わるころにはけっこう出来上がっちゃって危険ですね。気をつけたいです。とか言いながら酔っぱらうの好きなんですよね……。

便利な時代になったな、と思いながらも、オンライン飲みでの話題はもっぱら「はやく直接机囲んで飲みたい」なので、ほんとうに一刻も早い収束を望むばかりです。そのためにも飲兵衛こうして自宅で飲んでます。わいわいがやがやな居酒屋に行きたいなぁ。

Zoomで飲み会した際に背景を宇宙にしたら「宇宙猫……」とつっこまれた図。離席のたびに宇宙の彼方へ消えていくわたし。Zoom、セキュリティ面での警告がなされていることを知り、代わりになるアプリを探し中です。4人くらいでつないでも大丈夫なやつありましたら教えてくださると喜びます。

☆日記を書く

自宅待機の前から始めていたことではありますが。今年の3月から書き始めて、なんだかんだ続いています。長さは決めず、書き忘れOK。けれど一日でも抜けてると気持ち悪いので、遅れでも何かしらを思い出しながら書いています。初めは続かなかったら悲惨だな、と思い、書く欄がそこまで大きくない見開き一週間のものを使っていたのですが、まぁ~~~書ききれん!こんなに長文なブログを書くわたしに収める力があるわけがないだろう!!ってなったので、4月からはMarumanのミニルーズリーフに書いています。

www.e-maruman.co.jp

www.e-maruman.co.jp

欄に制限がないので、何もなくて短かった日も、見たものの感想でどわーっと書く日も、自在なのがいい。あと、その日に食べたものを必ず書くようにしています。レコーディングダイエットには一切なりませんが(書くのめんどくせぇから食べるのやめようとか全然ならないし好きなもの食べてしまう……食に貪欲……)、見返したときあれおいしかったなーってやりたいからです。ご飯大好きー!

 

なんとなく時系列で書いてみました。他にも挑戦することが増えたら書き足したいなー。

妹と二人、彼女が仕事に行っているとはいえ短縮で休みも多く、いつもの倍以上は一緒にいることになるのですが。その影響で一触即発、とはならなそうなのは救いです。小さい喧嘩も無言も日常だしな……そんで趣味がどこまでも一緒なので(それぞれの関心の差はありますが)大体何見ても一緒に楽しめるのと、何百回も同じ話題を繰り返すザ・オタクしぐさがお互いにまかり通るので助かります。この辺は大丈夫そう。まぁ、実家出て一部屋で一緒に住んでる時点でお察しです。

自宅待機、まだ一週間と少し。仕事柄、ここまで長期のお休みをとることがなく、学生時代からのアルバイトも含めると『仕事をしていない』ことが非日常。とりあえず今のところは楽しんでいますが、先の方が長い……というかいつまで続くのか分からないのが実情です。インドアな趣味に恵まれているとはいえ、飽きて疲れてしまわないように、今後も工夫は必要かなと思っています。

 

自分の日常に1万5千字も割けるとは思っていませんでした。こんなに長い文章を最後まで読んでいただきありがとうございます。こんなことしてみたら楽しいかもよ、とか、わたしはこういうことをしているよ、とか。教えてくれるとうれしいです。(覗かせてください。)(だから言い方。)

皆様のおうち時間にもできる限りの楽しみがありますように。繰り返しになりますが、くれぐれもご自愛くださいませ。

Hello, BIGLOVE!〈2019年総括/ソーホーとAぇとさのくん〉

2週間前に風邪を引いたっきり咳が止まりません。そんな2019年の最後の日です。久々に年の総括……というか印象深かったことと語りたいことを残しておきます。

 

今年の現場数はTwitterにまとめました。

とても楽しかったのですがフツーに生活もあり(当たり前体操)、体力気力きちーなと思うことがあったのでもう少しほどほどにしたいな、と思いつつ、見に行くことでかなりのデトックスをしている自分がいるのもまた確かなので、結局は来年の自分に任せます。といったところ。ジャニーズの、とくに窓系列*1の外部舞台現場が格段に増えたのもあり、ジャニーズプライオリティが強く現れてしまったなぁという感じも否めず。歌舞伎とか他のミュージカルとかももう少し行きたかったな。

 

さて。いろいろあった、たくさん現場に行った一年でありましたが、ざっくりと言い表すならこうです。

「3月狂いまくって11月に奈良行った」

 

☆3月狂いまくった

3月、もちろんミュージカル『ソーホー・シンダーズ』のことですね。狂いました。とにかく狂ってた。初日開けてから寝ても覚めてもソーホーのことばかり考えていたし、楽しすぎて眠れなくって、ずっと寝不足でした、でもアドレナリン出すぎていてずっと元気っていう。感想はこのブログに書きました。

dressigh.hatenablog.com

dressigh.hatenablog.com

合わせて4万字を超えるクソ長文が、狂乱を物語っていますね。元気だな、わたし。まとめられないだけとも言いますが。

ソーホーシンダーズはほんとうに、出会えてよかった、と思わせてくれる素敵な作品でした。もちろんはやしくんのオタクなので、はやしくんが演じてくれたことに大きな意味もあるのですが、それを抜きにしても。誰かを愛することのすばらしさ、純度を高めた先でたどり着く答え、愛する人と向き合うときに自分はどうあるべきか。『普通』とは何か。それらの一つの着地点を教えてもらえたような気がしています。全人類ソーホーシンダーズ見たほうがいいよ、人間を見つめなおせるよ……。

愛、というものを、ものすごく教わった。3月の総括ブログでも書いたのだけど、「きみはそれでいい」と言えたら、こんなにもハッピーなことはないのだと思って。諸行無常の概念は日々を生きている人間に否応なくふりかかるけれど、変わっていく外形の内側、コアとして抱える変わらないものってきっとあって、それを理解できたとき、人と人は長い時間を見つめ合うことができるんじゃないかな、とか。マリリンが言う「でもわたしたちは、変わらない」のように。……まぁ、オタクなので、オタクとタレントの文脈に当てはめてしまうわけですが。笑

ソーホーで教えてもらった愛のかたち、その先で見る『Little Women』にも『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』でも登場するのですよね*2。そのたびに、あぁ、ソーホーでもそんなことを思ったな、って思い返すので、人生において欠かせない指標になった作品です。再演してくれ。なるべく早めに。

はやしくんのことは、3月31日に総括するのがいいのかな……林暦かな……と思っているのでw詳しくは割愛しますが。ミュージカル俳優としてホップステップジャンプな一年!はやしくんを通じてミュージカルの良さを改めて知れた気がしています。来年もよろしくね。

 

☆11月に奈良行った

どうしてこうなっ大賞2019、佐野晶哉さんとAぇ! groupにハマったことです。いやほんとうにどうしてこうなった。ここにきて関西ジュニアに興味を抱いてしまうなんて自分でもびっくりしているのですが、全部8月少クラ大阪のFirebirdが悪いですよ。あんなかっこいいもの見せられたら誰だって好きになるでしょそんなん。

夏の終わりにジワ……と気になったAぇ! group、11月をピックアップするのは、コンサートに行けたことがマジで奇跡的だったからです。申し込みは外れ、ちょっとチケツイしてみたものの人気公演で当然あてはなく、そうだよね突然の新規にはまだ早いわな……ってほとんど諦めていたところで、公演の数日前に「これから好きになる人のきっかけになれば」と優しい方が声をかけてくださって。そんなことあるのかって驚きだったのですがありました。やはり生で見るパフォーマンスの迫力はすさまじく、終了後すぐに「もう佐野晶哉さんとAぇ! groupを知らんかった自分には戻れん……」とつぶやいていました。運命論信者なので、きっとこれが導きだったのだと信じます。

今年の〆のブログ、↑の話題でもっと詳細ななれそめからメンバーひとりひとりのこと、何から何まで書くつもりだったんですけど、さすがに気持ち悪すぎたのでやめました*3。やめたんですが、気持ち悪いオタクであることには変わりないので、今年の総括としてまたいつかのための記録として、佐野晶哉さんのことを残します。(自分で今の自分をだいぶ面白がってしまっている)(読んでくれる方、ありがとうございます)

 

佐野晶哉さんを好きになりました。

きっかけは8月少クラ大阪のFirebird。気に入りすぎて何回もリピートしているうちに目についた、「飛んでいこうぜFirebird」の振付、長い手足を気持ちよく伸ばして、歌詞通り飛んで行ってしまいそうなきれいな体のこなしをもつ男の子。佐野くんがいいと思うと言ったら一緒に見ていた妹に「そうだよなお前の好きな顔だもん」と言われてめちゃくちゃ納得しました。笑 知性をうかがわせるノーブルでやさしそうな薄顔。一重がネタになっていると後から知って、そうなの……!?こんなにかわいいのに……ハッかわいいから……!?ってなったくらいには切れ長の目も好きすぎます。ほんとうに情報がない中で気になるが始まったので(劇団四季の子役あがりってことは知ってましたが)、後々「ドラムだけじゃなくてAぇの楽器は全部弾けるって!?」「小島の名言ソムリエって何!?」「作曲のみならず編曲まで!?」「バレエ経験者でアクロもできんの!?」「学校で声楽を勉強してるって!?」「え!?17歳!!??」と驚きは連続でした。二次元でもこんなに設定盛らんぞ……。

見た目からして若いのは分かるけど、まさか高校生を好きになってしまうとは。(まもなく大学生ですが。)わたしはずっと大人が好きだと思っていたので。BBAだから(笑)という意味ではなく己の精神衛生としても、高校生は自分が見ていくには若いな……と思っていたのに、いざ好きになるとマジで関係ないなと実感する。(佐野くんの性格的な部分も大いにある。)

知れば知るほどツボをついて好きになっちゃってどうしようもない魅力。バラエティのとき、先陣切って面白いことを仕掛けに行くポテンシャルがほんとうにすごくって、尊敬の念に値します。度胸がなきゃなかなかできないことで、最年少というポジションに甘んじず積極的に参加して盛り上げていく、爪痕も残す、そして放つものがだいぶ面白い。クレバーな子なんだなぁというのをその都度感じます。たびたび、自分大事にしいや……と思うこともあるのだけど*4それもまたご愛敬。

テレビだけじゃなくて、『忘れてもらえないの歌』とコンサートで、歌も踊りも芝居も全部の佐野くんを短期間で知ることができたのはとっても大きなことだったと思っていて。タイミングがあまりにも恵まれすぎている。やはり導きだったのだな……。舞台は初ミーツ、もう戻れん!ってなったのがコンサートなので、もし順番が逆だったら忘れ歌通ってたかもしれません。チケットの倍率は置いておいて。アンサンブルと本役をどっちもやれて、ソロナンバーがあって、女装したり笑顔で銃をぶっ放したりキスで女性を黙らせたり投げ込まれるブラジャーに顔を寄せたりして、見所しかないお役だった。笑 空襲に焼かれた街をさまよう人として出てきたときの表情が忘れられないなぁ。やっぱりわたしは芝居が好き!なので佐野くんのお芝居もっと見てみたいな。大人の人の手腕を信じるしか……。(いやでも見つかってるやろ、ACTで堂々と芝居してたし……。)

コンサートで初めて生身の佐野くんを見て(役ではないという意味ですね)知ったことは、とにかく、とにかくたっくさんの才能を抱えているということです。こと歌に関しては。きれいな歌声をしていますし、きれいに歌う人ですが。色の異なる曲に合わせて、がなりを効かせてみたり、ちょっと抜いてセクシーさを出してみたり、奔放な明るい声を出したり、ハモりのときは声量を落としてメインの声を立てたり、ビブラートかけるかけないをそれぞれで選択したり……書いたらきりがない。表現力の鬼。引き出しの多さたるや。素地がままならない状態では決してできないことであり、試したいことやりたいことに従順で。まだすべてをモノにしているとは言い切れないけれどもそれはのびしろというやつで、今のすべてを出し惜しみせず、自分を表現することを恐れない。その姿勢にはこちらが恐れ入ります。desireも、想像をはるかに超える(大して彼を知らないのに想像もくそもあるかいという感じではありますが)表現に打ちのめされました。佐野くんはすごくエモーショナル。歌う姿にはお芝居を見ているような感覚にさせられる。彼の出自や舞台愛に通じるところなんでしょうけど。これから彼がもっといろんなものに出会って、芝居でも歌でも、いろんな表現を手に入れたときには、どんな歌を聞かせてくれるのだろうって、楽しみで仕方がありません。

メインとしてバンドを、ドラムを叩いている姿も初めて見ました。ほんとうにコンサート行けてよかった。音楽知識はほぼないので語る言葉を持たないのが歯がゆいのですが、小島くんが詞を書いて自身が作編曲したというオリジナル2曲、おしゃれすぎてナニコレ!?ってなりました。こんなかっこいいメロディを生み出せる人がグループにいたら一生無敵じゃん……佐野くん、一生無敵じゃん……。言うまでもなく、ドラムはフォーメーション編成でも後列に位置していて、佐野くんはフロントのメンバーを見てはニコニコ笑って((≧∇≦)←って顔するよな)汗かきながら演奏している。最年少は曲を書いてリズムを生み出すグループの屋台骨、それでいて、こんなにも無邪気に、うしろから仲間を眺めては笑っている、すごいな、こんなにすてきな子がいたんだな……って気がつけば号泣していました。えーんすごい。すごいよー。思い出して語彙が消失してしまう。輝いていました。お名前が如く、太陽のように、クリスタルのように。

……この人、17歳にしてこんなにも才に彩られ、ここからさらに伸びていって、って、事務所大丈夫?持て余さん?持て余すなよ?とあらぬ方向に話しかけたくなるほど魅力的な方に出会ってしまいました。時間のない年の瀬にこんなにも無意味な長文をしたためるこの有様に、オタクのガチ感が伝わってしまっていると思います。(読んでくれた方本当にありがとうございました。)中身の話があまりないのは、やっぱりまだ人物を深く知るには至っていないからです。ありがたいことに雑誌めちゃくちゃ出てるしテレビもあるので絶賛ラーニング中ですが……佐野くんのこと、長い時間をかけて知っていけたらいいなぁ。

受験休みを検討していたという佐野くん。今の選択をしてくれなければ出会えていないままだったかもしれないと思うと胸がぎゅっとする、同時に、今だからこそ巡り合えたのだなぁとも。そこにいてくれてほんとうにありがとう。心からありがとう*5。関ジュの文脈をほとんど知らないわたしがこんなことを言うのはとてもおこがましいかもしれませんが。五人のお兄さんたちに、仲間に、見守っている多くのファンの方に、限りない愛を注がれて、まばゆく輝いていく佐野くんのこと、できるだけ見ていきたいなと2019年に強く思いました。

……そんなこと言いながら、さっそくいけないんですけどね京セラドーム……いや、自分のペースで。笑 だってもう「戻れない」から。派手にはしないんで戻さないでいただけるとありがたいです……。笑

 

そんなこんなです。(長い)(相変わらず)

うっかり推しが増えたり、人生イチの作品かも!?と思えたり、2019年は出会いの年だったような感じがします。特大トピックスだけを語りたくて記事にしましたが、書いてないことも見た数々のステージも、それぞれがほんとうにうれしい楽しいで祭りでした。ありがとう。来年はどんな年になるでしょうか。遠征は増えるのでしょうか。こうご期待です。笑

今年も一年、お世話になりました。来年もこんな感じで重く熱くやっていくと思うので、興味が尽きるまでお付き合いくださると誠に幸いです。

2020年もよろしくお願いいたします!レッツゴートゥザトニトニ!

(余談ですがタイトル、どうしようって悩んでたら「2019年のお前といえば「佐野くんBIGLOVE」だろ」って妹に言われたのでそれにしました。ソーホーもはやしくんもAぇも佐野くんもBIGLOVE……です。)

 

*1:死語とか言わない

*2:そしてわたしは『デルフィニア戦記』のリィとシェラ、ウォルとリィにも、ソーホーと通ずるテーマがあったなって思ってる。すべては愛なのだ。

*3:あと単純に終わらない!wいつか何かの折に……。

*4:勝負パンティーとかな

*5:先日放送のラジオで「こんなに幸せなことをさせていただけるなんて」と仰っていたのが、わたしの心にずっと残るだろうなと思いました。こちらこそ、幸せを勝手に感じています。